気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

黒森峰女学園 ティーガーⅠ 完成です!!

2015年02月28日 | ガルパン模型制作記

 履帯と転輪上部とを接着しました。足回りが引き締まって更にカッコよく見えます。ガルパン仕様の再現は、後部の二つのハンドルを除いて全て行ないましたので、とりあえずこれで完了としておきました。


 つや消しクリアーを吹き付けました。今回車体色に使用した塗料「黒森峰ゲルブⅠ」は半光沢なので、つや消しをかけることで劇中車のような落ち着いた色感にまとまります。


 ティーガーⅠは、この日初めて黒森峰女学園に納車されました・・・、という感じでした。黒森峰女学園戦車道チーム隊長の西住まほが登場しました。

まほ 「綺麗な車体だな。整備も万全のようだ」


 さっそく試乗する西住まほ。

まほ 「まずは、戦車前進」


 そこへ、一年生にして副隊長の西住みほがやって来ました。

みほ 「お姉ちゃん、ティーガーⅠが届いたんだね」
まほ 「みほも乗るか?」
みほ 「うん」


 西住みほはローダーズハッチを開けてそこにおさまりました。

みほ 「新しい戦車はいいね」
まほ 「そうだな」


 そうして二人でティーガーⅠに乗って練習場を走り回りました。


 黒森峰女学園が無敵の九連覇をなしていた頃のシーンです。


 会話する西住姉妹。話題は試合や戦術など様々でした。西住流の隊長と副隊長がこうして揃っているシーンを、アニメシリーズで一度見てみたかったですね・・・。


 今度は西住みほがキューポラにおさまりました。

みほ 「この位置もいいな」
まほ 「そうか、それならそのポジションでやってみるか」

 西住みほにとって初めての戦車道全国大会での、搭乗車と指揮位置が決まった瞬間でした。


 さらに西住まほが言いました。

まほ 「ティーガーⅠはもう1輌が数日後に届く。車番は217だ。みほはそれに乗れ」
みほ 「え?いいの?」
まほ 「ああ、それから今度の大会ではフラッグ車も任そうと考えている」
みほ 「えっ?!」

 かくして、その後、プラウダ高校チームとの決勝戦での、あのシーンを迎えたわけです・・・。


 試乗を終えて校舎に戻る西住姉妹でした。

 いやー、ガルパンキャラクターのフィギュアがあると色々楽しめますね。今回使用した「にいてんご」のシリーズは黒森峰時代の西住姉妹を再現出来るうえ、サイズ的にもキットの戦車とあまり違和感がありません。ハッチにもおさまりますし、並べて撮影しても良い図が得られます。

 ともあれ、黒森峰女学園チームのティーガーⅠが完成しました。製作日数は、2015年1月29日から2月5日までの8日間で、組み立てに約3日、塗装に1日かかりました。組み立て作業の途中で、大洗へ二泊三日の日程で出かけていましたので、それ以外の日はほとんどキットに向かい合っていたことになります。
 今回はタミヤのキットでしたので、楽に組み立てることが出来ました。ガルパン仕様への追加工作も、後部の道具箱ラックの自作をのぞけば、ほとんど小改造で済みましたので、初心者にはおすすめのキットです。
 ティーガーⅠだけでなく、黒森峰女学園チームの戦車は、すべてタミヤからキットが出ていますから、大洗女子学園チームの戦車を揃えるのに比べれば、楽に作れてすぐに揃えられるのではないかと思います。あと、ガルパン仕様では車体色もシンプルなので、塗装も楽ですね。

 なお、今回のタミヤのキットで、より劇中車に近づけるのであれば、前述の車体後部マフラー横の二つのハンドルを付けるほか、後部左側マフラーの内側にC型シャックルを一個取り付けます。ですが、C型シャックルの取り付けはパーツの組み合わせ上ちょっと無理があり、マフラーカバーに穴を開けたりしないと出来ません。劇中車の取り付け状況も、詳しい画像が無いので分かりにくいです。
 さらに、履帯も極初期型の特殊なタイプに交換することになります。でもそのタイプの履帯は、同じタミヤの極初期型のキットには入っておらず、フリウルモデルから金属製パーツが出されているのみです。
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黒森峰女学園 ティーガーⅠ 作ります!! その7

2015年02月27日 | ガルパン模型制作記

 組み立て工程を完了し、サーフェイサーを吹き付けて塗装の下地を作りました。三回ほど薄く吹きつけておきました。


 車体色は、上写真のミスターカラーの「ガールズ&パンツァーCOLORSET黒森峰女学園Ver.」の三色のうちの「黒森峰ゲルブⅠ」を使用しました。黒森峰女学園チームの各戦車は、この特色セットで塗装が出来るので便利です。


 車体の塗装が完了しました。劇中車の色より明るめに感じられますが、アニメの色調は基本的に暗めであるので、実際の色はこんなものだろうと思います。転輪のゴム部分はポスカの黒で塗り、履帯は28番の黒鉄色で塗装しました。その後、履帯を装着しました。


 砲塔の塗装も完了しました。ジャッキ台の木製部分を43番のウッドブラウンで塗りました。ハッチ類の内側は車体色の「黒森峰ゲルブⅠ」に少しグレーを混ぜた暗めの色で塗りました。


 最後に、前部の機銃を28番の黒鉄色で塗り、塗装の全てを終えました。劇中車はOVM類が装備されていないので、細かい塗り分けが不要で、その分楽でした。


 カッコいいです。しばらく眺めていても飽きませんでした。


 砲塔を回すとカッコ良さが増します。88ミリ戦車砲の威力や如何に、という感じですが、劇中で西住まほの搭乗車が相手チームの戦車を撃破するシーンはありませんでしたね。最後の妹との一騎打ちでも直撃弾を得るには至りませんでした・・・。


 デカールは、モデルカステンのデカールセットVol.2にあるものを使用しました。


 このデカールセットには、ティーガーⅠ用のデカールが二種類入っています。今回の西住まほの搭乗車には番号212を使用しました。番号217は、西住みほの黒森峰時代の搭乗車を再現するときに使います。


 今回使用したデカールです。校章2枚、番号212が3枚です。校章2枚は車体左右側面の後方に、番号212の3枚は砲塔の左右側面前方とゲベックカステンの背面に貼ります。


 デカールを貼りました。貼り付け位置は、公式設定資料図および劇中シーンを参考にしました。


 正面観です。幅広の履帯が印象的です。


 斜め後ろから見ました。ティーガーⅠは後部の輪郭に特徴がありますから、こうしたアングルがとても絵になります。
 なお、ガルパン仕様では、後部左側マフラーの左に特殊な形状のハンドルが二ヶ所つきますが、その正確な形状と位置がはっきり分かる画像資料が手元に無かったので、このハンドルの再現は見送りました。プラッツの公式キットの方ではそのハンドルのパーツもあると聞きましたが、今回のタミヤのキットには含まれていませんでした。


 側面観です。履帯をまだ転輪上部に接着していないことに気がついたので、後で接着しました。 (続く)

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黒森峰女学園 ティーガーⅠ 作ります!! その6

2015年02月26日 | ガルパン模型制作記

 ステップ18では、主砲を組み立てて、砲塔に取り付けます。同時に砲塔の上面を組み立てます。ここではF42が不要で、ベンチレーターはA45を使用します。
 ステップ19では、砲塔の上面にキューポラを、側面にピストルホールや予備履帯やゲベックカステン、スモークディスチャージャーなどを取り付けますが、劇中車は予備履帯を装着していませんので、B18およびF24は不要です。


 ステップ18で組み立てるパーツの全部を切り出して並べました。


 ステップ18の工程を終えました。56口径88ミリ戦車砲の存在感はさすがですね。


 続いてガルパン仕様への追加工作に移りました。御覧のように砲塔上面に八つの円形の窪みが並びますが、これは劇中車にはありませんので、パテで埋めて消しました。


 砲塔上面の八つの円形の窪みを埋め終わった状態です。毎度のことながら、粗雑な仕上げですね。その後にキューポラを取り付けました。


 さらに、砲塔上面の前端にモールドされている溶接痕もガルパン仕様にはありませんので、タイラーやサンドペーパーなどでヤスって消しました。


 続いて、砲塔左右のスモークディスチャージャーを取り付けました。つまりは発煙弾の発射器ですが、戦車道の試合では煙幕の使用もありました。大洗女子学園チームが煙幕を展開した作戦を採っていましたが、大洗チームの各戦車には発煙弾の発射器はありませんでしたね。どこから煙幕を出したんでしょうか・・・。


 ガルパン仕様への追加工作は、もう一ヵ所あります。劇中のワンシーンを見ると、砲塔上面にキットのパーツにはない円がみられます。黄色円内に示しましたが、これは何かの蓋のように見えます。


 円をケガいて表現するのは難しいので、プラペーパーを円形にカットして貼り付けるという方法で再現しました。まあ、こんなもんでしょう。


 ラストのステップ20では、砲塔を車体に取り付け、車体左右のフェンダーを接着します。


 車体左右のフェンダーのパーツA19です。四枚のフェンダーを一体成型でパーツ化してあります。


 公式設定資料の図を見ると、黄色円内に示したように、前から二枚目のフェンダーがかすかに浮いているのが分かります。


 劇中のワンシーンでも、前から二枚目のフェンダーがかすかに浮いているのが看取出来ますので、左右とも二枚目だけが浮いていることが理解出来ます。これはタミヤのキットのボックスアートでも同様なので、ガルパンのティーガーⅠがタミヤのキットをモデルにしていることが伺えます。


 そこで、上図のように二枚目のフェンダーをいったんカットしました。


 カットによって三枚に分割したA19を、指示位置に接着しました。カットした二枚目のフェンダーだけを、少し持ち上げるような感じで取り付け、僅かに浮いた状態を再現しました。


 反対側のフェンダーも同様の工作を施して車体に取り付けました。


 これで組み立て工程の全部が終わりました。タミヤのキットだからというのもありますが、難しい工程はほとんどなく、組み立てやすかったです。ガルパン戦車キットのなかでは、初心者にもおすすめ出来るレベルだと思います。


 砲塔を取り付ければ、重厚な威圧感に満ちた箱型のスタイルの重戦車の姿が出来上がります。これぞティーガーⅠ、ってな感じですね・・・。 (続く)

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ガールズ&パンツァー リボンの武者

2015年02月25日 | ガールズ&パンツァー

 「ガールズ&パンツァー」のスピンオフとして以前から話題になっていた、「ガールズ&パンツァー リボンの武者」のコミック単行本第一巻が2月23日に発売されました。カドカワのMFコミックスのフラッパーシリーズの一冊です。アマゾンでの情報はこちら


 で、昨日、職場の帰りに近くの本屋で買ってまいりました。内容を読むのは初めてでしたが、何か戦国時代の感覚世界の物語を見ている気がしました。アンツィオ高校やサンダース大付属高校の面々が登場したことで、やっと「ガールズ&パンツァー」の世界観の延長上にあるという実感を得ました。

 主人公は戦国武者ティストが濃厚ですが、実際に中世戦国史を勉強して武士や城郭のことを学んだ側からすると、一般的な歴史観の範疇を出ていない、と思います。最近の研究によれば、中世戦国期に関するこれまでの理解というのが、かなり実態とずれているらしいことが明らかになってきていますので・・・。
 でも、こういう戦国武者ティストのサムライガールが戦車で活躍するストーリーというのは、私的には「グッジョブ、ベリーナイス!!」です。中世戦国期特有の、数に頼らず気合と技と機運で勝ちに行くスタンスをよく戦車戦に反映させて表現しています。

 あと、主人公の鎧武者姿を見ていて、どうしても戦国時代伊予国の伝承的女性、大祝氏の鶴姫の鎧を連想してしまいます。愛媛県の大三島に鎮座する大山祇神社が所蔵する、鶴姫所用と伝える鎧です。国重要文化財に指定されており、大山祇神社では、現存する唯一の女性用鎧、としています。その文化財情報はこちら
 しかし、中世戦国期の鎧や具足は、確か男女共通だったと何かの論文で読んだ記憶がありますので、女性用の鎧というのが本当にあったのかどうかは疑問です。文化庁の公式記録台帳でも、室町後期の胴丸の一例、と慎重にまとめています。

 ちなみに鶴姫に関しての情報はこちら。地元の大三島では毎年の行事として「三島水軍鶴姫まつり」をやっていますし、小説やドラマにもなりましたから私もよく知っていて、それなりのイメージがあるのですが、その人物イメージというのが、私のなかではどうも「リボンの武者」の主人公に重なるんですね。
 たぶん、「リボンの武者」の主人公の元ネタは鶴姫で間違い無いでしょう。名前が「鶴姫しずか」なのですから・・・。

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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く14 その15 「栗崎屋と献血ルームです!!」

2015年02月24日 | 大洗巡礼記

 「さくらい食堂」でゆっくり過ごしたので、レンタサイクルの返却時間が近づいてきました。そこでリゾートアウトレットまで戻りました。施設の入口付近から交差点をふと振り返り、なんとなく一枚撮りました。


 「ベリークルーズ」の横で返却直前の記念撮影をしておきました。


 徒歩に戻って、そのまま「栗崎屋」に直行しました。この日はおやつも一口サイズ、食事も量が少なくて「さくらい食堂」でもかけそば一杯だけでしたから、もう少し何か食べたいという気持がおさまりませんでした。よし海鮮丼でも食べてゆくか、と考えて暖簾をくぐりました。


 このお店にも何度か来ていますが、店内のガルパン展示品は少しずつ増えていて、そして今回は整理して並べ直してありました。有名人さんたちの色紙も加わっていました。


 今回いただいたガルパンメニューのひとつ、海鮮丼セットです。涸沼産シジミの味噌汁がつきますが、これがとても美味しいのでした。お代わりを頼もうかな、と考えたぐらいです。


 「栗崎屋」を出て、大洗駅へと向かいました。劇中では優勝凱旋パレードのコースとなった道を逆にたどりました。


 大洗駅に近い地点には、劇中にも登場したクリーニング屋の建物がありますが、その二階にKUMONの算数数学教室が入っています。
 中学校の頃、数学が苦手だったのでなんとか克服しようと、しばらく公文の教室に通った思い出があります。おかげで計算問題に強くなりましたね・・・。


 駅前のロータリー内にはガルパンタクシーが二台揃って客待ちをしていました。二台揃っているのは初めて見ました。乗る機会はたぶん無い、と思います。私の大洗での移動手段は、自転車が中心だからです。


 帰りの列車は、嬉しいことにガルパンラッピング列車でした。以前はなかなか乗れなかったのに、ここ数回の大洗行きではほとんど乗っています。それも2号車の方が多いです。


 水戸駅で降りて、北口から中村ビルへ向かいました。


 今回も、ガルパン献血キャンペーン期間中にあたっていたため、帰りに水戸の献血ルームに立ち寄って献血をする予定だったからです。


 二度目の献血なので、献血カードも持参して手続きは簡易で済みました。400ml献血を選択し、約一時間ほどで事後の休憩を含めた一連のプロセスを終えました。今回の献血に際しては、利用後に送られてくる血液検査結果を知るのが一番の目的でした。

 実は、私は以前から定期健康診断のたびに脂質異常症(ししついじょうしょう)と診断されていました。以前は「高脂血症」と呼ばれた症状で、職場での定期検診でも同様の診断を下されて、肥満気味の体重を落とすようにアドバイスされていました。医者の診断では、私の場合は体重を落として痩せれば高脂血症も改善出来るレベルだ、ということでした。また便秘気味だったので、野菜や果物もしっかり摂って便秘も改善するように言われました。
 それで、この二年間ずっと、食事内容および量の改善に努めていました。去年の3月に異動で引っ越したのを機に、食事の中身や量を見直し、医者から渡された改善プログラムにしたがって食事時間帯もずらしました。その結果、とにかく空腹になって腹がグーッと鳴る事が増えました。そうなっても、一度の食事量は少しにとどめる、という生活を続けていました。大洗での食べ歩きでも、少ししか食べないようになり、この日も空腹感をひきずってあちこちで食べる形になったわけです。
 そうした生活習慣改善の取り組みの進捗の目安として、血液検査の結果をおさえるように言われていました。

 そんななかで受けた、前回の初めての献血の結果報告では、コレステロール値が基準値超えの異常値のままで、まだ脂質異常症から抜け出せていませんでした。
 それから頑張って、普段の体重を三キロほど減らしました。模型仲間の一人に栄養士の方がいるので、その人にも相談して、食事の材料を変更する試みをやりました。お米を五穀米へ、ピーマンをパブリカへ、レタスをブロッコリースプラウトへ、椎茸を舞茸へ、乳酸菌飲料をフェカリス菌飲料へ、というような感じです。
 そうしているうちに、便秘が治ってきて、ほぼ毎日お通じがあるようになりました。朝の目覚めもスッキリしてきました。少しずつ体調が良い感じになってきたので、脂質異常のほうも以前よりは改善されているだろうという実感が少なからずありました。その成果を、今回の血液検査の結果にて確かめてみたかったのでした。

 結果は、後日送られてきた血液検査結果によれば、驚くほど良くなっていました。ここ数年間ずっと300近い異常値のままだったコレステロール値が、基準値以内の220になっていました。
 去年の秋ぐらいから、友人や模型サークルの仲間たちなどの周囲の人に「お前ちょっと痩せたな」と言われるようになっており、鏡を見て昔は丸かった自分の顔の輪郭がやや細くなっているのに気づいていたので、いくらかは改善しているだろうとは感じていたのですが、基準値内に戻るとはまだ思っていなかったので、本当に嬉しかったです。
 とりあえず、この食事習慣での生活を維持しつつ、次の健康診断での医者の判断を仰いで、さらに自身の身体の健康を目指したいと思います。


 今回の大洗行きにて得た、ガルパン公式缶バッジの全部です。新たな品としては、献血キャンペーン特典のほか、2015年のあんこうチーム戦隊バージョン、「みむら時計」の購入特典のB1bisデザイン2種類、「丸五水産」の購入特典の角谷杏誕生日記念、「田口理容店」のオリジナルシリーズの一種「志」などが挙げられます。
 また、曲がり松商店街では、お年玉の一種とおぼしき「御宝銭」もいただきました。五円玉が入ってますよ、と「年宝菓子店」のお婆さんに教えていただきましたが、まだ一度も開いて中を見ていません。

 以上にて「ガルパンの聖地・大洗を行く14」のレポートを終わります。

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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く14 その14 「さくらい食堂です!!」

2015年02月23日 | 大洗巡礼記

 漁港から引き返して「カジマ」に立ち寄り、おやつにコロッケを購入しました。もちろんホシノの缶バッジも特典としていただきました。やっぱりホシノですよねー。


 コロッケを食べながらマリンタワーの広場へと歩きました。この日も快晴で、気温も比較的高かったので、陽光に包まれて暖まりました。マリンタワーに登ろうかな、と思いましたが、時間が無かったので次の機会に譲りました。


 昨日と同じように、リゾートアウトレットのまいわい市場の横からプロムナードデッキへと進みました。
 私が初めて大洗を訪れたのは、14年前の2001年の9月ですが、その時はリゾートアウトレットの施設群はまだ無かったのでした。マリンタワーの横に広大な空き地が広がっていて、案内してくれた水戸の友人が「近々ショッピングセンターが出来るらしい」と教えてくれたのを憶えています。その時は「ショッピングセンター」と聞いてイトーヨーカドーとか西友ストアみたいなのを連想しました。だから現在のアウトレット形式の商業ゾーンになるとは予想もしませんでした。


 この日も午前中はレンタサイクルを利用することにし、昨日利用した「ベリークルーズ」さんで予約しておいた三台目の自転車を借り出しました。Ⅲ号突撃砲F型のデザインでした。


 のんびりと港湾地域を走り回ったのち、「カノウヤ」でパンを買って食べ、「江口又進堂」の前にさしかかりました。すると店内の江口さんと目が合ってしまい、それを機に立ち寄って挨拶し、少し世間話をしました。


 10時を回っているというのに、商店街の中心部さえ閑散としていました。ガルパンブーム以前の静かな町の雰囲気を取り戻しつつあるようです。2001年の9月の初訪時に、さかなや隠居の天丼を食べに行きましたから、この通りも歩いたはずなのですが、あまり記憶がありません。


 この日は水戸の友人宅でトーストの朝食をいただき、さらに「ウスヤ」の焼き芋、「カジマ」のコロッケ、「カノウヤ」のパンと食べ継いでいるにもかかわらず、いずれも少量であったために、空腹感が止まりませんでした。
 いっぺんどこかで御飯とかを食べないといけないな、と考えて久しぶりに大洗漁港近くの「五十集矢」に立ち寄りましたが、残念なことに臨時休業日でした。


 「五十集矢」が休みだったので、どうしようかと思案しつつ自転車をふと見下ろし、デザインのⅢ号突撃砲F型つながりで「さくらい食堂」に行くことを思いつきました。思い立ったらすぐ実行、でした。Ⅲ号突撃砲F型のパネルの設置店へⅢ号突撃砲F型デザインの自転車で行くというのも、楽しいものでした。


 相変わらず賑やかな、店内のガルパン展示コーナーです。また色々と増えているようですが、最近に整理されているのか、以前の雑然とした感じが無くなっていました。


 このお店にて展示されている缶バッジは、以前に私が寄贈させていただいた自作のカバさんチームの6個セットの他には、大貫商店会発の3種類、田口理容店発の9種類のみが並んでいました。女将さんによれば、「集めたらキリが無いからね、大貫商店会でやってる分だけでいいんじゃないか、ってね」とのことでした。
 大貫商店会でやってる分、ということになりますと、こそこそ作戦イベントのEDバージョン8種類、カモさんチーム三人の早寝早起き、などもありますし、店舗別のオリジナル公式品では「さくらい食堂」のほかに「今村金網工業」や「ココストア」や「タヤマ石油」などの品もあります。この日利用していたレンタサイクルの利用特典の戦車デザイン品もありますから、かなりの数にのぼりますね・・・。


 ガルパン展示コーナーの展示品では、やっぱり戦車キットが目立ちます。今回はねんどろいどぷちの隊長たちが搭乗していたので、ガルパン戦車の雰囲気が強くなっていて楽しかったです。
 私の制作では、大洗女子学園チームと黒森峰女学園チームの戦車を対象にしているため、どうしても右端のティーガーⅠに目がいってしまうのでした。お姉ちゃんが乗っているそのティーガーⅠは、見たところタミヤの製品の素組みのようで、ガルパン仕様への追加工作や改造のあとがまったくありませんでした。


 こちらは聖グロリアーナ女学院、サンダース大学付属高校、アンツィオ高校の所属車輛です。ねんどろいどぷちの隊長たちがおさまっていますが、いずれも私の制作では今のところ作る予定がありませんので、キット完成品の状態を参考として見るにとどまりました。


 フィグマの西住みほ、武部沙織、秋山優花里も居ました。木製の縁台に腰かけて、食玩のアイテムらしき野菜やオムレツやカツ丼などを手に持っていました。手前にはこのお店の出前箱のミニチュアまでありました。面白い演出ですね。
 この日はあたたかいたぬきそばをいただきました。居合わせたガルパンファンの方ともしばらく話をしました。相手もガルパン戦車キットの制作を楽しんでおられるようで、展示コーナーの展示品を見ながら、ガルパン仕様をどうやって作るか、という話をしました。

 その方は、店に入るなり挨拶して女将さんと親しげに世間話をしていた私を、このお店の常連さんだと思ったようで、目が合ったときに会釈しつつ「こちらの店のファンの方ですか?」と訊ねてきました。「まあ、そうですね、ここは展示品も多くて楽しいですし」と応じたら、「もしかしてツイッターとかでこのお店を出しておられるケイスケさんですか?」と聞かれました。いえ違います、と答えると、あっすいません、と頭を下げてきました。
 私はツイッターはやっておりませんので、と話したら、「そうですか、てっきりこの人だと思っちゃったんです、すいません」と再び頭を下げつつ、寄せ書きノートのページに貼られてある名刺を示してきました。「啓介」とありました。ガルパン常連ファンの方のようですが、私の知らない人です。
 それで、当方はこういう者ですが、と自分の名刺を渡したところ、相手は驚いて「あっ、このブログよく知ってますよ、毎日読んでますよ、戦車のプラモ作るのにいつも参考にしてます」と言い、喜んでいました。それからまたガルパン戦車キットの制作のポイントなどの話題で盛り上がりました。群馬県の方でした。


 一時間余りを楽しく過ごし、女将さんや若主人に挨拶して退出しました。店先に停めてあった自転車がちょうどパネルの前に位置していたので、記念に撮っておきました。群馬県の方は「さすがですね、この自転車でこの店に行くとは凝ってますねえ」と笑っていましたが、凝ったのではなく、偶然にそうなったのですよ・・・。
 相手は「次はB1bisを作るんで、記事を参考にさせてもらいます」と言いました。頑張って下さい、と応じ、店先で左右に別れました。 (続く)
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黒森峰女学園 ティーガーⅠ 作ります!! その5

2015年02月22日 | ガルパン模型制作記

 ステップ15では、車体上面にOVM類やSマインを取り付けますが、前述したように劇中車はOVM類もSマインも装備していません。OVM類の留め具だけがあります。留め具がある部品は、前部フェンダー上のスコップB28、車体上部前面のハンマーA25、スコップA27、斧F16、の4点だけです。A29とA54は不要で、5ヵ所のSマインも不要です。前部牽引フックのB17、消火器のA20、板状のF19は指示通りに取り付けます。


 劇中のワンシーンでも、OVM類やSマインが無いことが分かります。戦車道においては必要ないものばかりですね。


 左より、前部フェンダー上のスコップB28、車体上部前面のハンマーA25、スコップA27、斧F16、板状のF19です。板状のF19は何の部品なのか分かりませんでした。


 車体上部前面のハンマーA25、スコップA27、斧F16の3点を指示通りに車体に取り付けました。斧F16は、留め具の数と位置が劇中車と異なるので、公式設定資料の図を参照して再現する必要があります。また前部フェンダー上のスコップB28は、既に取り付けてカットして留め具だけを残しています。


 順にカットして留め具だけを残しました。斧F16の柄の留め具はそのまま切り残しますが、刃の根元にももう一つの留め具があり、これはキットのパーツにはモールドされていないので、不要ワイヤーのパーツについている留め具をカットして転用しました。
 また、車体右側のフロントハッチ(上図では左側)の前の突起の隣にも留め具らしきものがありますので、これも不要パーツから留め具を転用して再現しました。


 これで全ての留め具を再現しました。あとは前部牽引フックのB17、消火器のA20を取り付けるだけで済みます。


 ステップ16からは、砲塔部分の制作になります。主砲の防盾および砲尾、砲塔を組み立てます。制作ガイドの指示通りに進めてゆきます。
 ステップ17では、砲塔の各ハッチを組み立てます。ハッチ類は全て可動とする積りでしたので、いつものようにピットマルチを使用して開閉が出来るようにします。砲塔右側面後方にある非常用ハッチもピットマルチでの取り付けを選びました。


 主砲の防盾および砲尾のパーツ類を切り出して並べました。


 主砲の防盾および砲尾を組み立て終わりました。


 砲塔の組み立てにおける各パーツを切り出して並べました。


 砲塔右側面後方にある非常用ハッチのパーツB22は、キットには2個入っています。うち1個は開状態にするべくヒンジ部でカットして90度の角度で再接着しました。これで開状態も再現出来ますが、これは実際にはいざというときの脱出用のハッチなので、ここから出入りするわけではありません。


 砲塔の各ハッチのパーツを切り出して並べました。左手前がキューポラ、右奥がローダーズハッチです。細かい部品が多いです。制作ガイドの指示通りに進めてゆきます。


 キューポラおよびローダーズハッチが完成しました。ローダーズハッチは裏面を上にしてあります。ハンドルなどが細かく再現されています。キューポラのハッチの形状は、前回作ったポルシェティーガーのそれと同じでした。 (続く)

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黒森峰女学園 ティーガーⅠ 作ります!! その4

2015年02月21日 | ガルパン模型制作記

 ステップ11では、エアクリーナーを組み立てます。劇中車は初期型ですので、エアクリーナーも上図左の初期型を選んで作ります。
 ステップ12では、吸気パイプ、ボッシュ型前照灯、Sマインなどを作りますが、Sマインは劇中車にはありませんので、パーツF43、F44、F53は不要です。


 ステップ11のエアクリーナーの組み立てを終えました。タミヤのキットは、細かい部品でも組み立てやすく配慮されているので、作業が楽です。


 ステップ12の吸気パイプ、ボッシュ型前照灯を組み立て終わりました。吸気パイプに使用するパイプは布製なので、鋭利なナイフでカットしても切り口がささくれ立ってしまいます。制作ガイドとは別に添付されていたパイプのカット指示ガイドでは、塗装後にカットするように勧めていますが、出来栄えは余り変わりませんでした。


 ボッシュ型前照灯の基台パーツF30は、車体に取り付けました。ボッシュ型前照灯の本体はこの段階では接着しませんでした。車体を裏返したり手で持ち替えたりする際に誤って破損する可能性があるので、組み立て工程が大体終わった時点で接着することにしました。


 ステップ13では、エアクリーナーパイプなどの取り付けや、フロントハッチの組み立てを行ないます。ここは制作ガイドの指示通りに進めました。フロントハッチは開閉出来るようにしたいので、車体への接着はしないことにしました。
 ステップ14では、車体上部と左側面にワイヤーを貼り付けますが、ガルパン仕様ではワイヤーが外されており、留め具のみが残されています。公式設定図や劇中シーンを参考にして、留め具の全てを再現することになります。


 エアクリーナーパイプなどを取り付け、車体後部の各パーツも全て接着しました。


 いかにもドイツの重戦車、という感じの重厚な車体後部の輪郭です。エアクリーナー、吸気パイプ、マフラー、マフラーカバー等が織りなすエリアの構成美そして機能美すら感じられます。黒森峰女学園チームの戦車はだいたい後部がこんな感じであるのがほとんどです。


 フロントハッチも完成しました。開いた状態でも鑑賞にたえるように、内部のハンドルやペリスコープも再現されています。キットの指示ではヒンジのパーツA5を使ってハッチを車体に取り付けますが、それだとハッチの穴が狭くなって、ガルパンキャラのフィギュアを乗せるのが困難になります。とりあえずヒンジのパーツA5は使わず、開状態を再現する別の方法を後で考えることにしました。


 ステップ14ではワイヤーなどを取り付けますが、劇中車は上図のようにワイヤーを外した状態になっています。その留め具だけが残されており、上面ワイヤーのそれは赤円内の2ヶ所、左側面ワイヤーのそれは黄色円内の9ヶ所にあります。キットのワイヤーの留め具の位置と異なるものがありますので、それに合わせる必要があります。


 車体上部のワイヤーは左右にあり、パーツはA6とA21を使用します。


 左右とも留め具は2ヶ所だけですので、上図のようにカットして、2ヶ所の留め具とそれらの間のワイヤー部分とを残しました。


 この状態で車体に取り付けました。接着剤は留め具の部分にのみつけ、固まってからワイヤー部分だけを切り取って2ヶ所の留め具だけを残しました。劇中車では留め具の上面がキザキザになっていますが、そこまでの再現は私の腕では難しいので、やめておきました。


 車体左側面に貼り付けるワイヤーのパーツF1です。留め具の位置が劇中車のそれにほぼ合うのは、上のワイヤーの5ヶ所と、下のワイヤーの左端あたりの2ヶ所ですので、その計7ヶ所を再現することになります。


 上図のように、不要部分をカットしました。カットした不要部分についている二つの留め具も、後で再利用します。


 車体の左側面に貼り付けました。位置は制作ガイドの指示通りで良いです。


 上図のようにワイヤー部分を全て切り落として取り除き、留め具を残しました。位置が異なる留め具2ヶ所は、公式設定図や劇中シーンを参考にして位置をずらして接着しました。前方の2ヶ所の留め具は、カットした不要部分にある二つの留め具を再利用して再現しました。

 ガルパン仕様では、OVM類やワイヤーが全て外されて留め具だけが残っていますが、一つ一つ作るのは大変なので、パーツをいったん指示通りに接着してからカットして留め具だけを残す、という方法を試みました。留め具そのものは単なる突起でしかありませんが、留め具の位置と形がある程度分かれば良いので、私としてはこれで充分でした。 (続く) 

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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く14 その13 「海岸と街中を歩きます!!」

2015年02月20日 | 大洗巡礼記

 神磯の鳥居に礼拝したのち、海岸沿いの堤防道を散歩しました。


 一度、神磯の鳥居を振り返って撮影しました。


 シーサイドホテルや大洗ホテルが並ぶ海岸沿いを歩いたのは、意外にも今回が初めてでした。思えば、大洗海岸やサンビーチなどの海辺に行ってのんびりと歩く、という機会がありませんでした。


 大洗ホテルの前の海岸には、白い灯台があります。灯台としては小さく、そしてアクアワールドから大洗漁港までの長い海岸線にて目にする唯一の灯台です。


 灯台付近の砂浜には、車の轍がありました。どこから砂浜に入って走ったのでしょうか。


 鹿島灘は、荒れている日は近づくことも出来ないのですが、こうした穏やかな海面の姿に接していると、荒波が大きく打ち寄せて岩に激しくぶつかって水柱をあげてゆく景色がちょっと信じられなくなります。でも、以前に大荒れの海面を見たことがありますので、海の景色の変化の大きさがあらためて理解出来ました。


 大洗ホテルの横から車道に戻り、大洗磯前神社の一ノ鳥居を見ました。


 大洗磯前神社の一ノ鳥居の中に、劇中で登場した参道坂道がおさまるように撮影してみました。このアングルで撮ったのは今回が初めてでした。


 東町商店街への道に折れ、「森寅ひもの館」の横を通りました。以前は店先にノンナのパネルが置かれていましたが、設置管理が難しくなったとかで、現在は「さかげん」に引き取られてカチューシャと並んでいます。


 「新屋酒店」の店先には山郷あゆみが居ました。上半身にまとっている衣類は、去年の正月に見かけたのと同じもののようでした。


 横の街路に入って回り道をしたりしました。海辺の古い街並みの風情が各所に残されていて、昭和的な景色にも出会える場所があったりします。


 「ウスヤ精肉店」に立ち寄って挨拶しました。店主の関野さん夫婦と少し話しました。


 続いて「丸五水産」に立ち寄りました。朝は忙しいようで、誰も居ませんでした。お馴染みの軽トラ「○五式軽鮮車」も見当たりませんでしたので、仕入れや配達に出ておられたのでしょう。


 のんびりと歩いて、いつしか「しゅんさい」の横を通りました。以前に昼食をいただきましたが、今度は夕食をいただきたいですね。 (続く)

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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く14 その12 「再び大洗に参ります!!」

2015年02月19日 | 大洗巡礼記

 東照宮を出て銀杏坂を降りました。途中で見かけたマンホールには、水戸のマスコットキャラクター「みとちゃん」がデザインされていました。頭部は水戸納豆、服装は黄門様スタイルという、とても分かりやすい意匠です。奈良のバカっぽい鹿角ガキとは雲泥の差があります。


 U氏は9時から出勤なので、水戸駅に戻ってスターバックスで御礼のコーヒーセットを馳走しました。一週間後にはU氏を奈良の室生寺と仏隆寺に案内する約束でしたので、その打ち合わせもしたのち、握手を交わして別れました。


 この日も自由行動でしたので、最初は偕楽園や徳川ミュージアム辺りへ行くことも考えていたのですが、天気が良かったので、再び大洗に向かうことにしました。ちょうど大洗行きの列車の発車時刻の直前でした。


 ホームに待機していたのは、ガルパンラッピング車輛2号車でした。見るだけでも楽しいので、乗ればもっと楽しい気分になれます。


 サンダース大付属高校チームのケイとナオミです。アリサはどうして居ないのでしょうか。劇中では結構目立って活躍していたのに・・・。反省会でしぼられたからかな・・・。


 聖グロリアーナ女学院チームにおいても、アッサムが見当たりません。完全に忘れ去られていますね・・・。思わず同情してしまいます・・・。


 前からパチリ。


 いつものように、気動車特有の振動と音に包まれつつ、大洗への移動をのんびりと楽しみました。


 常澄駅を過ぎたところで見える田んぼアートは、地面に巨大な戦車のデザインを表していました。


 大洗駅から巡回バス「海遊号」に乗って大洗磯前神社下へ向かいました。アクアワールド経由ルートから眺めた鹿島灘は、静かに凪いでいました。


 大洗磯前神社下でバスを降りました。


 大洗磯前神社の二の鳥居です。初詣の参拝は昨日すませていますので、今回は境内地へは登りませんでした。


 ですが、神磯の鳥居への参拝は欠かせません。私にとっての大洗の景色ナンバーワン、ですから。 (続く)

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ウサギさんチームの澤梓の特技

2015年02月18日 | ガールズ&パンツァー

 大洗女子学園戦車道チームのうちのウサギさんチームは、一年生ばかり6名の新米集団です。そのリーダーとしてM3中戦車リーの車長も務めるのが澤梓です。大洗では「いそや」さんにパネルが設置されています。

 劇中での言動を見ていると、素直で責任感もあり、烏合の衆同然のチームをよくまとめています。公式設定では、面倒見がよくて慎重な性格、となっています。サンダース戦では偵察行動において状況判断能力の良さが示されましたし、アンツィオ戦においても慎重に構えて情報は確実に集め、相手チームに追撃されている場面でもキューポラから頭を出して状況把握に努めています。
 また、アンツィオチームのセモヴェンテを砲撃する際に、M3中戦車リーの副砲と主砲との射程差を計算して照準修正を山郷あゆみに指示しているあたりは、見事というほかありません。

 雑誌記事などで、西住流の継承者候補であるとか、河嶋桃の次の副隊長候補であるとか書かれていますが、実際に戦車運用の上では良い指揮スタンスを発揮しており、黒森峰戦では独自に作戦を立ててエレファント、ヤークトティーガーの重戦車二輌を戦列外に葬る働きをみせています。西住みほに次ぐ有能な指揮官であることは間違いありません。
 テレビシリーズがあと数話続いていれば、西住みほと澤梓の二人の指揮官による二つの作戦がミックスして展開される、というようなストーリーも有り得たでしょう。劇場版にて、そのあたりが実現されるかどうかは分かりませんが、いずれにしても、もっとその活躍を見届けてみたいキャラクターの一人です。


 そんな澤梓ですが、公式設定資料では趣味や特技などが書かれていせん。他のメンバーにはアニメ観賞とかストラップ集めとか書いてあるのと対照的です。
 でも、澤梓の特技は、劇中シーンにおいてちゃんと示されています。上図のM3中戦車リーの車体色を塗り直しているシーンです。


 このシーンでは、澤梓がウサギさんマークをペイントしています。このマークは、大野あやがカバンにつけているストラップの一つのデザインをそのまま写し取っていますが、澤はストラップを見ながらではなく、頭に記憶しているその姿形をそのまま的確に描き起こしてペイントしているようです。
 何でもないことのようですが、これは絵心が無いとなかなか出来ません。見て覚えている対象を正確にバランスも崩さずに描く、というのは、プロの画家にとっても難しいことです。私も絵やイラストを描くのですが、見たままを正確に精密にしっかり表現するのは大変だといつも思います。

 なので、澤梓は、絵は間違いなく上手です。特技と言っていいでしょう。
コメント (1)
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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く14 その11 「日本最古の戦車です!!」

2015年02月17日 | 大洗巡礼記

 翌朝は、早起きして6時半に出発しました。友人のU氏がかねて「折角水戸に来てるんだから、見てもらいたい場所があるんだ」と言い、出勤時間までの約1時間ほどを使って案内してくれました。その場所とは、水戸東照宮でした。


 朝日が市街地に差し込み始めて間もない時間帯で、気温も低く冷え冷えとしていました。初詣の幟が並んでいましたが、まだ参拝客の姿は見当たりませんでした。


 水戸東照宮は、正式には常葉山東照宮といい、水戸駅北口から歩いて3分ほどのところにあります。銀杏坂の西側の台地上に境内地をかまえ、東側の水戸城地域の丘陵地と向かい合う位置にあります。


 鳥居をくぐってすぐの左側に鐘堂があり、江戸期の水戸城にかけられていた時鐘が釣ってありました。寛文七年(1667)に水戸藩二代藩主の徳川光圀が鋳造させたもので、水戸市の指定文化財になっています。鐘堂の吊り下げ具が傷んでいるのか、鐘本体は仮設の台に載せる形で支えられていました。


 東照宮の社殿です。幣門は黒と金を基調とした色彩に彩られ、東照宮建築の典型的な姿を示しています。かつては江戸期徳川氏の貴重な建築遺構として旧国宝に指定されていましたが、第二次大戦中の水戸空襲で全焼してしまいました。現在の社殿はその忠実な復元建築だということです。弘道館は残ったのになあ、と残念がるU氏でしたが、私も同感でした。


 門の両脇には、水戸徳川家の定紋が誇らしげに光っています。テレビドラマ「水戸黄門」でおなじみの印籠の紋は将軍家の徳川葵と聞いたことがありますが、水戸藩の紋も同じものを用いる他、葉の模様の数の違いなどで区別するそうです。一見しただけでは分からないですね。


 社殿への参道脇には、一対の銅造灯籠が建てられています。高さ三メートルに近い立派なものです。水戸藩祖の徳川頼房が、徳川家康の三十三回忌にあたる慶安四年(1651)に奉納したもので、これも水戸市の指定文化財になっています。


 灯籠の節の部分を菊の花紋列で上下に分け、奉納年月日を上に、奉納者名を下に刻んであります。上には「慶安四年四月十七日」とあります。


 節の下の奉納者名は、「正三位行権中納言源頼房」と刻まれてあります。水戸藩の官位が権官の中納言止まりであった歴史がここからもうかがえます。一般的には御三家の一に連なっていると思われている水戸藩ですが、厳密にはそうではなく、徳川政権の初期における規定では、御三家とは将軍家、尾張家、紀伊家を指しました。
 徳川家光の治世期には弟忠長の駿河家がこれに連なったため、将軍家を別格とし、三大納言家ということで、尾張家、紀伊家、駿府家を御三家と呼びました。この時点までは、水戸家は格下であったため、官位も定員外の権官の中納言にとどまっていたわけです。そういった由来が、この銘文からも分かりますから、このような文化財が我々に教えてくれることは大変に多いです。


 今回、U氏が誇らしげに示してくれたのが、上図の「安神車」と呼ばれる水戸藩の兵器の遺品でした。徳川斉昭が命じて作らせたもので、中に人が入って銃眼から火縄銃を突き出して射撃するという、日本最古の戦車です。


 各所に銃眼の蓋付き窓が設けられ、屋根の高さにある窓にはかつてガラス仕掛けが組み込まれて、直接覗かなくても外が見えるようになっていました。ペリスコープの一種ですが、江戸期に既に考案されていたというのは驚きでした。


 解説板にも戦車とありましたが、厳密には銃装備の装甲車といった方が実態に近いです。これを牛に曳かせて歩兵隊に随伴させるという運用法が企図されていたそうですが、日本の戦車が歩兵支援兵器としての役割を主とした歴史の起点がこれだったのかもしれません。


 横にもう一基の似たような車体が展示してあり、こちらには車輪がついていません。両方とも実戦に使われた事が無いそうなので、いざという時に役に立ったのかどうかは疑問ですが、こうしたものを造らせるあたりに、当時の水戸藩の置かれていた状況、たとえば尊皇攘夷思想のありかたなどがうかがえます。これも水戸市指定文化財です。
 いずれにせよ、現存する日本最古の戦車だということで、ガルパンファンならば絶対に見ておけ、というのがU氏の言い分であり、また今回の案内の動機でありました。


 境内には他にも古い石灯籠などが見られますが、解説板がないので、江戸期のかなり早い時期の遺品であるということ以外には詳細が分かりませんでした。
 いずれにせよ、現状でもこれだけの文化財が伝わっていますので、見応えは充分にあります。戦災に遭っていなければ、社殿が国宝でありましたから、この常葉山東照宮全体が水戸徳川氏の文化財の宝庫であり続けていたことになります。 (続く)

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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く14 その10 「寿々翔の寿司です!!」

2015年02月16日 | 大洗巡礼記

 埠頭には、クレーン船が停泊していました。向こうにマリンタワーが見えました。こういう景色も大洗の姿の一つですね。


 夕方の港の海を、しばらく眺めていました。


 レンタサイクルの返却時刻が迫ってきたのでアウトレットに引き返し、最後の記念撮影をしておきました。


 アウトレットの各店舗の様子を外から見て回った後、大洗駅へと向かいました。途中で見かけた「今村金網工業」さんのお店の窓には、商品の一つらしいガルパン網戸がかけられてありました。ウサギさんチームのデザインですが、実物は初めて見ました。


 お店の軒先にかけられている戦車パネルです。ウサギさんチームのM3中戦車リーですが、長い月日を経ているために、パネル全体に痛みが目立ってきています。


 「栗崎屋」さんの付近を通りました。看板の寿司のデザインが美味しそうな感じでした。


 途中でコンビニのココストアに立ち寄り、お茶などを購入しました。店内に明かりがともっていると、一番くじのフラッグがさらに目立ちますね・・・。


 この日は水戸の友人宅にお世話になる予定でしたが、夕食を食べてから行くと伝えてありました。最初は水戸駅まで行って南側の「エクセルみなみ」のレストラン街を目指す予定だったのですが、すでに空腹でしたので、大洗で食事を楽しむことにし、駅前の「寿々翔」さんに行きました。


 このお店には、三、四度入っていますので、店主の鈴木さんとも顔なじみです。今回は寿司定食をいただきました。いただいた缶バッジは2個で、1個はお店の新たなオリジナル品でした。玉子握り寿司のデザインなので、今後は他のネタの握り寿司を出されるんですか、と聞きました。今のところはその予定は無いねえ、との返事でしたが、オリジナル品はこれで三種類目です。次が出る可能性はありますね・・・。


 定食についていた漁師汁は海老入りでした。美味しくて、温まりました。こういう汁物を毎日味わいたいものですね・・・。


 列車の時刻が近づいてきたので、また食べに来ます、と挨拶して大洗駅に向かいました。17時27分発の列車で水戸駅まで行き、南口で迎えにきた友人と合流しました。


 友人宅にて披露した、今回の大洗巡りでの缶バッジの全部です。あんこうチームの2015年戦隊バージョンが6個もありましたので、1個を謹呈しました。
 下列の7個は戦車デザインばかりで、右の2個はアウトレットのレンタサイクルの利用特典でした。利用した自転車の戦車デザインと同じデザインの品が貰えるのですが、三時間という利用時間の短さはもう少し何とかならないものか、と改めて思いました。しかし、友人のU氏は、三時間あれば大洗の主なガルパン聖地スポットは走って回れるんだろうから充分じゃないのか、と話していました。そういう捉え方もあるか、と思いました。 (続く)

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黒森峰女学園 ティーガーⅠ 作ります!! その3

2015年02月15日 | ガルパン模型制作記

 ステップ8では、車体上部を取り付けます。前部フェンダーのパーツE20への穴開けは指示通りに行ないますが、履帯はこの段階では取り付けません。いつものように塗装後に装着する積もりです。
 ステップ9では、ジャッキとマフラーを組み立てます。マフラーの弁は開閉いずれかを選べますが、ガルパン仕様では開状態になっているので、弁のパーツF20を開状態に取り付けます。


 車体上部パーツを接着し、前部フェンダーのパーツE20も取り付けました。ティーガーⅠ独特の箱型車体の輪郭が印象的です。これでステップ8は完了しました。


 ステップ9に移り、ジャッキの組み立てに取り掛かりました。ガイド指示ではA39とF18を接着することになっていますが、F18の台形の形状がガルパン仕様と異なります。不要パーツの中に、ガルパン仕様と同じ形状のA38があるので、これを使用します。上図の右のパーツがA38です。田の字のモールドが施されています。


 ですが、公式設定資料の図でみると、田の字のモールドが無いことが分かります。これがガルパン仕様への修正点となります。


 A38の田の字のモールドを削り取りました。これでジャッキは完成です。


 続いてマフラーを左右二本組み立てました。小さなパーツが多く、このキットで最も細かい作業を必要とする工程でした。


 ジャッキおよび左右のマフラーが完成しました。これでステップ9は完了しました。


 ステップ10では、車体後部の部品の取り付けを行ないます。ここではガルパン仕様への変更および修正が4つあります。


 1つめは、後部フェンダーE14およびE15の形状が違います。上図の上の一対がE14およびE15ですが、キットの不要パーツのなかにはもう一対の後部フェンダーA32およびA33があり、上図の下の一対がそれです。両者の相違点は穴の形状です。


 公式設定資料の図でみると、御覧のように穴が長方形なので、A32およびA33の形状に一致します。


 そこで、後部フェンダーはA32およびA33に交換して接着しました。


 2つめは、OVMのパーツA34またはF21が不要であることです。そこでその取り付け穴をパテで埋めました。3つ目は、ジャッキのハンドルA37が劇中車に見えない点です。そこでA37は不要となりました。
 問題は、4つめの道具箱のパーツF41です。上図で左下に置いてあるのが、その道具箱のパーツF41ですが、劇中車では道具箱がついていません。


 御覧のように、公式設定資料の図では道具箱が無く、その架台だけが見えます。そこで架台を作ることにしました。


 架台の形状は、道具箱のパーツF41にモールドされている形をそのままプラ板にトレースし、寸法も測って上図のようにプラ板で部品を切り出しました。


 切り出した各部品を組み立てました。道具箱のパーツF41と同じサイズに仕上がりましたが、道具箱が無いのでボリューム感に乏しく、見た目にも小さく感じられました。


 自作の架台を、車体後部の所定の位置に接着しました。このキットにおけるガルパン仕様への一番の追加工作でありました。この架台の制作をクリアすれば、あとの工程での追加工作はいずれも簡単な小改造で済みます。 (続く)

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黒森峰女学園 ティーガーⅠ 作ります!! その2

2015年02月14日 | ガルパン模型制作記

 ステップ6では、前面装甲板の部分と、後部のエンジン点検口ハッチを組み立てます。制作ガイドの指示通りです。
 ステップ7では、車体上部の組み立てを行いますが、ガルパン仕様においては、その前に車体上部パーツE1への小改造が必要となります。


 ステップ6で組み立てるパーツを全て切り出して並べました。


 ステップ6の工程が完了しました。


 ステップ7に進み、まずは車体上部パーツのE1を取り出しました。


 前方に幾つかの穴があります。OVM類の取り付け穴ですが、ガルパン仕様では、ジャッキ以外の全ての装備品が外されており、留め具だけがあるという状態になっています。それで、幾つかの穴のうち、必要ない穴は全て埋める必要があります。


 公式設定資料の図面にて確認してみましょう。御覧のように黄色円内に留め具だけが見えます。上部の留め具のうち、左右のワイヤーの両端の留め具などは見当たりませんので、その位置にあたる穴は埋めることになります。
 さらに、劇中車にはSマイン(対人地雷の一種)がつきませんが、キットのパーツにはSマインの基台もモールドされていますので、これらは削り取ります。


 車体上部パーツのE1における改造箇所です。赤円は穴を埋めるところで8ヶ所、黄円は削り取るSマインの基台で3ヶ所あります。


 穴埋めは、以前にカバさんチームのⅢ号突撃砲F型の制作時に試みた、爪楊枝の差し込みで行ないました。爪楊枝は簡単に手に入りますし、接着剤を塗ったところへ突き刺して、固まればカットしてサンドペーパーで均すだけなので、とても簡単です。


 仕上がりはこんな感じです。この調子で不要な穴を次々に埋めていきました。


 ステップ6で組み立てた、前面装甲板の部分と、後部のエンジン点検口ハッチを取り付けました。


 最後に、エンジン点検口ハッチやグリル部のヒンジA22を三ヶ所に取り付けますが、キットのパーツのままだと先端の突起部が干渉してうまくはまりませんでした。そこで公式設定資料の図面のヒンジの状態を参考にして、先端の突起部をカットして接着しました。 (続く)

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