気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ガールズ&パンツァー 関連新商品の発売および発送予定日のまとめ

2014年02月28日 | ガールズ&パンツァー

 今年に入ってから、ガールズ&パンツァー関連の新商品やグッズが相次いで販売されています。既にサークルKサンクスのフェアやグリコフェア、一番くじなどを色々買いましたが、その後もドンドン出てくるわけです。数が増えてくるので、最近は頭の中で情報がゴチャゴチャになってきて、何がいつ発売されるのかが、いまいち把握しづらくなってきています。

 そのせいで、上画像の「ガールズ&パンツァー 大洗女子学園 折りたたみコンテナ」なんか、予約締切日を2月下旬と間違えて早々に予約してしまったのです。本当は3月下旬が予約締切日でした。でも、現時点では完売になっているようですので、まあ良かったと言うべきでしょう。
 キャラアニでの案内情報はこちら

 で、自身の忘備録を兼ねて、2月下旬以降の関連新商品のうち、特に私が注目している分の発売および発送予定日などをまとめてみることにしました。情報は2014年2月28日現在のものであり、以後は日時や価格などの変動も有り得ますので、一応の目安として下さい。

 2月21日 「月刊 戦車道」増刊第1号 1500円 発送
 3月10日 ピットロード ガールズ&パンツァー IV号戦車D型 エンディングver. (塗装済完成品) 5200円
 3月17日 廣済堂出版 「ガルパンの秘密 -美少女戦車アニメのファンはなぜ大洗に集うのか-」 945円
 3月18日 「月刊 戦車道」増刊第2号 1500円 予約締切
 3月24日 KADOKAWA/アスキー・メディアワークス 電撃HOBBY MAGAZINE (ホビーマガジン) 2014年5月号 西住みほフィギュア付き 1370円
 3月26日 エフトイズ ガールズ&パンツァー ラバーマグネット BOX 4290円 予約締切
 3月28日 KADOKAWA/アスキー・メディアワークス 電撃G's magazine (ジーズマガジン) 2014年5月号 西住まほフィギュア付き 990円
 3月31日 キャラアニ ガールズ&パンツァー 大洗女子学園 折りたたみコンテナ 6825円 予約締切 すでに完売
 3月下旬 バンダイ ガールズ&パンツァー スイング 各200円
 4月15日 キャラアニ ガールズ&パンツァー タクティカルウォレット 大洗女子学園Ver. 3780円 予約締切
 4月15日 キャラアニ ガールズ&パンツァー タクティカルウォレット 黒森峰女学園Ver. 3780円 予約締切
 4月25日 「月刊 戦車道」増刊第2号 1500円 発送予定
 4月25日 キャラアニ ガールズ&パンツァー タクティカルウォレット 大洗女子学園Ver. 3780円 発送予定
 4月25日 キャラアニ ガールズ&パンツァー タクティカルウォレット 黒森峰女学園Ver. 3780円 発送予定
 4月30日 マックスファクトリー figma ガールズ&パンツァー 西住みほ 4800円 発送予定
 5月14日 「月刊 戦車道」増刊第3号 1500円 予約締切
 5月31日 マックスファクトリー figma ガールズ&パンツァー 秋山優花里 4800円 発送予定
 6月16日 エフトイズ ガールズ&パンツァー ラバーマグネット BOX 4290円 発売予定
 6月20日 「月刊 戦車道」増刊第3号 1500円 発送予定
 7月5日  アンツィオ戦OVA特別上映OVA「これが本当のアンツィオ戦です!」スタート
 7月15日 「月刊 戦車道」増刊第4号 1500円 予約締切
 7月25日 アンツィオ戦OVA BD 7000円 DVD 5500円
 7月頃  マックスファクトリー figma ガールズ&パンツァー 武部沙織 4800円 詳細不明
 8月27日 「月刊 戦車道」増刊第4号 1500円 発送予定

 時期未定 グッドスマイルカンパニー ねんどろいど 秋山優花里
 時期未定 グッドスマイルカンパニー ねんどろいど 武部沙織
 時期未定 グッドスマイルカンパニー ねんどろいどぷち あんこうチーム5人
 時期未定 マックスファクトリー 1/12スケールⅣ号戦車D型
 時期未定 ピットロード 1/35 県立大洗女子学園広報車 九五式小型乗用車 園みどり子フィギュア付き
 時期未定 ピットロード ガールズ&パンツァー 八九式中戦車甲型 エンディングver. (塗装済完成品)
 時期未定 プラッツ ガールズ&パンツァー 1/35 カバさんチームフィギュアセット
 時期未定 プラッツ ガールズ&パンツァー 1/35 各校隊長フィギュアセット

 いっぱいありますね・・・。特に3月と4月に集中してるので、しばらく倹約を心がけましょう・・・。
コメント (2)
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「月刊 戦車道」 増刊第1号

2014年02月27日 | ガールズ&パンツァー

 ガルパンファンブックの一つ、「月刊戦車道」増刊号がバンダイビジュアルから発売されました。上画像は、劇中で登場していた元ネタですが、本当にこれを具体化してしまうとはすごいですね。TVシリーズを収録したBDの第6巻のブックレットにも、「月刊戦車道」がダミー広告として掲載されていのですが、これが実際に商品化されたわけですね。

 A4サイズで、2014年2月21日より隔月で全6号がリリースされます。詳細はこちら。最初は全号一括予約の形をとっていましたが、合計価格が高すぎたせいか、分売購読の要望が殺到したようで、単号ごとの予約も可能となりました。もちろん私も単号購入の方を選択して、1月29日にまずは第1号を予約しておいたのでした。


 で、一昨日の2月25日に、その「月刊 戦車道」増刊第1号が届きました。クロネコメール便で投函されましたので、思ったよりも薄い本だと分かりました。でも中身はいろいろと盛りだくさんで、時々引っ張り出して読んだり、通勤途中や休憩時間に読んだりするにはちょうど良いですね。


 裏面です。話題のオンラインゲーム「world of tanks」の宣伝広告ですね。あんこうチームの5人がチャレンジしていますが、冷泉麻子だけが興味無いのか寝ています。その方が気になるような五十鈴華の視線がポイント高いですね・・・。

 早速読みたいところですが、現時点ではウサギさんチームのM3中戦車リーの制作でいっぱいいっぱいなのです・・・。ガルパン仕様への改造や追加工作がとても沢山ありましてね・・・。

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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く3 その3 「ラーメンと焼きそばとカニ飯です!!」

2014年02月26日 | 大洗巡礼記

 大洗磯前神社への初詣という一番の目的を果たしたので、あとは自由に楽しんで見て食べて回ろうと考え、とりあえず「エノキザワ」こと榎澤輪業商会さんへ向かいました。あと一泊するので時間はたっぷりありましたが、その時間が貴重なので、移動も徒歩よりは自転車の方がいいと思ったからです。そこで若見屋の信号交差点を、髭釜商店街の方を見ながら北へ歩きました。


 若見屋の信号交差点から南側は市街地再開発事業にもとづく道路の拡張工事が完了していますが、北側ではまだ途中までといった形です。エコスの前ぐらいからまた道幅が広くなっているので、そこまでの道の狭い区間約100メートルぐらいを拡張するのかな、と思いました。


 榎澤輪業商会さんに行って主人に挨拶してレンタサイクルを借りました。11月、12月、1月と毎月一度行っているのですっかり顔を覚えられまして、「今度はどこに泊まられるんかね」と聞かれました。宿の名を言うと「色んな宿に泊まれて楽しそうだな」と笑っていました。
 今回は大洗磯前神社に初詣に参りました、と話したら、「元旦に行くと行列も渋滞もすごくてなかなか行けんからなあ、今時分みたいな空いている日に行くのが良いんだな。御利益が減るわけじゃねえから、なにも一日目に慌ててお詣りせんでもええんだな」と淡々と語っておられました。
 しばらく雑談してから出発し、大洗駅の前を通過して県道106号線の方へ降りました。

 化粧品店「あいりす」の角を曲がって振り返り、劇中でもお馴染みの景色を見ました。第12話ラストの優勝凱旋パレードで、大洗女子学園戦車道チームは、大洗駅を出発してこの交差点を左折して県道106号線に入ったのでした。その際のシーンが、この景色になります。


 「米川酒店」さんの前を通りました。建物が駐車場の奥にあるので、県道からは大洗の地酒「月の井」の樽を目印として入る形になっているようです。前回の訪問時にこのお店で飲み物を買ったのですが、その際にあんこう祭限定の名刺をいただいたことがありました。


 南下して大貫商店街のメインルートを横切りました。それから髭釜商店街に進んでレストラン「大野屋」が営業しているかどうかを確かめに行きました。このお店のメニューが大洗では珍しい洋食系であるので、一度食べてみたい、今回はお昼ご飯をこのお店で食べようかな、と考えていたからです。でも今回も残念ながら休業日でした。不定休のお店なので、いつ営業しているのかが分かりにくいです。


 レストラン「大野屋」が休業日だと分かったので、第二候補のお店に向かうことにし、ちょっと回り道をして旅館「大勘荘」の方に立ち寄りました。丸山紗希も正月仕様なのかな、と思いきや、普通にマフラーを巻いているだけでした。でも女子高校生の一般的なファッションであるので、形としてはさまになっていました。この程度がいいんじゃないかと思います。


 大貫商店街へと戻って西へ進み、「みむら時計」さんの金春希美を見ました。パネル本来の姿に戻っていました。色々と衣装を着せるのも趣がありますが、最近はそういう傾向のパネルが多くなっているせいで、何も着せていないパネルがかえって新鮮に見えてしまいます。


 「みむら時計」さんの向かいの路地道に入って、振り返りました。道の突き当りにお店が見える景色がいいですね。


 道は宅地内を左に折れて県道106号線に斜めに交わります。その奥に見える丘は、前回に近くまで行ったウツギ崎砦跡のある丘です。


 エルヴインの居る「和泉屋米穀店」に立ち寄り、プラッシーを買って飲みながら休憩させていただきました。いつものように数匹の猫が周りに寄ってきて「お前は何者だ」というような一瞥をくれてはそこに丸くなって眠ってゆきました。それを見ながらおばさんと雑談をして、大貫地区では初詣は諏訪神社と西光院に行く人が多い、というような話を聞きました。大洗磯前神社へは、どちらかというと大洗の住民よりも近隣の水戸やひたちなかや鉾田からの参詣客が多いそうです。

 会話が一段落したところで、「今日は食べ歩きを楽しみたいので、早めの昼食を軽く楽しめる食事処がこの辺りにあるでしょうか」と尋ねてみましたら、「栗崎屋さんは量が多いしね、大野屋さんあたりのランチはどう?」と言われました。「その大野屋は今日はお休みのようですが」と返すと、「あらそうなの、じゃあ、渡来人さんはどう?」と言われました。そうか、ラーメンの「渡来人」があったなあ、と気付きました。「そこのラーメンをいっぺん食べてみたいと思っていたんで、そこへ行きます」と答えて立ち上がりました。
 ですが、時計の時刻は11時前、「渡来人」の営業は11時30分からでした。適当にどこか回って時間をつぶそう、と考えました。


 そこで商店街のルートに戻って洋品店の「梅原屋」へ行き、今回持参しなかった下着類を購入しました。お店の犬が足元にまとわりついてくるのでしばらく相手をしながらお店のおばさんと話をしました。このあと「渡来人」へ行こうと思っています、と言いましたら、「ああ、あのラーメンは美味しいですよ、最近には「あえそば」ってのを出していてね、これがまた美味しいの」との答えでした。「あえそば」って何だろう、と思いつつ、お店を後にしました。


 時間がまだあったので大洗駅まで回って、駅内の時刻表にてガルパンラッピング列車の運行予定表をチェックしました。今日も明日も「運行なし」とありましたのでガッカリしました。いつになったら乗れる機会に巡り合えるんでしょうか・・・。


 大洗駅の横から茨城交通ビルの脇を通って、線路の下をくぐって涸沼川の方へ回りこんで県道106号線に行くと、途中に川から分岐した堀みたいな所があり、その突き当りには「大涸沼漁業協同組合大洗支所」の建物がありました。つまりは漁港に準じた施設のようで、小型の漁師船や釣り船が何艘も繋がれてありました。
 ですが、この堀そのものは江戸期に水戸藩が建設した「大貫運河」と呼ばれる水路の痕跡です。涸沼と巴川の間に開鑿されながらも短期間で廃止された「紅葉運河」とともに、経綸家の松波勘十郎によって造られ、別名を「勘十郎堀」ともいいました。「大貫運河」の方は、かつては涸沼川から大洗海岸に至って全長約一キロを測りましたが、現在はほとんどが埋め立てられてしまいました。僅かにこの堀部分に面影を残しているのみです。


 それから前回訪ねたウツギ崎砦跡のある丘の東側へ回る林道を登り、鹿島臨海鉄道の線路脇に出ました。この位置からですとウツギ崎砦跡へも比較的楽に登れそうですが、草薮がかなりあるように見えました。
 線路の方は、大洗方面が陸橋、鉾田方面がトンネルに通じていて、列車の写真を撮るには面白いポイントだと思いました。私は鉄道マニアではないので、こういう地点で列車の写真を撮影するという発想は持ち合わせませんが、ガルパンラッピング列車ならば、撮ってみたいです。


 ようやく11時30分に近づきましたので、丘を降りて「渡来人」の店先に行きました。既に先客が二組居て、開店を待っていました。やはり人気のお店のようでした。隣の民家の庭先にいる二匹の犬がやたらに吠えてくるのでした。


 店先に吊るされる駆逐戦車ヘッツアーのパネルです。生徒会カメさんチームの搭乗車ですね。


 「渡来人」では基本メニューのラーメンをいただきました。量はやや少なめですが、魚介類スープがウリだと聞いていましたので、魚好きの私はとても興味があったのです。評判どおり、鰹節の風味が効いていて美味しかったです。脂っこくなくてさっぱりした味のスープなので、普段はラーメンのスープを飲まない私も、少し飲んでみました。自家製の麺はもちもちツルツルで、スープとよくマッチしていました。これは私には「グッド」な味でした。またいつか来よう、と決めました。


 「渡来人」のラーメンが少なめだったお蔭で、もう一軒どこかで軽く食べよう、と考えて大貫商店街に戻り、レストラン「大野屋」の向かいのお好み焼き屋「道」に入りました。大野あやのパネルが正月仕様でなく本来の状態だったのを見ていたら、店先で駄菓子セットを売っていたおばさんに「おやつに「たらし」はどうかね」声を掛けられ、それに押されるようにして店内に進んでしまいました。
 しかし、多くのガルパンファンで満席に近く、店の女将さんも娘さんも大変忙しそうにしていたので、遠慮して退出しようと考えました。それで女将さんに一礼して出ようとしたら、向こうも恐縮の体で済まなさそうに頭を下げてこられて「あっ、お客さん、いいんですよこちらで、席空いてますんで、ちょっと今込み合ってて申し訳ないんですが、お時間いただけますか?」と言ってきました。
「出来ればゆっくりしたいので、時間がかかるのは別に構わないんですよ、ここで待たせて貰っていいですか」と聞くと、どうぞどうぞ、とカウンター席を奨めてくれました。


 店内には、一目でガルパンファンと分かる数組のグループが居て、奥の座敷にも六人ぐらいのグループがいて盛り上がっていました。この人数の注文を女将さん一人でさばいているのですから、その忙しさは大変なものだろうと察しがつきました。それで私自身は、少し状況が落ち着いてきてから注文することにして、店内のガルパングッズ展示を見ました。声優さんたちのサイン、ファンからのイラスト、有名な「献血道」のポスターなどが飾ってありました。


 さすがに大野あやの居るお店だけあって、大野あや関連のグッズや寄贈品が多く並んでいます。大野あやは、ウサギさんチームの六人のなかでも人気が高いほうなので、ファンも多いようです。ですが、ここには戦車プラモデルの展示品が見当たりませんでした。
 そういえば、ウサギさんチームのM3中戦車リーのキットは、ウサギさんチームのメンバーのパネルがある六ヶ所のうちでは澤梓の「いそや」と丸山紗希の「大勘荘」の二ヶ所にしか置いてありません。1/35スケールのキットだと「大勘荘」の展示品が唯一になるようです。ウサギさんチームのメンバーのファンには、モデラーさんが少ないのかもしれないな、と思いました。


 展示品で目立ったのは、やはり大野あやのフィギュアとお店の模型でした。これでM3中戦車リーのキットがあれば申し分無いんだが、などと考えていると、娘さんが注文を聞きにきました。「もういいんですかね?」と問いかけながらカウンター席に戻ると、女将さんが済まなさそうに「お待ちいただいて有難うございます、何をお作りしまょうか?」と尋ねてきました。「では焼きそばを」と注文し、娘さんが持ってきた缶バッジのケースの中から一個をいただきました。

 この日に泊まる宿でのおやつも欲しいかな、と考えて、「駄菓子の方も一つ買いますんで下さい」と申し出ると、娘さんが詰め合わせを二つ持ってきて「どちらにしますか」と聞いてきました。入ってるお菓子とかの中身が違うのかね、と聞くと「中身は同じですけど、ついてる缶バッジが二つありますので」という答えでした。よく見ると缶バッジは「大野あや」と「ウサギさんマーク」とがあり、前者は以前にここに来た時に駄菓子を購入して貰っているので、今回は後者を選びました。他のお客さんはドンドン出て行って店内は静かになり、そのうちに焼きそばも出来上がってきたので、女将さんと話しながらいただきました。
 その際に、ずっと気になっていた店名のことを尋ねてみました。「いま「戦車道」って名前にしてるようですが、正式に店名にしたんですか」と。すると笑いながら「いまはそういうことにしております。もうここはガルパンのお客さんがいっぱい来て下さりますのでねえ、パネルも置いてあるんでそういうふうに合わせていかんといけないですよね」という御返事でした。なるほどな、と納得しました。


 店を出て、商店街のルートを自転車を押しながらゆっくりと歩きました。劇中でカバさんチームのⅢ号突撃砲F型がひそんでいた路地の位置を見たりしながら、リゾートアウトレットの方へ回りました。


 「ゆっくら健康館」の西口の前を過ぎてマリンタワーの角の交差点へと歩きました。今日も快晴で本当に有り難いことでした。


 アウトレットの「まいわい市場」に立ち寄って、いつも見に行くガルパンコーナーとは反対側のコーナーを重点的に見ました。前回は海産物冷凍品コーナーの横に居た角谷杏が、お酒の陳列コーナーの所に立っていました。「干し芋はお酒のおつまみにも最高だよ、イエーイ」とか言ってるようなポーズと雰囲気でした。


 マリンタワーです。今回も迷ったのですが、登る楽しみは次回に回しておくことにしました。


 前回訪れたアウトレット内の「キラキラクレープ」の戦車パネルがどうなっているかを見に行きました。すると見事にチェック模様に塗られていて、「謹賀新年」の幕も貼られてありました。お店の人が、「本当は迷彩っぽくしたかったんだけどね、あまり凝ると外見上がどうかと文句を言われそうなんでね、これでまとめておきました」と笑っていました。確かにカラーは戦車に使われている色に絞ってあるようで、派手な色調には至っていませんでした。


 それからアウトレットの東側のエリアへ行ってみました。今までまだ行っていない区画だったので、自転車に乗って走っていたら、コンクリートの舗装面を青く塗った広い場所の一角に「磯ぶし」の石像と由来記があるのに気付きました。
 「磯ぶし」とは磯節のことで、大洗の祝町と那珂湊を発祥地とする舟唄として、漁師達に唄い継がれてきた民謡の一種です。日本三大民謡の一つに数えられ、明治初期頃には大洗に多くあった遊郭などで流行り、三味線の伴奏と囃子詞を加え、水戸の芸者に振り付けをさせて座敷唄に発展したということです。


 「磯ぶし」の石像と由来記のある一角は、リゾートアウトレットの東側のトラックヤードの東側になります。石像の前からマリンタワーの方角を見ると上画像のような風景になります。


 来た道を引き返して、巡回バスの停留所「大洗わくわく科学館・大洗リゾートアウトレット前」を見ました。バス停の名称としては、大洗で最も長い名前だそうです。


 マリンタワーの南側を通って東側のトラックヤードの東の道へ回り、文化センター前の信号交差点に行きました。この地点の景色も劇中に登場していますね。


 トラックヤードの西側に建つマリンタワーを見ました。この地点も劇中に登場し、親善試合で負けた西住みほ達に、ダージリンが話しかけるシーンが知られています。ダー様の「お姉さんとは随分違うのね」というセリフが印象に残っています。


 次に「大洗海鮮市場」へ行きました。前回はここの食事スペース「海鮮どんぶり亭」で「しらす丼」をいただきましたが、今回は市場の方でやっている「かに汁」を味わってみたいと思ったのでした。


 店先に大きなメニューがかけられ、机の上には「かに汁」の鍋があって、観光客が次々に注文しては汁をすすっていました。それを見て余計に飲んでみたくなり、私も一杯200円を買いました。寒い時期にアツアツのかに汁はとても美味しく、体が温まってきました。感動のあまり写真を撮り忘れてしまいました。


 続いて近くの「五十集矢」にも立ち寄ってみました。大洗で最も旨いシラス丼を食わせるお店として地元では評判だそうです。水戸の友人も「大洗のシラス丼食うなら「五十集矢」へいっぺん行くといい」と以前から勧めてくれていましたが、前回行ってみると定休日、そして今回は客で満員、ということで入れませんでした。すぐ近くに「かあちゃんの店」があってそちらのシラス丼も有名なのですが、地元の食通は「五十集矢」に必ず行くのだそうです。よし次の機会を楽しみにしよう、と考えて隣のお店に移りました。


 「五十集矢」の南には「弥七商店」が経営する食事処「かに弥」があります。半露店の食事スペースなので、多くの家族連れ客などは寒がって「かあちゃんの店」の方に並んで居ました。それで比較的空いていたため、私はこの日の食べ歩きのラストをここで締めくくることにして、評判の「カニ飯」と「カニ味噌汁」のセットをいただきました。大洗で食べるカニもまた美味しいなあ、と感動しながら食べ、ここでも写真を撮り忘れてしまいました。
 「カニ飯」は3月頃までやっているとのことなので、2月か3月に来てまたここで食べよう、その時は忘れずに写真を撮っておこう、と思いました。 (続く)

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ウサギさんチーム M 3中戦車リー 作ります !!  その6

2014年02月25日 | ガルパン模型制作記

 ステップ8です。上部車体の組み立てを行います。アカデミーのキットはパーツが分割式なので、組み立てるのが大変ですが、ガルパン仕様への改造に際してはパーツごとに手を加える必要があるため、分割式である点がむしろ役に立っています。


 主なパーツをまとめてランナーより切り出しました。他にハッチなどのパーツもありますが、ハッチ類は可動状態にするので接着が不要であり、ここでは別に分けて作っています。


 まずは公式設定資料の画像を御覧下さい。黄色円内には何もありませんが、キットのパーツではモールドがあります。


 該当するパーツはB32です。左側に小さな屋根つきの窓みたいなのが二つ並んでいますが、これがガルパン仕様では全くありません。


 そこで、全て削り取りました。パーツのモールドでは、リベットの並びもなぜか欠けているので、足りないリベットを3個、後で追加しました。


 次は左側面のパーツF6の改造です。


 やや後ろ寄りに縦に並ぶリベットの位置が、劇中では少し後ろにずれていますので、パーツのリベットは削り取りました。


 続いて後部上面の状態を劇中のワンシーンにて確認しました。キットのパーツにはモールドされているリベットが、あちこちで見当たりませんので、それに合わせての改造が必要になります。


 最初に、エンジン上部の吸気ダクトパネルにあたるパーツB18の改造に取りかかりました。


 劇中のシーンと公式設定資料の画像をチェックして、赤円で囲んだ範囲のリベットや蝶番が無いことを確かめました。これらのモールドを全て削り取りました。


 改造後のパーツB18です。左右に穴と円形の凹部がありますが、これらも後でパテを盛って埋める予定です。


 続いてパーツF1において、このステップ最大の改造工作に移りました。


 劇中のシーンと公式設定資料の画像をチェックして、赤円で囲んだ範囲のリベットが無いことを確認しました。また、二ヶ所の黄色の点は、リベットを再現しなければならない位置であり、切り取ったリベットを使用して再現しました。


 改造後のパーツF1です。です。左右に道具箱を接着するためのガイドも削っておきました。上画像の上の左右に半円形の穴がありますが、これらもガルパン仕様では不要となりますので、後でパテなどで埋める予定です。なお、切り取ったリベットは捨てずに保管しておき、後の工程でリベットのモールドが足りない所へ転用したり、間違って削ってしまったリベットを再現したりするのに使用します。


 左側面のパーツF6の、リベットの位置を後ろにずらして再現しました。道具箱の端よりもやや後ろに位置するので、パーツF1と接着してからそのガイドを目安にしてリベットをくっつけました。


 続いてパーツF6のハッチ開口部の上にパーツB8を取り付けました。これは劇中ではついていないので不要なのですが、取り付け穴を埋める必要があるので、パーツをわざと接着し、乾燥後に根元だけ残して切り取る方法を採りました。そうすることで取り付け穴を埋める事が出来ます。


 パーツB8を切り取って、その取り付け穴を埋めた状態です。


 これで、とりあえず上部車体の左側の組み立てが完了しました。


 残る追加工作はもう一ヶ所あります。劇中のワンシーンを見ると、黄色円内に示したハッチには長い留め具がついているのが分かります。この留め具がキットのパーツB41には全くついていません。


 そこで、B41を仮組みした状態で、長い留め具をプラ板で追加しました。ハッチB41は、劇中では丸山紗希が出入りに使用していたらしく、ラストの第12話の優勝凱旋シーンでは、丸山がこのハッチを開けて上半身を外に出している姿が見られます。それで、このハッチB41も接着せずに可動状態にする予定です。
 いずれウサギさんチームの1/35スケールフィギュアが出されたならば、このハッチには、丸山紗希がおさまることになります。 (続く)

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ウサギさんチーム M 3中戦車リー 作ります !!  その5

2014年02月24日 | ガルパン模型制作記

 ステップ7です。この工程からガルパン仕様への改造などが増え、内容も難しくなっていきます。海外製品なので、パーツを紛失したり破損したりしてもアフターサービスが受けられないと覚悟して、パーツ類の取り扱いには細心の注意をはらいました。


 まずはインテリア部分のパーツから接着していきました。内部の後壁にあたるパーツC9を入れ、パーツC3とE3を取り付けました。E3は砲塔部分の回転支持リンクですが、予想した通り、通信士席に追加工作した背もたれ部に少し干渉したため、通信士席を少し前にずらして再接着しました。
 劇中でも、操縦席の阪口桂利奈と通信士席の宇津木優季はほとんど肩を並べている感じで座っていますので、操縦席と通信士席との間はキットの指示位置よりも短くするのがガルパン仕様であることになります。


 次に、砲塔回転モーター(左)と37ミリ砲弾ケース(右)を組み立てました。37ミリ砲弾ケースは、キットの指示では扉C11を付けなければ中の砲弾が見えるようなモールドが施されていますが、ガルパン公式設定資料の車内設定図では扉がつけられていますので、C11を接着しました。


 車内の指示位置に、砲塔回転モーターと37ミリ砲弾ケースとを接着しました。また後壁のC3には37ミリ砲弾D22を14発ぶん取り付けますが、塗装してから接着することにしました。37ミリ弾は砲塔内部にも32発ぶんが取り付けられるので、あわせて46発を塗装して接着することになります。かなり手間がかかると予想されます。


 M3中戦車リーは、37ミリ砲弾を178発搭載していますので、46発と砲弾ケース内の20発を合わせても半分に達しないわけです。あとの砲弾はどこに収納されているんでしょうか・・・。


 37ミリ砲の砲手は大野あや、装填手は丸山紗希が務めますが、砲塔内の32発を使い尽くせば、次は室内後壁や砲弾ケースの弾を取り出すことになります。丸山紗希は砲塔内に位置したままで、これらの弾を取り出せるんでしょうか。砲塔自体も回っていますから、角度によっては取り出せない場合もあるんじゃないかと思います。
 いつもあっちの方向を見てる丸山ですが、装填の腕はかなりのようです。劇中での37ミリ砲の射撃シーンを見ると、相当に短い間隔で撃っているので、丸山の装填が素早いことが分かります。なかなかやるじゃないか・・・。


 続いて前部左右のフェンダーB2およびB3の工作に移りました。ここからガルパン仕様への改造の数々が必要となります。


 まず、公式設定資料の画像を御覧下さい。黄色円内に示したように、前部フェンダー上面はリベットも全く無いフラットな形状になっていて、ライト以外に何も設置されていません。キットのパーツでは、リベットがあり、段差があり、ホーンの取り付け穴やステーなどのモールドもありますので、これらを全てガルパン仕様に修正しなければなりません。


 劇中のワンシーンでも、前部フェンダー上面のフラットな形状がよく分かります。ライトの影だけが長く伸びていますが、線状のモールドが主砲基部まで繋がっている点も見落としてはいけません。このモールドもキットのパーツでは前半にしかないので、再現が必要となります。


 更に注意すべき点として、フェンダーの先端部がキットのパーツよりも短く切り込まれているうえに、フェンダーの高さ自体がキットのよりもやや上に位置しています。上掲のワンシーンでも、履帯とフェンダーとの間が空いていることが分かります。アカデミーやタミヤのキットでは、フェンダー自体が履帯にかぶさるように接近しているうえに、先端も下にカーブして伸びています。
 車体前面という、よく目立つ部分であるため、ここを出来るだけガルパン仕様に近づける作業は、このキットの制作工程全体のなかでも重要な意味と比率を持つと考えられます。


 まずは右側フェンダーのパーツB3の改造から始めました。最初にリベットおよびステーのモールドを全て削り取りました。段差があるのでヤスリがけが難しく、サンドペーパーを細かく切ったものを少しずつあててヤスりました。場所によっては、アートナイフでカンナがけの要領で削ったりもしました。


 フェンダー全体をフラットに作り直すべく、段差部分に沿ってナイフを入れ、いったん切り離しました。


 切り離したパーツを、高さを合わせて再接着しました。これで全体がフラットになりました。こうした改造は、タミヤのキットを使用する場合でも同じですので、ウサギさんチームのM3中戦車リーを再現するにあたっては必須のステップであることになります。


 接着面の隙間や凹面を溶きパテで埋めました。この状態で一日寝かせて乾燥させました。


 翌日にパテを削って全体を平滑に仕上げました。あとでパテをもう一度薄く盛って仕上げることにしました。


 続いて左側フェンダーのパーツB2の改造に取りかかりました。こちらは段差が無く、リベットも少ないのでヤスリ掛けが容易でした。マジックで赤く塗ってあるところは、削り取る部分です。先端はこのような感じで短く切り詰めました。線状のモールドも長さが足りないので、後ろまで伸ばして再現しなければなりませんでした。


 改造が一通り終わった状態です。その後にサンドペーパーで磨き、線状のモールド部分の足りないところを伸ばしランナーで再現しました。


 左右のフェンダーパーツの改造後の状態です。ここまで仕上げるのに、乾燥を含めて二日を要しました。B3の方はいったん切り離して再接着しているため、強度を少しでも加えるべく、流し込み接着剤も使用しています。


 改造後の左右フェンダーパーツを車体パーツに取り付けました。先端をガルパン仕様に合わせて短くしているため、ステップ5にて取り付けたパーツB6およびB7と長さが合わなくなりました。しかも段差を無くして平滑に作り直しているため、フェンダー自体がその分だけ高くなりました。それで、B6およびB7との間に隙間が生じました。
 要するに、キットの位置よりは高いところにフェンダーが収まったわけです。なんとかガルパン仕様に近づけることが出来たように思います。


 それで、B6およびB7との合わせをどのようにするか考えましたが、長さを合わせたり隙間を埋めたりしただけでは仕上がりも雑になるだろうと思われたので、B6およびB7のパーツは撤去して、新たにプラ板で作り直すことにしました。


 B6およびB7のパーツを撤去したのちに、新たにブラ板を貼り付けて少しずつ形を合わせ、接着しました。


 プラ板のパーツは、右側の方を先に作っておき、これを型代わりにしてもう一枚のプラ板に形を写し取り、これを成形して左側のパーツを作りました。前部の切り込み部分もきっちり合わせて調整してから、車体およびフェンダーに接着しました。


 かくして、前面フェンダー部分の改造が完了しました。仕上がりが雑であるのは、初心者ゆえの悲しさです。しかし、先行作品の殆どがこの範囲をキットの指示のままに組み立てていますので、ガルパン仕様への歩み寄りという試みは、自分なりには一応の具体化をみたものとしておきます。あとで全体をパテなどで仕上げる予定です。


 次は、ヘッドランプのパーツの取り付けです。キットのパーツは、上画像のように主ライトと副ライトが並ぶ形になっていますが、ガルパン仕様では副ライトがありません。


 劇中のワンシーンの拡大画像を見てみますと、ヘッドライトは主ライトのみで、その支柱も頼りないほどに細いです。


 そこで、上画像の赤円内の副ライトを切り取り、支柱部分も突起やモールドを全て削り取りました。


 支柱は、劇中の形にすると細すぎて折れてしまうため、やや太いままに残して車体に取り付けました。なお、ホーン以下の装備品はガルパン仕様ではありませんので、ホーンのパーツE12、E13およびD15は不要です。
 これでステップ7の工程を完了しました。ここではアカデミーのキットを使っていますが、前面のフェンダーなどの形状はタミヤのキットでも同じになっていますので、今回紹介した改造の手順は、タミヤのキットを使用する場合にもそのまま共通するはずです。 (続く)

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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く3 その2 「初詣は大洗磯前神社です!!」

2014年02月23日 | 大洗巡礼記

 「小林楼」の前の県道はまだ人影もなく、車もほとんど見かけませんでした。静かな宮下界隈の朝景色でした。この位置からは一の鳥居は完全に建物の陰に隠れて見えませんでした。


 大洗磯前神社の二の鳥居に向かって歩きました。昨晩も同じコースを歩きましたが、付近には街灯が少ないので、夜はほとんど真っ暗だったのでした。


 鳥居をくぐる前に、脇の旅館「いそや」に立ち寄ってみました。前回の大洗行きの第一泊目がこの旅館でしたので、玄関口の澤梓にちょっと会ってゆきたくなったのです。


 澤梓も正月仕様になっていました。羽織がまるでモンペみたいな形になっているので、もう少し上の位置に掛ければ良かったのではないかなと思いました。


 大洗磯前神社の二の鳥居には、陽光が当たり始めて大理石の肌が輝きつつありました。海原からの光に浮かぶ水神の社ならばでの光景でした。


 いよいよ、待ちに待った、私自身の2014年度の初詣です。鳥居をゆっくりくぐって、一端立ち止まって一礼し、石段を登りました。


 随神門には「謹賀新年」の立札がありました。正月の初詣にやってきたという実感が湧き上がってきました。


 随神門をくぐると、すぐ正面の拝殿前庭に茅の輪がしつらえてありました。いわゆる茅輪神事の中心となる茅製の輪で、これをくぐって罪や穢れを除き、心身が清らかになるようにお祈りするものです。もともとは腰に巻きつける程度の小さな輪であったのが、このように大きな輪になっています。どこの神社でも正月や祭事の時にはこれが設けられていて、人々は新年の多幸を祈って輪をくぐるのです。

 茅輪神事での正式な作法では、この輪を左回り、右回り、左回りの順に三度くぐりまして、一礼して四度目にくぐって拝殿前の神前へと進むのですが、参拝客がみんなそれをやりますと境内が混雑してしまいます。だから、正しい作法を奨励している神社はほとんど見かけませんが、奈良や京都の由緒ある古い神社のなかには作法に則った参拝を促しているところもあります。


 拝殿に向かって右手にある今年の干支「午」の大絵馬です。私が午年ですので、今年2014年は「ホシノの年」でもあるわけです。ガルパンファンになってから初の新年だけに、さらに飛躍して「ホシノとガルパンの年」に願いたいところです。
 ですが、前回訪れた時には、左手つまり神前左前という厳かな格式ある位置にあった大絵馬です。この神聖にして崇高なる絵馬が右手に移動しているという点が、私にはどうも納得がいきませんでした。


 で、左手つまり神前左前の位置には、ガルパンあんこうチームの大絵馬がドカッと据えられていました。ええー、ちょっと待って、これが平安期創祀の格式高い古社の左前に飾る絵馬ですか、と突っ込みたくなりました。
 いくら大洗がガルパンフィーバーで盛り上がっているとはいえ、少しは場所と由緒をわきまえてほしい、と正直思いました。私はガルパンファンの一人ではありますが、なんでもかんでもガルパンだからといって喜んで許す、というような心境までにはまだ至っていないところがあります。むしろ、ガルパン色の無い部分というものの大切さにも心惹かれる気持ちがあります。その気持ちに遇う景色の一つに、大洗磯前神社の神域は含まれていると信じたい心境がありますので、ガルパン的要素は奉納絵馬群だけにとどめてほしかったと思います。

 実際に、他の参拝客からも「なんじゃこれは」「これがあのアニメの・・・この神社に似合わないわねえ」「こんな絵馬初めてみた」「あれ午の絵馬が右にあるぞ、前は左にあったのに・・・」「干支の絵馬ったら普通はこっちの左前だろうが」という声が出ていました。
 後で商店街にて出会って話した方々の多くが、どちらかといえば私と似たような感慨を吐露されていて、なかには「あれはちょっとやり過ぎだねえ」と批判する方も居られました。
 「吉田屋」の御主人などは、神社の世話人を務めておられますので、買い物の際にガルパン絵馬の件を尋ねたところ、「うーん、あれはねえ・・・」と返答に窮して苦笑しておられました。居合わせた地元住民のおばさんも「元旦にお詣りに行ったらびっくりしたよお、誰がああいうの作ったのねえ?神社さんがあんなのよく置いたねえ・・・」と半ばあきれ気味に言っていました。これがおそらくは、地元住民のまっとうなご意見だろうな、と感じました。


 なので、茅輪神事の輪の中におさめて拝む絵馬は、やっぱり干支の午の大絵馬が相応しいです。午年の私が、今年の多幸と息災をガルパン絵馬に祈ったってしょうがないじゃないか、と思うのですよ・・・。記念すべき初詣は、やっぱり襟を正し気を締めて敬虔に進めたい、と願いました。


 気を取り直して、初詣の作法の一つである神殿巡拝に移りました。神社によっては本殿の周囲を通行可能にして神の建物をぐるりとまわりながら拝礼出来るようにしている所があり、それは主に古代からの流れを汲む地方の有力神社に多いとされています。代表的なのが島根県の出雲大社ですね・・・。
 そういえば、こちらの本殿の建物が棟を高くして藁葺にしてある点も、出雲大社本殿の要素に通じるものがあるようです。水戸藩の懐古的気風ならば、本殿修築の際に古制に倣うぐらいのことは試みたかもしれませんね・・・。


 反対側に回って見上げました。何度見ても高い格調をさりげなく示してくる優れた遺構ですね。京都や奈良にあれば、国指定重要文化財クラスには評価されるであろう、貴重な建築です。大洗にて必ず見てほしい建築、として私は真っ先にこの本殿を挙げます。
 そして、今年の抱負を心に念じて無病息災をお祈りしました。


 一周して拝殿前に戻りました。両脇の絵馬がかもしだす一種の違和感は、一般参詣客の反応にも如実に表れていました。みなが一様に驚いた表情をみせるのでした。境内にも、なにか気まずいような雰囲気すら感じられました。神前に礼拝もせずにガルパン絵馬だけを見て喜んで写真に撮っているガルパンファンの数人の姿は、周囲の眼にはむしろ異端として写っていたと思われます。


 奉納の絵馬群です。ガルバン要素は、ここまでなら許容範囲だろうと思います。奉納絵馬とは、一般的には願い事やお祈り事を書き入れるものと解されていますが、本来の有り方は文字通りに絵を描いて神前におさめて神様に御覧いただく、ということであるので、ガルパン関連であったとしても絵やイラストであれば最も相応しい形であるわけです。
 むしろ、これらの奉納絵馬の方は、ガルパンブームのお蔭で、本来の「絵を奉納する」という古式に立ち返る形になっていますので、なにかほほえましく見えてまいります。


 それにしても、訪れる度にドンドン新しいのが増えていきますね・・・。かと言って去年の古い絵馬もそのままにしてあるようなので、一年ごとのお焚き上げというのは、こちらではやっていないのかもしれません。


 なかには有名人の絵馬や、絵やイラストが芸術的レベルに素晴らしい絵馬も少なくありません。ガルパン絵馬ミュージアムみたいな施設をひらいてそこに全て保管するというのもいいと思います。絵馬は、古ければ古いほど価値があがるので、中世期あたりまでの絵馬ですと多くは文化財指定を受けています。なお、日本に現存する最古の絵馬は、平城京跡出土の八世紀代のものです。


 ただ、現在の絵馬は、板が安物であるうえに字や絵が油性マジックなどで描かれていますので、長持ちしないと思われます。板自体が一年ほどで変色風化しつつありますので、雨ざらし状態が続けば数年も持たないでしょう。良質の木材の板に墨や顔料で描いたものですと、保管状態が良ければ500年ぐらい経っても褪せないものです。


 参拝を終えて随神門より退出、二の鳥居越しに輝く鹿島灘の海原を見ました。


 この日は、本当によい天気に恵まれました。大洗の薬師菩薩の効験でしょうか。


 海岸堤防の所まで行って、神磯の鳥居を拝みました。鳥居の棟木の端に海鳥が停まっていました。遠く沖合には漁船らしき影がいくつも望まれました。


 県道に戻って、二の鳥居を振り返りながら進みました。


 大洗町の巡回バスの停留所「大洗磯前神社下」です。今回はここから巡回バス「海遊号」を利用して永町商店街へ移動する予定でした。始発の8時36分のバスに乗ることにしました。時刻の左側に※印があるのは、このバスが大貫から大洗サンビーチルートに乗り入れて運行する便であることを示しています。
 通常のルートでは大貫から大洗駅に回りますが、この※印のバス便のみは大貫から大貫商店街の区域を回ってサンビーチ海岸、大洗マリンタワー、ゆっくら健康館前、エコス前などを回って大洗駅に行きます。このバスで「前原」まで行けば、温泉施設「潮騒の湯」へ立ち寄って朝風呂を楽しむことも出来ますね。


 バスがやってきました。この「海遊号」を利用するのは、今回が初めてでした。一回100円、一日フリー乗車券が200円と、大変お得なバスですが、私はいつも榎澤輪業商会さんのレンタサイクルを利用していたので、前回までバスに乗る機会がありませんでした。
 今回もレンタサイクルを利用する予定でしたが、永町まではかなり距離があるし、時間が貴重なので、バスで移動することにしました。


 一気に「永町」停留所まで移動し、永町商店街に降り立ちました。まだ9時にもなっていませんでしたので、街並みは開店前の静寂に包まれたままでした。こういう点は、いかにも昔ながらの商店街だという感じがします。都心部や主要都市の街区においては、近頃はスーパーや百貨店などが営業時間を8時台に早めているせいで、近隣の商店街も朝早くから営業する傾向が主流になっていますが、大洗ではそういう流れがまだ波及していないようで、コンビニだけが動いているという感じでした。


 永町商店街の各所にも細長い路地道が伸びています。今回はその一つを南まで歩き、折り返して西側の広い車道をたどって若見屋の信号交差点まで戻りました。 (続く)
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西住みほが表紙に登場 るるぶ茨城 大洗 水戸 笠間’14~’15

2014年02月22日 | ガールズ&パンツァー

 去る2月13日に、「るるぶ」の「茨城 大洗 水戸 笠間’14~’15」が発売されました。これを昨日、職場近くの本屋で購入しました。「るるぶ」の「茨城 大洗 水戸 笠間’14~’15」の案内情報はこちら


 先に出た「まっぷる」の「茨城 大洗 水戸 笠間14-15」と比較すると、ガルパン特集は2ページにとどまります。が、大洗についての案内記事は5ページにわたり、隣の水戸、ひたちなかの記事も充実しています。地図も多く含まれるので、大洗をベースとした周辺地域巡りのイメージが掴みやすくなっています。「るるぶ」の特色の一つ、グルメ情報の豊富さは相変わらずです。
 先の「まっぷる」とあわせて参考にすれば、より楽しい大洗行きをプランニング出来そうです。

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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く3 その1 「アリサの宿です!!」

2014年02月21日 | 大洗巡礼記
 2014年の年初めは、元旦も二日目も勤務でした。年末からずっと勤務だったので、大晦日も正月も普段と変わりなく過ぎてしまいました。せめて初詣ぐらいはやりたい、と考えまして、思い切って大洗の大洗磯前神社へ初詣に行こう、と思いつきました。


 思い立ったら、即実行です。幸いに1月の11日が半日のみ、12日と13日が連休となりましたので、このチャンスを最大限に生かすことにしました。9日までに予約や切符前買いなどの準備を済ませ、11日は午前中の勤務終了後にそのまま大洗へと向かいました。走って電車に飛び乗って、JR京都駅に着いたのが13時30分頃でした。


 切符は既に買ってあるので、新幹線のホームへダッシュで駆け上がりました。すると次の列車は13時43分発の「のぞみ」164号東京行きでした。特急券は自由席で購入したので、ホームの西端へと急ぎました。


 列車がホームに入ってきました。2号車に乗りました。これまでの二度の大洗行きは夜行バスを利用しましたので、昼間から新幹線で行くのは初めてでした。切符では東京まで乗れますが、品川で在来線に乗り換えることにしました。
 品川だと駅内の連絡通路が一本なので山手線や京浜東北線への乗り継ぎが楽なのです。なるべく短い時間で乗り継いで、出来るだけ早く大洗に着くように試みるのも一興だな、と思いました。いつも帰路に約5時間かかっていますが、うまく乗り継いで待ち時間を減らせば、5時間もかからずに移動出来るのでは、と思ったからです。


 品川駅には15時56分に着きました。連絡通路を小走りに急いで、京浜東北線の16時01分の列車に乗り、上野へ向かいました。問題は上野駅だなあ、と思いました。なぜなら上野駅で常磐線に乗り換えるのですが、17番線なのでかなり距離があり、コースも多少曲がりくねっていて楽には行けないからです。
 上野駅に着いたのは16時21分でした。写真なんぞ撮っている余裕はありませんでした。17番線までの長い連絡路を急ぎ、なんとか、16時30分発の「フレッシュひたち41号」に乗り込むことが出来ました。席に着いた途端に疲労感が押し寄せ、そのまま40分ぐらい眠りに落ちました。


 停車駅のアナウンスで目が覚めると、もう水戸まで僅かでした。17時44分に水戸駅に到着し、過ぎ去る列車をホームから撮影しました。が、スピードに合わせられずにブレてしまいました。この時点で京都からちょうど4時間でした。かなり早いペースで来られたな、と自分でも驚きました。


 ぞろぞろと改札口へ向かう人の波に流されるようにして、私もいったん改札口を通りました。鹿島臨海鉄道に乗り換えるので、その切符を買い、出たばかりの改札口を再び通りました。


 鹿島臨海鉄道の次の列車は、17時56分発の鹿島神宮行きでした。すると大洗へは18時10分ぐらいに着く、今夜の宿へは18時30分までには着けるだろう、と思いました。宿での夕食の準備もあるでしょうから、出来るだけ早目にチェックインするのが望ましいと考えたのでした。


 鹿島臨海鉄道の水戸駅の表示板です。


 まもなく列車がホームに入ってきました。残念ながらガルパンラッピング列車ではありませんでした。


 今回の大洗までの切符です。毎回いつも撮っているせいか、お約束のようになってしまっています。


 18時10分に大洗駅に着きました。夜の駅内に立つのは初めてでした。この時間帯になると人影も疎らになるようです。


 駅内のインフォメーションコーナーも既に閉まっていました。


 とりあえず、駅名を写真に収めました。京都から4時間半で大洗に行けるということを確認しました。もう町内の巡回バスも終了していましたから、移動手段はタクシーしかありませんでした。


 この日の宿は、アリサの居る「小林楼」でした。今回の大洗行きの主目的が大洗磯前神社への初詣でしたから、なるべく神社に近い旅館を選んで予約しておいたのです。「小林楼」の公式サイトはこちら


 「小林楼」の玄関口です。


 看板娘のアリサもちゃんと居ました。サンダース大付属高校チームのNo.3で副隊長を務めていました。


 御主人に「お早いお着きで」と出迎えられ、「御迷惑をおかけしないように出来るだけ早く参りました」と挨拶しました。「すぐに御食事を御用意致しますので、まずは温泉にて温まられてはいかがですか」とすすめられ、その通りにしました。「小林楼」は大洗の旅館の中でも数少ない天然温泉付きの宿なのです。
 冷え切った体を湯煙に沈めてゆったりとあたたまり、気持ちよく上がって部屋に戻ると、ちょうど夕食の用意が出来ていて女将さんが挨拶にみえました。少し話をして、今回は初詣に来ました、と伝えると、「今年は神社の絵馬もガルパンですのよ、ゆっくりして明日の朝にお詣りされると宜しいですよ」と話してきました。
 食事は魚が中心で大変美味しいものでした。大洗はどこでも食べ物が旨いので、何度でも来たくなってしまいます。この時期ですからあんこう鍋がつきまして、余計に暖まりました。


 食後の散歩に出かけました。大洗磯前神社は夜でも参拝出来ますか、と御主人に尋ねたところ、「門の中は入れんけどよ」という返事でした。そこで二の鳥居の所まで歩くにとどめておきました。冷気に包まれて神域の社叢もほとんどは闇に沈み、少ない街灯の光だけが見えました。


 参道階段の下まで行き、上を見上げただけで引き返しました。明日の朝、ようやく初詣を果たせることになりますので、楽しみでした。


 それから一の鳥居を経由して、海岸に出て宿まで戻ろうと思いつき、シーサイドホテルの横を通りました。玄関口には西住みほの姿も見えました。ならば年始の挨拶としゃれ込もう、と思いつきました。


 玄関口まで近寄りました。西住みほは着物の帯だけを腹に巻き付けて羽子板をさしていました。これで正月仕様、ということなのでしょう。大洗のガルパンキャラクターパネルは、季節ごとに装いを変えていくそうなので、行くたびに違ったファッションに出会うことになるそうです。西住みほだけでなく、他のキャラクターのパネルも正月仕様になっているものと思われました。


 次いで大洗ホテルの横を回って海岸の方に降りました。


 夜の大洗海岸を歩きました。波音が絶え間なく静かなささやきを響かせる中、驚いたことに数人の釣り人が暗闇の中で糸を垂れているのでした。
 何が釣れるのですかと聞いてみようと思いましたが、邪魔をしてはいけないと考え直し、無駄な足音を立てないように砂浜を選んでたどり、静かに宿へ戻りました。来る途中に列車の中で寝ていたせいで眠気があまりなく、もう一度温泉に浸かったりして遅くまで過ごしました。


 翌朝は、6時23分に目が覚めました。天気予報は快晴の由でしたが、水平線上には雲が横たわって朝日の出は拝めませんでした。


 朝も浴場へ行って温泉に浸かりました。私はもともと温泉好きで、奈良でもほとんどの温泉へ何度も通っていたほどですので、とにかく温泉があると何度でも入りたくなってしまいます。


 部屋に戻ったのが7時過ぎでした。室内にもようやく朝日の陽光がさしこみ始めていました。それでしばらく日向ぼっこをしていました。年末年始以来、初めてゆったりとした気分になれました。


 7時30分に朝食の案内がありましたので、1階の食堂に降りて朝食をいただきました。大好きな鯵の干物がありましたので美味しく食べられました。大洗の干物はいつも美味しいので、一度ぐらい土産に買って持ち帰りたいのですが、移動距離が長いのでなかなか出来ないのですね・・・。


 部屋に戻り、しばらく窓から鹿島灘を眺めて過ごしました。左手には神磯の鳥居も望まれました。私の好きな風景の一つです。


 デジカメの望遠モードで引き寄せて撮影しました。いい景色は、何度撮っても飽きないものです。


 8時過ぎに、宿を出発しました。玄関口ではアリサが見送ってくれました。


 出る時に気が付いたのですが、朝食をいただいたのは食堂ではなく、旅館に併設されている食事処のスペースだったのでした。昼間は海鮮料理を中心に提供しているそうで、四季折々の鍋料理を一人でも食べられるそうです。機会があったら、春や秋に利用してみたいものです。 (続く)

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ウサギさんチーム M 3中戦車リー 作ります !!  その4

2014年02月20日 | ガルパン模型制作記

 ステップ5および6です。だんだんと組み立て部分が増え、ガルパン仕様への改造や追加工作も加わります。


 ステップ5は、車体前部の組み立てから取りかかりました。必要なパーツを全て切り出して並べました。


 前部パネルのB4の角の黄色の円内には、どういうわけか不要な字がモールドされています。こういうのはパーツ内部に入れてくれれば良いのですが、アカデミーのような海外製キットにおいては時々見かけます。


 不要な字のモールドを削っておきました。


 起動輪ケースのパーツB51、B52にも、不要な字のモールドがありますのでこれらも削っておきましょう。


 前部パネル部分を組み立てていきました。B4のパーツは車体底面との合いが良くないので、隙間が生じます。なので、隙間が生じないように押えながら瞬間接着剤でくっつけておきました。


 続いて、パーツB6およびB7においては、ガルパン仕様への改造が必要となります。


 公式設定資料の画像にて、該当部分を再確認しました。黄色の円内に示すように、パーツにあるモールドがなく、フラットな形状になっています。また形状そのものも異なりますが、後のステップにて追加改造することになるので、ここでは形状の変更はやりませんでした。


 パーツB6およびB7のモールドを切り取って、フラットに仕上げておきました。


 フラットに仕上げたパーツB6およびB7を車体に取り付けました。やはり劇中の形状よりも長いですね。ここの部分は、ステップ7にて前部フェンダーの改造とあわせて再び手を入れる予定です。
 また、フックB10につけるシャックルB5は、劇中ではついていませんので不要です。


 ステップ6に移り、インテリアの各パーツを順に組み立てました。左は75ミリ砲弾ケース、中央は無線機、右は消火器です。消火器は塗装後に取り付けるので、ここではランナーについたままで切り離しました。
 劇中のシーンおよび公式設定資料の画像では、消火器そのものは見当たらないのですが、劇中ではアヒルさんチームの八九式中戦車甲型で車内火災が発生した際に消火器が使われるシーンがありましたので、戦車道の戦車にも防火用の消火器は常備されていると考えた方が良さそうです。なので、消火器も塗装したのちに組み立て指示通りに接着する予定です。


 操縦席のパーツC16およびC32です。このうち、背もたれ部のC32の形状をガルパン仕様に変更しなければなりません。


 劇中のワンシーンを御覧下さい。阪口桂利奈が座っている席の背もたれ部は、黄色円内に示すように縁が丸型なのです。


 そこでC32を丸く削ってみました。元のパーツが厚みがあるうえに内側に窪んでいますので、両側を均等に削りならすのが難しかったです。私の適当かつ下手な工作ぶりがよく分かります。


 次に、リアパネル部分の組み立てに移りました。アカデミーのキットは、このリアパネルがガルパン仕様と同じディーゼルエンジンタイプですので、工作も楽です。タミヤのキットはこの範囲が全然異なりますから、完全に作り替える必要があります。
 ですが、ここでもガルパン仕様への改造が必要になります。排気筒のパーツB23とB24、B25とB26は、そのままですと上が長いのです。


 劇中のワンシーンにて、排気筒の形状を確認してみました。御覧のように、パーツの上部のやや細い部分がありません。


 そこで、パーツの上部のやや細い部分を全て切り取って、その上にパーツB27を取り付けました。


 両方とも同じように改造して、左右の排気筒をガルパン仕様に仕上げました。


 リアパネル部分の組み立てを完了して車体パーツに接着しました。尾部フェンダーは劇中ではついていませんので、B38とB39は不要です。またフックB9につけるシャックルB5も、劇中ではありませんので不要です。


 後ろからみたら、こんな感じです。前掲の劇中のワンシーンと同じ形状にまとまりました。


 続いてインテリアの組み立てを再開しました。右側に75ミリ砲弾ケースを組み入れ、操縦席を接着しました。阪口桂利奈の位置ですね。


 車体パーツ内にはめこんで、さらに左側の側面上に無線機を配置しました。宇津木優季の使用しているアイテムですね。


 ここで、宇津木優季の位置である通信士席をガルパン仕様にすべく追加工作を行いました。


 劇中のワンシーンを御覧下さい。キットのパーツには無い背もたれ部があります。操縦席のとは違って、支柱で支えられているタイプです。


 この部分を、プラ板で適当に再現してみました。背もたれ部の左右が曲がっている点も、プラ板を曲げてなんとか表現しました。ただ、このすぐ後ろに砲塔の大きな円筒部分が入るので、ひょっとすると干渉してしまうかもしれませんが、そうなったらまた作り直して調整することにしました。


 以上でステップ6を終えました。この段階にて、阪口桂利奈と宇津木優季の配置が完成しました。 (続く)

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ガールズ&パンツァー スイング

2014年02月19日 | ガールズ&パンツァー

 周知のように、カプセルトイのスイングでガルパンキャラクターが登場します。3月下旬頃にリリースされるようですが、ガシャポンの商品なので、とうとう私もガシャガシャする羽目になるわけですか・・・。


 こちらは彩色された完成品の見本画像です。大洗女子学園制服姿ですが、パンツァージャケット姿のバージョンも出して欲しいと思います。ねんどろいどの方は制服姿に加えてパンツァージャケット姿も出されるようですが。

 なぜこれに注目するかというと、カラコレを買ったのと同じ理由なんですよ。大体6センチ前後の大きさらしいので、1/35スケールの戦車模型キットに合わせて色々なシーンを楽しめるからです。プラッツのレジンキットを苦労して作るよりも楽に入手出来ますし。200円と安価なのが良いです。
 特に、冷泉麻子が珍しく気合の入った表情とポーズで表現されているのがポイント高いです。他の四人も割合に自由度の高い造形になっていますから、直立不動っぽい感じのカラコレに比べたら変化があって、戦車キットとあわせれば色々なシーンが作れるでしょう。

 アナウンスされているのはあんこうチームですが、他のチームのキャラクターも企画されるのかな・・・。カラコレの方では、どうもあんこうチームだけらしいので、こちらのスイングシリーズで、ぜひとも他チームを出してくれないかな。ウサギさんチームとか、レオポンさんチームとか。

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ガールズ&パンツァー メタルマグネット 特典付きBOX

2014年02月18日 | ガールズ&パンツァー

 サークルKサンクスの「おみツー」こと「おみせdeツーハン」でも扱っている「ガルパングッズカタログ」、今回の期間はフェアと併行しつつ2月28日までとなっています。カタログを見るにはこちら


 この今回のカタログにて、上画像の「メタルマグネット 特典付きBOX」を注文しました。これはカルワザオンラインでも扱っていますが、2月28日までの限定バージョンとなっているものです。


 で、注文してから五日後の昨日に、品物が届きました。サンクス店頭での受け取りを選択していたので、メール連絡を受けて取りに行きましたが、フェアの対象商品であったピンバッジ付き「おーいお茶」がまだ販売されていたのにはびっくりしました。
 品物の方は、御覧のように普通のお菓子のBOXでした。この中に10個入っているのです。


 箱を開けると、ガムとメタルマグネットの入ったケースが10個あり、その上に今回の限定特典である「imoメタルマグネット(非売品)」が添えられてありました。


 「imoメタルマグネット(非売品)」です。角谷杏生徒会長が干し芋をくわえつつ、両手で干し芋の袋を持っているという図柄がなんともユニークです。メタルマグネット自体は、芋のデザインと「imo」のロゴだけなので、会長の台紙が無かったらガルパングッズだとは分からないでしょうね。


 10個のケースを全て開けて中の10種類のメタルマグネットを取り出し、並べました。大洗女子学園チームの初期5チームと校章、および対戦校4チームの校章にて構成されています。アンツィオ高校が無いとは悲し過ぎます・・・・。

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ウサギさんチーム M 3中戦車リー 作ります !!  その3

2014年02月17日 | ガルパン模型制作記

 ステップ3および4です。ステップ3で駆動輪ケースと変速機を作り、ステップ4にてドライバーズエリアを組み立てます。


 駆動輪ケースを組み立てました。このケースだけでC14、C15、C29、C35、C36の5つのパーツから成ります。細かく分割されているところはドラゴンのキット並みですね。タミヤのキットだったら多分一体成型になっているでしょうね。


 変速機部分のC21、C22、C23、C24を組み立てました。一眼レフカメラみたいな形です。操縦手席の下にこの変速機が位置しますので、ウサギさんチームの阪口桂利奈は変速機のすぐ上に座っている形です。ステップ3はこれで完了です。


 ステップ4に移り、指示通りにパーツをつけていきました。長い棒状の部分C5およびC6は、後部のエンジンから変速機へ動力を伝えるシャフトのケースです。これが車内を区画する壁のような形になっていて、その両側に宇津木優季と山郷あゆみが位置していることが分かります。


 ドライバーズエリアでは、左右のステアリングレバーC7、操縦手席の支柱C33、C34を組み付けました。実際にはシートの左右にシフトレバーとサイドブレーキレバーがあるのですが、バーツ化されていませんでした。シート等を取り付ける段階で伸ばしランナーなどで追加しようかな、と思いましたが、他にも接着するパーツがあるので、それらを全て組み立ててから改めて考えることにしました。


 続いて、左側の通信士席のパーツC26、C30を取り付けました。この位置に宇津木優季が座っているわけです。ですが、このままだと劇中の仕様と異なりますので、後で追加工作を加えることにしました。


 操縦席の左右のステップC27、C28などを取り付けました。ステップは左右で形状が異なりますが、いずれもペダルC4を接着します。左のペダルがクラッチ、右のはアクセルです。
 そういえば、黒森峰女学園との決勝戦中に川を渡ろうとしてエンストするシーンがあり、阪口桂利奈が慌てて右のアクセルを二度ほど踏み込んでいましたね・・・。


 駆動輪ケースの両側にあるクランクみたいな部品C8、C25も取り付けました。何の部品なのかは「アハトゥンク・ガールズ&パンツァー」の車内設定資料を見ても分かりませんでした。変速機または駆動輪からの動力を伝えるパーツなのだろうと思われます。ちなみに劇中のシーンでは見えません。


 反対側から見ました。けっこう複雑な所も再現してあるものですね。上部車体を組み付けると殆ど見えなくなるのが残念ですが、ハッチなどを可動にすれば一部は見えるのではないかな、と思います。


 ステップ4が完了しました。室内スペースには、このあと75ミリ砲弾ケースや37ミリ砲弾ケース、無線機や消火器などが詰め込まれますので、空間的にはどんどん狭くなってゆきます。搭乗員の居る空間がとても限られていることがよく理解出来ます。そんなところに阪口桂利奈、宇津木優季、山郷あゆみが入っているわけですね。右側スペース後方にモールドされているハッチは、臨時脱出用ハッチのようです。 (続く)
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ウサギさんチーム M 3中戦車リー 作ります !!  その2

2014年02月16日 | ガルパン模型制作記

 ステップ1および2です。車輪類の組み立てです。指示通り、起動輪、転輪、誘導輪の順に作りました。


 最初の起動輪の組み立てにおいて、いきなり問題が発生しました。起動輪はE14とE15にある凹凸を合わせて作りますが、そのまま合わせると歯がずれるのでした。そこで、E14にある凹部をアートナイフで0.5ミリほど削って広げて、E15を仮組みしました。歯が並行に並ぶように爪楊枝を乗せてチェックしました。


 E14とE15の歯が合う位置でいったん接着し、ベルト式履帯を仮に巻き付けてみて歪みが無いか確認しました。M3中戦車リーの履帯は、その両側の切れ込みに起動輪の歯をかみ合わせるタイプですので、起動輪の歯並びが悪いと、履帯もはまらなくなってしまいます。
 巻きつけた履帯を動かして起動輪を回転させ、ストレートにかみ合っている事を再確認しました。


 転輪のワンセットを試しに仮組みしてみました。ネット上でレポートされている先行作品の制作記事などで、この転輪部分のサスペンションの上下幅がありすぎてうまく組み立てられない、という指摘がありましたが、その通りでした。サスペンションのパーツA9が、大きすぎてE1およびE21のケース内に入らない事が分かりました。A9の上下幅がありすぎるのが原因でした。


 これが問題の、サスペンションのパーツA9です。コイルスプリング上にある円筒部分が大き過ぎるのでした。このまま組んでも入りませんので、制作そのものがストップしてしまいました。A9を何とかしてE1およびE21のケース内におさめないと、先に進めません。


 そこで、上画像のように、パーツA9のコイルスプリング上の円筒部分をプラモ用の鋸で切落として上下幅を詰めました。A9は小さなパーツですので、これに鋸を当てて切るのは大変でした。A9は全部で6個ありますので、切り詰め作業を六度繰り返しました。


 切り詰めたA9を組み込んで、ようやく6セットの転輪が形になってきました。可動部を全て可動として転輪もコロコロと回るようにしてあるので、接着部分が少ししかなく、強度的に不安がありました。それで各所に流し込み接着剤を付けて補強とし、いったん乾燥させました。上画像の左側にある小さなパーツはE7です。


 E7を取り付けて、ステップ1の工程を終えました。このE7も、E1およびE21の接合がしっかりしていないと歪んだ状態になりますので、注意が必要でした。


 転輪の一つを拡大撮影しました。パーツの精度はタミヤと比べても遜色がないようなので、パーツの大きさが合わなかったり、仮組み時に合いの悪さが目立ったりといった点を改善していただければ、アカデミーのキットの評判も向上すると思われます。


 ステップ2に移り、誘導輪のA17を接着しました。組み立てガイドの指示では6セットの転輪も接着することになりますが、転輪のゴム部分の塗装がちょっと難しそうに思われたので、転輪は塗装後に接着することにしました。 (続く)
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ガールズ&パンツァー × グリコフェア  オリジナルクリアファイル5種

2014年02月15日 | ガールズ&パンツァー

 きょう2月15日からスタートした「ガールズ&パンツァー × グリコフェア」では、店頭の対象商品を購入することによって5種のオリジナルクリアファイルが貰えます。
 で、今朝の出勤途中に最寄りのサンクスへ立ち寄って、全部ゲットしてまいりました。上画像の上の2種、グロリアーナとアンツィオは詰め合わせ袋に入っていました。下の3種、サンダース、プラウダ、黒森峰は対象商品2点を買えば貰えます。私は、詰め合わせ袋を二つ、対象商品を四つ買ってこの5種全てを揃えました。合わせて1500円ぐらいでした。お菓子の方は、職場の同僚たちに全部あげました。


 5種のオリジナルクリアファイルの裏面です。対象期間が2月28日までの二週間なので、5種のセットを複数揃えようと思えば出来るんですね。1500円ぐらいあれば買えるわけですから。
 価格的には、大洗町で売っている「大洗限定A4クリアファイルセット plus1」1300円よりも安くてお得なんじゃないかと思います。対戦校のキャラクターたちが出揃うグッズというのは、あんまり出ていませんから、ガルパンファンとしては、ぜひゲットしておきたいアイテムでしょう。
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ウサギさんチーム M 3中戦車リー 作ります !!  その1

2014年02月15日 | ガルパン模型制作記

 私のガルパン戦車模型の第四作は、ウサギさんチームのM3中戦車リーに決めました。第一作目がファインモールド、第二作目がタミヤ、第三作目がプラッツのキットでしたから、ここは残るアカデミーのキットを体験してみようと思ったからです。

 で、この正月に届いた大きな箱を取り出して、まずは事前準備から始めました。と言うのは、ウサギさんチームのM3中戦車リーのキット制作レポートをネット上で検索すると、多くはタミヤのキットを使用しているのでした。このアカデミーのキットを使った先行制作例もあることはあるのですが、記事には制作過程やガルパン仕様への工作ポイントなどがあまり紹介されていませんでした。
 そこで、私なりに、ガルパン仕様への改造や追加工作ポイントを調べてまとめておき、加えてアカデミーのキットの制作上の注意点なども可能な限り洗い出す必要がありました。キットが目の前にあり、公式設定資料や劇中シーンの画像も豊富にありますので、工程ごとに細かくリサーチすれば、なんとかなるだろうと考えたのでした。


 箱を開けて中の状態をチェックしました。タミヤのキットと比べて部品数が多いのは、例えば車体でもパーツが分割されて組み立て式になっているからです。タミヤだと一体成型されているパーツが多いので、組み立てるのは非常に楽です。ですが、ガルパン仕様に近づけるべく各所に改造や追加工作を入れたりする場合、一体成型のパーツというのはかえって扱い難いことが多いです。
 私が以前から、M3中戦車リーを作るならアカデミーの方がいいだろうと考えたのも、パーツが分割されていて改造や追加工作がしやすいだろうと予想したからです。また、劇中の仕様に近いのもアカデミーの方です。それに関しては以前の記事でも少し触れました。


 上画像は、キットの組み立てガイドや公式設定資料や劇中シーンの画像などを比較検討しながらまとめた、工程ごとの重要ポイント、制作上の注意点、ガルパン仕様への改造箇所や追加工作部分などです。
 このノートには、他の戦車キットの制作ポイントなどもまとめてありますので、私なりのガルパン戦車模型制作覚え書きノートと言えます。当ブログで戦車制作記事を綴る際にも、このノートの記述を参考にしています。

 今回のキットを作るにあたっては、三つのテーマを持って取り組むことにしました。
 テーマの一つ目は、これまで以上にガルパン仕様に近づける事、です。と言うのは、ネット上で紹介されている先行作品の殆どが、タミヤ、アカデミーのいずれかにかかわらず、完全な劇中再現に至っていないからです。その一番の理由が、タミヤ、アカデミーのキットの両方ともガルパン仕様とは異なる姿を再現しているという点であると思われます。それらは第二次大戦で活躍した実際の車輌の姿を忠実に表しているので、むしろガルパン仕様の方が特異ということになります。他のガルパン戦車と比べても実車との相違点が格段に多く、公式資料でもベースとなる車種が明らかにされていないため、余計にガルパン仕様への作り替えが難しくなっていると思います。そこを何とかして、私なりに努力してみたいと思います。

 テーマの二つ目は、ドアやハッチなどの可動部分は全て動くようにする、です。模型雑誌などで色々な戦車の可動部分への工作例が紹介されているので、今回のM3中戦車リーを素材として私なりに可動部分の再現にチャレンジしてみようと考えました。
 テーマの三つ目は、このキットがインテリアも作れる点を生かして、内部もガルパン仕様に作ってみること、です。私が買いそろえた大洗女子学園チームの戦車の中で、インテリア付きのキットはこのアカデミーの製品だけですので、内部構造を把握し劇中シーンを追体験しながら作ってゆく楽しみがあります。大洗女子学園チーム中最大の6人という人数をもつウサギさんチームによって操られるM3中戦車リーを、キャラクターたちと同じような視線、気分になって作ってみたいと思います。

 なお、今冬のワンダーフェスティバルの最新情報によりますと、ウサギさんチームの1/35フィギュアの展示もあったそうで、それはM3中戦車リーへの搭乗シーンをも再現出来るそうです。そうなると、ドアやハッチなどを可動にするという、二つ目のテーマとも関連して、インテリアの制作の意義がより深まるように思います。ハッチを開けて中を見る、フィギュアを乗せる、といった楽しみ方も可能となるからです。


 アカデミーは、韓国のメーカーですので、このキットも海外製品ということになります。離型剤が残っているかもしれませんので、プラッツのⅢ号突撃砲F型の時と同じように、ランナーや車体パーツを洗浄しました。お湯を満たしたバケツに中性洗剤を入れて泡立て、ランナーを数分ほど付け置きし、それからランナーの端を持ってジャブジャブと振る作業を三度やりました。それからお湯を綺麗な水に入れ替えて洗剤を落としていき、半日ぐらい外に出して乾燥させました。夕方近くになって箱に戻し、パーツが取れたりしていないかをチェックしました。
 乾燥させている間に、前述のノートをまとめていました。ランナーやパーツが乾燥したので、事前準備は完了となりました。 (続く)
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