下部ホテルでの見学と温泉休憩の後、昼食をとるべくJR身延線の踏切を東へ進み、下部温泉駅の駅前広場に行きました。上図は駅舎です。駅名板の風格ある字体が良いです。いまは無人駅ですが、昭和の観光最盛期には駅員も常駐していて賑わっていたことでしょう。
駅舎に向かって右側、駐車スペースの奥に、上図の石碑があります。
「素足のふるさと 下部温泉郷」と刻まれてあります。おそらく何らかの由緒があるのでしょうが、詳細はよく分かりません。この石碑が「へやキャン△」第8話に上図のアングルで出ています。
このシーンですね。店名とか地名とかは一字変えてありがちなのに、この石碑はそのまんまですね。
駅前広場の北側に位置する土産物店の「ニュー梅月」さんです。
だいたい上図のようなアングルで、「へやキャン△」第8話に登場します。
このシーンですね。奥に見えるメロディーブリッジがやや大き目に見えるのは、元写真が望遠ズームでの引き寄せ撮影であるからでしょう。この種の風景写真は奥への距離感が実際よりも浅くなりがちです。
「ニュー梅月」さんの店先にて独特の存在感を放つウサギの彫り物です。子供の夏休み宿題の作品みたいな代物ですが、お店の方の話によれば、以前に立ち寄ったお客さんが自ら彫って贈って下さったものだそうです。
「へやキャン△」第8話にそのままの姿で登場します。顔面に縦に走る干割れまで忠実に再現されていますが、一見して切られた傷みたいに見えます。
もしかして、武田信玄お抱えのウサギ忍者の仮りそめの姿・・・?・・・くっ、そちの謀略にはゆめ騙されまいぞ、これなる我は、どいろくてんの、まうを、のぶなが、である! (アホかお前は)
そしてウサギよりもさらに異様な圧迫感めいた怪しい雰囲気を放つのが、上図のオッサンの彫像です。変装して縁日に繰り出す金山工夫のオッサン、といった感じですが、何かに驚いて見張った目付きがインパクト有り過ぎでちょっと怖いです。
口も布で覆ってなるべく顔を知られないようにしているとは・・・・、さては、貴様も武田の間者かっ、出会え者ども、川中島の恨みをここですすごうぞ!我は、不識院大僧都ケンシンである! (アホかお前は)
この怪しき武田の間者・・・いや金山工夫のオッサンも「へやキャン△」第8話に登場します。こちらのほうがまだマシな雰囲気です・・・。
お店の建物の、和菓子工房部分の店先です。名物の和菓子「かくし最中」がここで製造されて販売されているそうです。
同じ位置で、野クルの三人が名物の和菓子「かくし最中」を食べているシーンです。
これが天下に名高い信玄公隠し湯の和菓子「かくし最中」です。本来は「隠し最中」と書きますが、分かりやすく平仮名にしてあります。
そのまんま、「へやキャン△」第8話に登場します。「みのぶまんじゅう」と並ぶ身延エリアの二大和菓子土産として、ゆるキャン△巡礼ファンのみならず一般の観光客も常に買う・・・、買ってしまうのです・・・。 (続く)