気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

プラウダ高校 KV-2 作ります!! その4

2020年09月30日 | ガルパン模型制作記

 ステップ4では車体上部を組み立てます。パーツはA4とA14だけを取り付けます。ハッチC12は劇中車と形も位置も違いますので不要としてプラ板自作パーツに置き換えます。したがってB15、C13、C14、C15も不要です。
 なお、車体上部パーツへの工作は、上図の穴あけ指示の他にガルパン仕様への改造が二つ加わります。

 

 作業前の車体上部パーツです。

 

 まずはガルパン仕様への改造の一つ目に取り掛かります。御覧のように砲塔基部の前後に3つの跳弾板があります。

 

 劇中車では、これらの跳弾板がありません。

 

 そこで、3つの跳弾板を削り取りました。

 

 ガルパン仕様への改造の二つ目は、上図の車体左右側面の赤枠内の方形モールドの除去です。これも劇中車にはありませんので、左右ともカットします。

 

 削り取りました。

 

 ついでに、次のステップ5にて指示がある上図の右フェンダー後部の四つの突起のカットも行ないます。

 

 カットしました。

 

 続いて、ハッチC12がつく穴を見ました。ハッチC12は劇中車と形も位置も違いますのが、この穴もまた位置が異なります。

 

 御覧のように劇中車のハッチは径も大きく、位置も外側に寄っています。パーツC12とは形状も異なり、中心に突起があるだけのシンプルな姿です。

 

 なので、このC12では小さすぎます。周縁部の盛り上がりも中心の環状モールドも劇中車のハッチにはありませんから、このパーツは使わずにプラ板自作パーツに置き換えます。

 

 劇中車のハッチのサイズを計測し、サークルカッターで切り出して同位置に合わせました。突起はジャンクのボルトで間に合わせました。

 キットでは、本来のパーツC12には開閉機構も付属していて開閉自在に出来るようですが、車内がカラッポですので開けても何もありません。フィギュアを乗せたりする予定もありませんから、ハッチは接着固定のままでよいと考え、プラ板自作パーツのハッチも固定しました。  (続く)

 

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ゆるキャン△の聖地を行く11 その10  ウサギのゴンドラ

2020年09月29日 | ゆるキャン△

 カチカチ山こと天上山での見物および休憩を終えて、ロープウェーでの下山にかかるべく、行列に並びました。この時は待ち人数が最後尾の私から見て上図の通りでしたので、待機時間は10分ほどで済みました。

 

 すぐに乗車待機列に案内されました。上図のように乗降ホームに進んで並び、登ってくるゴンドラを待ちました。眺めが良いので、待ち時間も苦にならず、むしろ楽しいひとときでした。

 

 ゴンドラが上ってきました。登った時とは反対側のゴンドラでした。車体色もやや異なっているように思いましたが、気のせいだったでしょうか・・・。

 

 おや、こちらのゴンドラ上にはウサギが2匹ですか・・・、なるほど。これも千両箱の上で駕籠をかついでいますね・・・。

 

 駕籠かきスタイルで、駕籠の中に小判が積み上げてある点はタヌキと同じでした。駕籠はたぶんゴンドラで、小判は金を落としてくれる観光客、という比喩なのでしょう。
 カチカチ山のロープウェーですから、2基のゴンドラにタヌキとウサギを割り振ってあるわけですね・・・。感心したのは、ゴンドラ屋上に雨ざらしであるにもかかわらず、白いウサギがそのまま白く輝いていたことです。毎日のお手入れ掃除が行き届いているのでしょう。

 

 ゴンドラ内の様子です。通常時の満員ぎゅう詰めではなく、ある程度余裕がとれる人数におさえて3密回避をはかっている状態でした。しかし、実感としては京都市での通勤のバスや地下鉄の混雑よりも密になっていましたので、あまり3密回避にはなっていないな、と思いました。

 このまま観光需要が回復して秋の連休などに観光客が増加したらどうするんだろう、とても行列一時間以内でロープウェーに乗れないだろう、と思いました。コロナそのものはまだ続いていますから、秋にも冬にも対策自体は続けられるはずですが、従前の通常期スタイルには当分戻せないでしょう。
 しかし、GOTOトラベルキャンペーンや諸交通機関のコロナ対策値下げやお得なキャンペーン類は秋以降に本格化すると思いますから、たぶん9月下旬の四連休あたりにその最初の波がくるものと予想されます。久しぶりに賑わって混雑して行列だらけとなって、3密になるんじゃないかと予想されます。

(追記 予想通り、9月の四連休はどこも大賑わいで河口湖エリアも例外では無かったそうです。京都でも観光客が一気に増えた感がありましたが、この四連休のみで終わるのか、10月以降のシーズンにも人出が持続するのかは微妙なところです。)

 

 ゴンドラから眺めた河口湖の景色です。アニメのシーンと同じですが、当たり前ですね。

 

 このシーンですね。意図的に河口湖大橋を中心に据えて引き寄せた図にしているため、左右の拡がりがカットされています。実際に見られる景色の雄大さがアニメでは感じられませんので、現地で実際に景色に接するとかえって新鮮な感動があります。

 

 バス停近くに降りました。一面の紫陽花のなかにタヌキとウサギも居ました。カチカチ山、なかなか楽しかったので、機会があれば劇中と同じ冬季に再訪してみたいです。

 

 さて、バス停からは徒歩で移動しました。バスの時刻まで10分程度でしたが、目指す河口湖駅までは500メートルぐらいなので、歩いた方が早いと考えたからです。バスですと大きく迂回して遠回りのコースをとるため、河口湖駅に着く時間は徒歩よりも遅れます。

 徒歩のコースは緩い登り坂が多いですが、城跡巡りの山歩きに慣れた身には気にもなりませんでした。暑い日でしたが、湖畔からの風がずっと吹き上げてくるので、汗もあまり感じませんでした。

 

 歩いて12分で河口湖駅に戻ってまいりました。御覧の通り、駅前が閑散としているのは、このあと約一時間ほどは路線バスの発着が無いからです。計画ではここから三ヶ所目の聖地に向かいますが、バスがしばらく無いので、どうしたものかと思案しました。  (続く)

 


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プラウダ高校 KV-2 作ります!! その3

2020年09月28日 | ガルパン模型制作記

 ステップ2では下部部品の取り付けを行ないます。ガルパン仕様への工作が三ヶ所で加わります。いずれも簡単な作業で済みます。

 

 ガルパン仕様への工作の一ヶ所目は、車体下部パーツの、上図のサスペンションアームの基部です。御覧のように台状に盛り上がった円形の周縁にボルトが3個付いています。このモールドを消します。

 

 劇中車の同部分を御覧下さい。台状に盛り上がった円形の表面がフラットになっています。周縁のボルト3個が省略されています。この状態に合わせます。

 

 ヤスリがけして、ボルトのモールドが大体消えるまで削りました。その後にセメントをベタッと塗って平滑面を作りました。セメントが乾いた後にサンドペーパーでやわらかくヤスっておきました。

 

 この時点で本来のステップ2の組み立てに移りました。車輪類は塗装後まで付けずに保管しました。後部ホールドに付くリングC19は劇中車のパーツと異なるので不要としました。

 

 組み上がりました。続いて劇中車のパーツと異なるので不要としたリングC19の代替品を作ります。

 

 劇中シーンが無いので公式設定資料の画像を御覧下さい。リングがC19とは異なる円環状であることが分かります。針金または真鍮線を丸めて作ろうと思いましたが、手持ちが無くなっていて出来ませんでした。

 

 そこで、プラパイプをスライスしたものを上図のように取り付けました。太い円環ですが、形状的にはこれで合いますので良し、でした。

 

 ステップ3では、車体前部の牽引ホールドなどを組み付けます。ここでもリングC19は劇中車のパーツと異なるので不要としました。

 

 組み上がりました。

 

 御覧のように、前部のリングも後部と同じ円環状です。ただし、前部にはワイヤーが装備されて円環も上に引っ張られていますので、後部とは逆に円環を上向きにする必要があります。

 

 そこで、後部のリングと同じくプラパイプをスライスしたものを上向きに取り付けました。プラ材であるため接着も容易でした。針金または真鍮線を丸めて円環を作る案をアッサリ諦めた理由の一つが、プラ材で作れば普通にセメントでくっつけられるから、でした。

 実は、このようにして円環をプラ材で作っておく理由がもう一つあります。周知のように劇中車のワイヤーは前部の円環から側面の懸け具まで掛けられて2ヶ所で屈曲します。キットのワイヤーA2は直線状であるため、曲げ加工や切り離しての再接着などが必須となります。上図の上向きの円環に懸かるA2の金具は、いったん切り離して円環に接着するほうが組み易いと考えられるので、私の製作ではそのように作ってみる積りです。金属製のワイヤーを使うという案もありますが、費用もかかるうえに瞬間接着剤も用意しなければいけませんので、今回は全てをプラ材で再現するという方針にて頑張ってみたいと思います。

 そしてこの場合、ワイヤーロープも曲げ加工をするか、切り貼りして曲げてから付け直すため、円環も含めて全てがプラ材であるほうが、接着して組み立てるのも楽になります。その手順については、ステップ9の工程にて述べます。  (続く)

 


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ゆるキャン△の聖地を行く11 その9  だんごとジュース

2020年09月27日 | ゆるキャン△

 天上山山頂のたぬき茶屋屋上の富士山展望所から降りました。登りは北側階段を使いましたが、降りは東側階段を利用しました。階段を下り切った所の縁側に、上図の紫陽花の群生が広がっていて見応えがありました。他の観光客も足を停めてスマホで撮影したりしていましたので、東側階段への縁側通路は割合に混みがちでした。

 

 さて、ここらで一休みして、劇中で野クルの3人が食べていた団子でも食べますか・・・。

 

 ということで、早速たぬき茶屋で購入してきました、たぬき団子と桃ジュースのセットでした。合わせて800円なり。
 劇中で3人が飲んでいたジュースは抹茶ジュースのようですが、それは完売していたので、店員さんがすすめてくれた桃ジュースにしたのですが、味はこちらのほうが良いんじゃないかと思ったほど、美味しかったです。市販のピーチジュースと違って、桃そのものを味わっているような濃厚さでした。

 

 たぬき団子、という名前ですが、タヌキではなくて富士山の絵が焼き付けてありました。これなら「富士山団子」のほうが相応しい名称では・・・?
 味は、団子というより、大きなみたらしという感じでした。サイズが大きいので1個でも食べごたえがあり、3個も食べればもう満腹に近くなってしまいます。もうこれで昼飯になったな、と思いました。

 

 なので、下山後にどこかで予定していた昼食は取り止めとし、濃厚な桃ジュースを少しずつ味わいつつ、霞む富士山をまったりと眺めました。至福のひとときでした。こういう時間は、個人的には幾らあっても足りない気がします。

 

 なにしろ、一日中富士山を眺めていても飽きない性質ですから、出来たらここにテントを張ってキャンプしたいぐらいでした。以前に富士山西麓の朝霧高原ふもとっぱらキャンプ場で一泊してずうっと富士山を眺めて過ごしていた時の事を思い出しました。

 

 当然ながら富士山をバックにしての記念の自撮りは欠かせません。こみあげる笑いを抑えるべく、口の両端に力をこめてなんとか表情を作りました。自分でも呆れるほどの富士山バカだなー、まったく。

 

 広場の一角にあったタヌキとウサギのワンシーン。タヌキの火傷跡にカラシを塗り込むウサギ。効果的な報復とは、こうでなければいけませんね・・・。

 

 困り顔のタヌキ。はて、これは何のシーンだったかな・・・?  (続く)

 


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プラウダ高校 KV-2 作ります!! その2

2020年09月26日 | ガルパン模型制作記

 ステップ1の続きです。計12個のロードホイル、つまり転輪を組み立てます。ここでガルパン仕様への最初の工作にとりかかります。

 

 転輪のパーツB10は、御覧の通りの状態です。外区に12個、内区に6個のボルト穴があります。ところが劇中車の転輪ではそうなっていません。

 

 試合中に停止して道を塞いでいた劇中車が、あんこうチームのⅣ号戦車およびⅢ号突撃砲の一斉砲撃をくらった際のシーンです。赤円内に転輪のひとつを示しましたが、外区に12個、内区に12個のボルト穴があります。つまり、内区も12個のボルト穴があります。

 

 ピンバイスで内区のボルト穴を6つ追加しました。これを12個ぶん繰り返しましたが、地味に根気の要る作業でした。

 

 改造工作の後に組みました。

 

 組み上がりました。

 

 次の工作は、上図の上部転輪のパーツB2において行ないます。ステップ2の工程で扱うパーツですが、前倒しして転輪12個と共にまとめて改造します。キットのパーツでは、御覧のように6個のリブが放射状に並びます。

 

 ですが、劇中車のそれにおいては、放射状に並ぶ6個のリブがありません。

 

 そこで、上図のように6個のリブをカットしました。上部転輪は6個ありますので、表側に付けるB2の6個に工作をほどこしました。

 

 改造後に組み立てた状態です。

 

 6個とも組み立てました。これも地味に根気の要る作業でした。今回の製作では大きな改造はありませんが、このような小改造の箇所が沢山ありますので、とにかく根気が問われます。一つ一つ丁寧に取り組んでゆくしかありませんが、仕上げた時の充足度も格別でしょう。  (続く)

 


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ゆるキャン△の聖地を行く11 その8  富士山の景色

2020年09月25日 | ゆるキャン△

 カチカチ山こと天上山の山頂には、「たぬき茶屋」と名付けられたフードショップ兼売店があります。看板を白いタヌキが上から支えています。

 

 この看板も「へやキャン△」第5話にそのまま出ています。看板を白いタヌキが上から支えているのも同じですが、「たぬき茶屋」が「たぬき喫茶」に変えてあります。やっぱり、そのまま出すのはタブーなんでしょうか・・・。

 

 「たぬき茶屋」の店先の囲いのあるベンチも、既視感バッチリでした。

 

 劇中で野クルの3人が座っていたベンチです。奥の「たぬき喫茶」の外観も、実際の「たぬき茶屋」と同じでした。観光客が大勢居たため、あまり撮影が出来なかったのが残念でした。

 

 「たぬき茶屋」の隣の売店の屋上が富士山展望所になっており、上図のような景色が楽しめました。富士山展望所への階段は北と西の二ヶ所にありますが、劇中で各務原なでしこ達が登っていったのは北側の階段です。

 

 実際にはこのように展望所の南東隅から富士山が見えるのですが・・・。

 

 劇中ではちょっとアングルが南に寄っているうえ、富士山が大きく描かれています。展望所の囲いの塀も高くなっています。これもアニメの演出の一つでしょう。

 

 いいですなあ・・・、富士山。個人的には、どこからどのように見えても最高です・・・。

 

 西を見ると、右寄りに河口湖が望まれました。先に見上げた「たぬき茶屋」の看板の裏側も見えます。看板を支える白いタヌキの後姿が面白いです。

 

 観光パンフレット類などによりますと、この高さで富士山を裾野まで眺められるスポットはここだけだそうです。だから観光客に人気があるようで、コロナ禍の自粛モードの下でもここだけが行列になって賑わっていたわけです。

 

 ですが、これでも通常繁忙期の1/4ぐらいの人出しかなかったらしいです。普通ならロープウェーも一時間以上待ちが当たり前、であったそうです。考えようによっては、良いタイミングで来られたことになるな、と思いました。
 上図のタヌキとウサギの右側に、ハート形のオブジェのようなものがありましたが、若いカップルが必ず撮影していましたので、恋人たちのスポットにもなっているのかな、と思いました。  (続く)

 


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プラウダ高校 KV-2 作ります!! その1

2020年09月24日 | ガルパン模型制作記

 私のガルパンプラモデル製作におけるプラウダ高校チーム車輌の12作目は、上図のKV-2にしました。この車輌を作れば、テレビシリーズ以来のプラウダ高校チームの主要4種の戦車が全て揃います。最初のT-34/76を作ったのが2016年1月のことでしたから、4年近くが経過しています。ようやくというか、やっとというか、遅々たる歩みでありました。

 今回の制作の契機は、サークル唯一のガルパン仲間であるT氏との長電話にて「KV-2は作るの難しいのかね?」と訊かれて答えられなかった事でした。まだ作ってないから簡単か難しいかは分からん、と応じたところ、「何や、まだ作ってなかったんかい」と呆れられました。確かに、まだ作ってないのは何でだろう、と自分自身に呆れたことでした。

 一応、事前の製作ポイントやガルパン仕様などはノートにまとめてありました。改造はそれなりに多いけれど小改造ばかりで、そんなに手間取るようには思えなかったこともあり、いつでも作れる、と考えていました。それで他の難しそうな車輌のほうを先に作る、という流れが重なっていたため、気が付いたら3年余りも経ってしまっていたわけでした。

 

 周知のようにKV-2に関しては、テレビ版とOVA「スノー・ウォー!」版の2種類の仕様が存在します。今までの主要戦車は全てテレビ版仕様で製作しているため、今回のKV-2も同様に作ることに決めました。

 ですが、劇中車のシーンは、上図のように右側面の姿が殆どで、正面と背面の一部のシーンも僅かにありますが、左側面の姿はテレビシリーズではついに無く、劇場版にてようやく数シーンが出てきます。
 なので、左側面に関しては公式設定資料の画像を参考にすることにしました。正面と背面も然りです。

 

 プラッツ発の公式キットです。ずっと積んだままでしたが、ようやく箱を開けました。

 

 中身はタミヤの古い製品です。普通にストレートに組めば楽な筈ですが、ガルパン仕様への改造が幾つかありますので、たぶん今回も多少は手間取るだろうな、と予測しました。

 

 組み立てガイドの表紙と裏表紙です。公式キットではおなじみの才谷屋龍一さんのイラストです。

 

 ステップ1です。三種類の車輪を作りますが、まずはフロントホイルとドライブスプロケットを先に作ります。ロードホイルにはガルパン仕様への改造を加えますので、後回しにします。

 

 左がフロントホイルつまり誘導輪、右がドライブスプロケットつまり起動輪のパーツです。タミヤキットではおなじみのポリキャップも付きます。

 

 組み上がりました。  (続く)

 


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ゆるキャン△の聖地を行く11 その7  タヌキとウサギ

2020年09月23日 | ゆるキャン△

 カチカチ山へ登る富士山パノラマロープウェーからの眺めです。河口湖が一望のもとに見渡せましたが、富士山は山の稜線に見え隠れしていてよく捉えられませんでした。ゴンドラ内がほぼ満員でしたので身動きも出来ず、視界も限られていました。

 

 頂上駅に着いてゴンドラを降りて、ふと振り返ると、ゴンドラの上にタヌキの人形が2体並んで駕籠をかついでいるのが目に入りました。おや、あれは?と凝視して、あっ、あれか!と思い至りました。「へやキャン△」第5話にこの駕籠かきタヌキが出ているのです。

 

 このシーンですね。いきなり出てくるので、位置がさっぱり分からなかったのですが、ゴンドラの上とは思いもよりませんでした。千両箱の上でタヌキが2匹、小判入りの駕籠をかついでいるのです。本当にあるんだなあ、と驚き感動しました。

 

 頂上駅から少し山道を登って、上図の広い場所に出ました。どうやら、山頂の展望所というのがこの場所であるようでした。カチカチ山の正式名称は天上山ですので、天上山公園と呼ばれます。標高は1075メートルですが、河口湖エリア自体が標高833メートルを測りますので、麓からの比高は240メートル程度しかありません。ロープウェーで約3分でした。

 

 ここも既視感バッチリです。

 

 この通り、「へやキャン△」第5話に登場しています。奥に見えるウサギ神社の鳥居も同じです。

 

 そして、富士山です。これが一番見たかった景色でした。これでいっぺんに幸せになりました。

 

 ああ、カチカチ山のタヌキとウサギだ・・・、日本昔話のアレだ・・・。

 

 そのまんま「へやキャン△」第5話に登場しています。表情まで一致しています。
 天上山には縁結びの神様として有名な磐長姫命と、美と富士山の神様として知られる木花開耶姫命の姉妹二神が祭られていますが、カチカチ山伝説とどのような関係があるのでしょうか・・・。そのあたりは太宰治さんに聞いてみないと分からないかもしれませんね・・・。  (続く)

 


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継続高校 タワーワゴン 作ります!! その10

2020年09月22日 | ガルパン模型制作記

 上図赤枠内の、タワー側面に掛けられたH型の道具を作ります。架線工事作業に使われる治具の一種であるそうですが、どのようにして使用するのかは、写真を見た事が無いので分かりません。

 

 プラ材は角棒2ミリと角棒1ミリの2種類を使いました。全長11センチ、両端の縦材は3.5センチで設計図を引きました。全長11センチのうち、中央の太い部分を6.8センチ、両側の細い部分を2.1センチとしました。

 

 スコヤ定規にあてて組んでゆきました。丁寧さと根気が試される作業でした。

 

 約30分で仕上がりました。

 

 タワー一段目の右側面にプラ材で掛具を作り、それに掛けてみました。棚や箱への収納のことを考えて接着はせず、取り外し自在としました。

 

 これで、塗装前の組み立ては全て完了しました。なんとか形になりましたので安堵しました。

 

 今回の製作において、再現を見送った箇所がありました。上図赤枠内の、曲がっている部分です。既に触れたように、実車写真では架線ワイヤーを丸く束ねたものが同位置に見られますが、劇中車の手描き画ではその形状が簡略化または省略されたようで、細長い板状の部品がカーブしながらタワー後部に取り付いている状態に見えます。これを忠実に再現するのもどうかと思いましたので、この部品は再現工作の対象外としました。

 それで、架線ワイヤーを丸く束ねたものを作ってセットする案も検討しましたが、よく考えると劇中車は実車と同じ路面電車の架線工事作業車ではありませんので、架線ワイヤーを丸く束ねたものは必要ないことになります。そこで、何も作らないほうが良い、という結論に至りました。

 

 というわけで、車輪を仮組みした上図の様子が、塗装前の組み立て完了の状態となります。

 

 あと、写真を載せ忘れていた、車体前部ラジエターグリルの改造状況です。御覧のように劇中車に合わせてグリル開口部を小さくしてあります。

 

 組み立て完了の日の晩にN氏に画像を送って報告をしたところ、後部の箱の上のハンドルが無いよ、と指摘されましたので、上図のようにジャンクパーツで追加しました。これは劇中車にもついていますが、アニメの配色ミスによって見えにくくなっています。

 次は塗装ですが、まだ残暑の時期で湿度も高いため、秋以降に他の作品とまとめて行う予定です。  (続く)

 

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ゆるキャン△の聖地を行く11 その6  富士山パノラマロープウェー

2020年09月21日 | ゆるキャン△

 大石公園散策および買物を終えてバス停に戻りました。これより二番目の聖地に向かいました。

 

 すぐにやってきたレッドラインのバスです。10時27分に発車しました。

 

 座った席が右側、河口湖側でしたので、湖上の景色が楽しめました。途中で河口湖大橋も見えました。「へやキャン△」第3話で各務原なでしこ、大垣千明、犬山あおいの三人がレンタサイクルで渡った橋です。

 

 このシーンですね。北側から橋ごしに富士山が見えますが、アニメのシーンでは望遠レンズで引き寄せたように富士山が大きく描かれています。

 

 14分後の10時41分に、上図の「観光船・ロープウェイ入口」バス停で降りました。他の乗客も大半が降りていましたので、河口湖有数の人気スポットなのだろうな、と思いました。

 

 上図のように、バス停のすぐ横に、河口湖エリアでは有名な人気店の「FUJIYAMACOOKIE」があります。現地特産の富士山をかたどったクッキー類が若い女性や家族連れに大人気だそうです。
 私と共にバスを降りた観光客の半数ぐらいがストレートに「FUJIYAMACOOKIE」に入っていきましたので、つられて私も入りかけましたが、店先から中をのぞくと満員状態でした。なので入るのは諦めました。

 私と共にバスを降りた観光客の残りの半数は、バス停の向かいの観光船乗り場へ降りていきました。河口湖遊覧船はここから出ているようで、乗り場のゲートに行列が出来ていました。

 

 なので、バス停の東側の坂道を登ってロープウェー乗り場に向かったのは私だけでした。このぶんだとロープウェーは空いているのかもしれない、と期待しましたが・・・。

 

 やっぱり行列が出来ていました。河口湖を見下ろす展望の地として人気がありますから当然でした。ですが、通常時の半分以下であったそうで、コロナ禍による外出自粛の影響を受けているのは間違いありませんでした。
 このロープウェー、上図のように「富士山パノラマロープウェー」が正式名称ですが、「へやキャン△」第5話では「カチカチ山ロープウェー」となっています。これからロープウェーで行く山がカチカチ山なので、通称でもあるのでしょう。

 

 ロープウェー乗り場までの行列に並んで少しずつ移動していた途中で見かけた、「へやキャン△」のポスターです。本栖高校野クルの三人が躍動的な構図でポーズを決めています。これ、欲しかったな・・・。

 

 行列に並ぶこと約20分、途中でチケットも購入し、上図の乗り場に進みました。初めて来ましたが、既視感バッチリでした。

 

 「へやキャン△」第5話での同位置のシーンです。右側のタヌキの看板まで忠実に描かれています。劇中の季節は冬なので、山の色が異なります。

 

 ゴンドラが入ってきましたが、3密回避対策として乗員を減らしているため、この時は乗車出来ず、次の便に乗りました。降りてくる観光客も定員一杯なので、カチカチ山頂上も大勢で賑わっているのだろうな、と推測しました。
 コロナ禍の観光客激減の時期にこの状況でしたから、通常のピーク期にはもっと賑わって行列も長くてロープウェーに乗るだけでも時間がかかってしまうのだな、と思いました。  (続く)

 


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継続高校 タワーワゴン 作ります!! その9

2020年09月20日 | ガルパン模型制作記

 カーゴタワー部分が仕上がりましたので、残る各所の工作に進みました。まずは上図赤枠内の、車体後部の箱状の部分を作りました。箱みたいに見えますが、実在の車輌の写真においても箱状に見えます。
 実車のそれには両側にハンドルがつきますが、劇中車にはハンドルが無いように見えます。実際には劇中車にもハンドルはちゃんと描写されているのですが、その内側の空間が空の色ではなくて車体のグリーン色になっています。いわゆる配色ミスと思われます。

 また、箱状部分の側面に丸い部品とそれにかかるワイヤーのようなもの、更に下に垂れる棒状のものが見えます。どのような部品であるかは分かりませんが、とりあえず形状はなんとかして似せてみることにしました。さらに、箱状部分の後ろにある何かの物体は、かなり複雑な形状に描かれますが、実在の車輌の写真でも同部分が鮮明に見えないため、どのような物体であるかが分かりません。それで再現工作は諦めました。

 その上に曲線状に伸びる帯状のものも、実車写真においては架線修理用のワイヤーを丸く束ねたものであることが知られますが、劇中車の描写においては細長い板状部品を曲げた状態に見えます。アニメの手描き画によくみられる省略または簡略表現の一種であるようですが、これを模型で立体再現するのは難しいと思います。
 私の製作では劇中車になるべく合わせるのが原則であり、実車に合わせることはあまり無いので、再現が難しい部分については諦めるか、保留とします。
 もともと今回の車輌はモドキ的なものとして製作していますから、何が何でも合わせる必要は最初からありません。七割ぐらい似ていれば十分だろう、と考えています。

 

 色々と試行錯誤した結果、上図のような状態にまとまりました。下に垂れる棒状のものも含めて、ジャンクパーツやプラ板を使ってそれらしく作りました。箱状部分の両端のハンドルは、適当なパーツが見つからないので、再現を保留にしました。
 後で、N氏に下に垂れる棒状のものに関して「乗降用のステップじゃないかな」と指摘されましたが、劇中シーンではステップと分かりませんので、単にワイヤーのパーツを下に垂らした状態で形を合わせるにとどめました。

 

 そして車体後端の形状については、劇中車のシーンからは分かりづらいため、上掲の実車画像のそれを参考にしました。左側の隅に、乗降用のステップが設けられていますので、そこから車体上やカーゴタワーに登るのだろうと推定し、その乗降用ステップも再現することにしました。乗降用ステップの横につく黒っぽい棒状の部品も付けることにしました。

 

 再現工作の結果、このようになりました。劇中車においては隠れて見えない部分であるので、実車画像を参考にしてそれらしくまとめました。モドキ車輌ですから、あまり精密に作り込んでも意味が無いと思うので、大まかに仕上げるにとどめました。

 

 続いて、上図赤枠内の扉を作りました。劇中車の左側面のシーンは存在しませんから、実車画像を参考にして最低限の特徴を作っておきました。

 

 まあ、こんな感じでしょうか。適当にそれらしく作りました。

 

 カーゴタワー部分を全て仮組みしてみました。全体の輪郭とそのバランスを確かめるためでした。
 意図的にサイズを大きめに作ったこともあって、私のガルパン車輌のなかでは最も背か高くて14センチを超えます。収納時に棚や箱などに納まらないと困るため、カーゴタワーの各部は接着せず、カーゴとタワーの二段目三段目は取り外し自在としてあります。

 

 試みにAFVプラモカタログの付録の1/35スケールガルパンキャラクターフィギュアをカーゴなどに置いてみましたが、さほどに違和感はありませんでした。カーゴタワー部分は平面規模を劇中車の寸法の1.2倍から1.4倍のサイズで作りましたが、高さだけは劇中車の寸法に合わせてあります。
 なので、1/35スケールのZis-6トラックに合わせて組み上げた結果が、1/35スケールの許容範囲内におさまるのは自然の成り行きでありました。

 

 次に、タワー一段目の後部上端の張り出し部の天板を貼りました。おそらく、カーゴに乗り降りするためのステップ部分にあたるのでしょう。先行作品においては劇中車に見えない梯子などが追加されているケースが多いですが、私の製作ではあえてそこまで踏み込まないことにしました。

 一時は、戦車の側面にみられる小さなステップ段またはハンドルを付けてみる、という案も考えましたが、劇中車に見えないものを無理矢理作っても意味がないと考え直しました。

 

 続いて、予備車輪を取り外し自在とするべく、その固定具を作りました。劇中車でも予備車輪は見えますが、その固定具までは見えません。かといって作らないままにしておくと、予備車輪をセットしても転がり落ちるので、固定具はどうしても必要になります。プラ板で適当にコの字型に作ればよい、と考えました。

 

 予備車輪の固定具のセット状況です。この程度で良いと思います。予備車輪が転がり落ちなければ充分です。

 

 予備車輪を置いてみました。まあ、こんなもんでしょう。  (続く)

 


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ゆるキャン△の聖地を行く11 その5  大石公園グッズ

2020年09月19日 | ゆるキャン△

 河口湖北岸の大石公園から望む富士山は、私好みの薄墨絵のような淡い影となって湖上の霞のなかに浮かび上がっていました。クッキリと綺麗に見える山容も良いですが、このような朧の姿も味わいが深いです。古来より望まれて親しまれた富士山の景色というのは、絵ハガキ的な美しいものよりも、このようなぼんやりとした影のほうが多かったらしく、古来より短歌や随筆に詠まれた「富士ノ高嶺」の趣も、「朧ナリ」「霞ミテ」「淡墨ノ」等と表現され、幻想的な色彩が強いように感じられます。

 

 大石公園の「花街道」を西端まで歩いて引き返し、上図左の展望所付き施設に行ってみました。

 

 二階が富士山眺望ラウンジとなっています。入館無料です。

 

 富士山眺望ラウンジは、展望所に屋根を付けたという形の構えで、窓にはガラスも無いので河口湖からの風が心地よく吹いてきました。窓に面したテラス席に座ると、上図のような景色が楽しめます。ラベンダーの時期には眼下の公園も紫色に染まることでしょう。

 

 ここから見る河口湖の景色は、なんとなく島根県の宍道湖に似ています。湖上に多くの漁船らしき小舟が揺れている光景も、宍道湖のシジミ漁を思わせます。
 20代の後半、長期出向にて島根県松江市に一年半ほど住んだことがあり、下宿が宍道湖の近くで窓からも湖面が見えました。毎日のように小舟が湖上に見えていたのを眺めていた記憶があります。

 

 持参のお茶を飲みつつ、霞む富士山をしばらく眺めました。至福のひとときでした。

 

 富士山眺望ラウンジから下に降りてショップに移動しました。今回も模型サークル仲間やモケジョさんにお土産を買っておこうと考えました。とりあえず、持参のお茶を飲みつくしたため、上図の「富士山麓の天然水」を記念を兼ねて買いました。ボトルも富士山をかたどった独特の形をしています。

 

 「富士山ほろりんショコラ」とな・・・。7人のモケジョさんにはコレがいいかな・・・。よし決めた、7個買っておきましょう・・・。

 

 模型サークル仲間には上図の「ふじぃさんミルクショコラ」と「富士山七変化せんべい」とを2箱ずつ購入しました。いずれも賞味期限が長いので、9月から久し振りに再開される定期会合でのテーブル上の菓子盛りにちょうどいいかな、と思ったからです。

 他にも幾つか購入しましたので、楽に持ち運べない量になりました。迷わず宅配便発送の手続きを行ない、宛先をモケジョさんグループ代表のエリさん、および模型サークルの9月の幹事担当N氏の住所にしました。お二人には、あらかじめ連絡して了解を得てありました。

 

 こちらは富士山限定のファンシー系グッズ類です。各務原なでしこが喜んで買いまくりそうな品々ですね・・・。

 

 買物を済ませた後は、バスの時刻九までの待ち時間をつぶすべく、アイスクリームを買って、上図のテラス席にてまた富士山を眺めながら食べました。  (続く)

 


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継続高校 タワーワゴン 作ります!! その8

2020年09月18日 | ガルパン模型制作記

 カーゴタワーの最上段のカーゴ部分を作ります。材がタワー部分より細く、複雑な形状をしていますので、よく観察して設計図をひき、左右のトラスから組み立ててゆきました。本体は角棒1ミリ、丸棒1ミリで構成し、底部のみを角棒2ミリで作りました。

 

底部を組み上げました。長辺7.4センチ、短辺2.6センチとし、角棒2ミリで枠を作り、プラ板をカットして上に貼りました。

 

 底部の裏面です。このように角棒1ミリで5本の支材を付けました。劇中車の状態に合わせました。

 

 トラス部分に使う角棒1ミリをカットして準備しました。トラス部分の下弦材は角棒2ミリで作り、長さを7.0センチとしました。その上にトラスを組みます。

 

 トラス部分の枠が仕上がりました。上弦材の長さは7.4センチ、支柱は3センチです。

 

 左右のトラス部分の枠、底部を並べました。

 

 一気に組み付けました。接着剤が乾くまでに、各所にスコヤ定規を当てて形を整え、歪みが生じないようにしました。ここで歪みが出ますと、斜材もきちんと組めなくなります。

 

 角棒1ミリで斜材を入れて交差状に組みました。枠内の寸法は縦3センチ、横3.3センチです。上図左側の隅の支柱は丸棒1ミリで作りました。おそらくこの左側の枠が可動してカーゴへの出入りが出来るのだろう、と推定しました。

 

 かくして、約2時間でカーゴ部分が仕上がりました。三段のタワー部分とあわせて今回の制作のメインでありました。丁寧にカットした材を一つ一つ慎重に組み付けて、間違いが無いか何度もチェックしました。ここまでくれば、後は楽になります。  (続く)

 


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ゆるキャン△の聖地を行く11 その4  大石公園

2020年09月17日 | ゆるキャン△

 富士山の集いモニュメントから公園の東側を一巡して河口湖自然生活館のほうへ戻りました。大石公園は、湖と富士山の両方を一度に眺めること出来る場所として知られ、湖畔の遊歩道に沿って四季折々、様々な花々が咲きほこります。ですが、この時期は大部分の花期を外れていたため、咲く花を見ることが出来たのは一部でした。

 

 河口湖自然生活館の続きにはショップや展望席付きの施設が並びます。その前を西へ通る散策路は「花街道」と呼ばれています。大石公園の四季折々の花々の大半がこの範囲に集められているそうです。

 

 「へやキャン△」第3話の劇中でも、各務原なでしこ達が「花街道」を歩いているシーンがあります。ですが、景色が全然違いますので、河口湖自然生活館のインフォメーションにて問い合わせたところ、最近にショップや展望席付きの施設を建てて園内のレイアウトも若干変更したということでした。だからアニメの景観とは異なっているわけか、と納得しました。

 

 なので、アニメのシーンになんとか合うような場所は、上図の辺りぐらいしかありませんでした。

 

 このシーンですね。昔は板を貼ったテラス状の場所だったようです。テーブルや椅子も今とは違います。

 

 その席に一度座って、霞む富士山をしばし眺めました。

 

 いいですなあ・・・。富士山。聖地巡礼巡りよりも富士山を見たいという気持のほうが時に強くなったりしますので、富士山が拝めたらもう充分、このまま帰っても良いかな、なんて考えてしまいます・・・。

 

 河口湖を北から眺めるのは今回が初めてでしたので、どの方角の景色も楽しめました。

 

 座ったままボーッと富士山ばかり眺めているのも何なので、「花街道」をブラブラしてラベンダーの並びを見たりしました。花が咲いていなければ、雑草と大して変わらないな、と思ったりしました。

 

 でも、やっぱり、折角なので、富士山をバックに記念の自撮り。ちょっとアングルをミスって富士山が半分隠れてしまいましたが、あと半分が見えていれば十分です。というか、嬉しくてしょうがないので、どうしても笑ってしまいます。富士山を見るだけで幸せになるバカですので・・・。  (続く)

 


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継続高校 タワーワゴン 作ります!! その7

2020年09月16日 | ガルパン模型制作記

 カーゴタワー部分の二段目と三段目を作ります。上図赤枠の部分です。御覧のように一段目から順に少しずつ小さくなってゆきますが、各段の高さは一定です。使用するプラ材も共通ですが、ガゼットプレートは二段目のみがサイズが大きいです。

 また、二段目と三段目には側面に4本の支材がつきます。この支材が劇中車においては、カーゴへの梯子の役目も果たしているように見えます。カーゴ上に居るミカとアキがどのようにして上まで登ったのかは、公式設定資料類にも述べられていませんが、劇中車には梯子や階段などの乗降用施設が一切見えません。

 

 タワーの二段目を作ります。寸法は、縦6センチ、横4.2センチ、幅2.8センチとしました。それに従いプラ材をカットしました。プラ材のカットは、普通はカッターやアートナイフを使いますが、今回の制作でのトラスは正確さが求められますので、丁寧に切れるハイパーカットソーを使用してプラ材をカットしました。

 

 トラスの枠は、御覧のようにスコヤ定規を治具代わりに使って直角に組み合わせてゆきました。右が仕上がった状態、左が組み立て中の状態です。少しでも歪みがあるとトラス全体に歪みが拡がってしまいますので、プラ材を一本一本丁寧にスコヤ定規にあてて組み合わせました。

 

 斜材を入れて交差させました。斜材はまず1本を入れておき、もう1本は中央をカットして、先の斜材に交差する形になるように調整して組み入れました。

 

 ひっくり返して外側を表にして、ガゼットプレートを貼りました。二段目のガゼットプレートの寸法は縦10ミリ、横6ミリです。

 

 ガゼットプレートに6個ずつボルトを付け、底板をプラ板でカットして作りました。

 

 組み合わせて、組み立てました。

 

 側面の支材を丸棒1ミリで作りました。4本ずつ等間隔に組み付けました。これでタワー二段目が出来上がりました。

 

 続いて三段目を同じ要領で作りました。寸法は、縦6センチ、横3.7センチ、幅2.2センチとしました。天板と底板もカットして作りました。

 

 組み上げました。ガゼットプレートのサイズは一段目と同じです。

 

 二段目と製作中の三段目を並べて見ました。高さは同じですが、三段目は二段目の中に収まるように設計しましたので、小さくなっています。

 

 ガゼットプレートに6個ずつボルトを付けました。地味に根気の要る作業でした。トラスの組み合わせは15分ぐらいで出来ましたが、左右あわせて60個のボルトを貼りつけるのには40分ぐらいかかりました。

 

 側面の支材を丸棒1ミリで作りました。二段目と同じように4本ずつ等間隔に組み付けました。

 

 仕上がりました。この上にカーゴ部分が載ることになりますが、劇中車の画像ではどのような繋ぎ方で載せているのかが分かりません。単に乗っけてあるだけかもしれませんが、とりあえずカーゴ部分を作った後でまた考えてみることにしました。

 

 これでタワー部分の一段目、二段目、三段目が完成しました。伸縮自在とするために0.5ミリほどの遊びを持たせ、各段の上下スライドが滑らかに出来るようにしました。
 また、今回の車輌は私の製作するガルパン車輌のなかで最も背が高いため、収納状態も考慮して、カーゴタワー部の各部分が取り外し出来るようにもしました。  (続く)

 


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