気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

BC自由学園 FT-17 作ります!! その7

2018年04月30日 | ガルパン模型制作記

 ステップ19からラストのステップ22までは、火器および砲塔の組み立てになります。ガルパン仕様への工作も三つ追加されます。

 

 ステップ19では、主砲を組み立てます。劇中シーンで僅かに出ている砲身の尾部もよく再現されています。

 

 細かいパーツもありますが、組み立てに手間はかかりませんでした。完成後は砲塔背面ハッチ口からしか見えませんので、その辺りを丁寧に仕上げれば充分だと思います。

 

 ステップ20では、砲塔を組み立てます。パーツJ10は不要ですので、ここでは準備しませんでした。

 

 御覧のように、劇中車においてはパーツJ10に該当する部品が省かれています。この状態に合わせました。

 

 組み立てが終わりました。エッチングパーツのW5は使用しませんでした。

 

 ステップ21に進みました。ガイド指示に従ってドンドン進めました。

 

 背面のハッチはピットマルチ使用にて開閉自在とするので、接着はしていません。また、ベンチレーターのJ18の上面にリベットが4個モールドされていますが、劇中車は2個しかありませんので、余分な2個を削り取りました。これがガルパン仕様への工作の一つでした。

 

 J18の上面の余分な2個のリベットを削り取りました。FT-17は車体全面に多数のリベットが打たれていますが、実車と劇中車との差異は余り無く、ほぼ忠実にトレースされていると言えます。しかし、相違が全く無いわけではありませんので、今回の製作では、わりと目立つ箇所のみ修正しています。

 

 出来上がった砲塔を車体にセットしました。合いはピッタリでした。これでラストのステップ22も完了しました。

 

 塗装前の組み立て工程のガイド指示部分が全て終わった状態です。左右の走行装置は、塗装後に取り付ける予定です。履帯は仮組みしてあるだけで、塗装時に外して吹き付け塗装してから、正式に取り付けます。

 

 続いて、残る二つのガルパン仕様への工作を実施します。一つ目は、上掲のワンシーンの黄枠内にみられる三つの方形の金具の追加です。御覧のようにL字形であるようで、何かの車外装備品などを掛けるためのものであるようですが、実車の写真では見られない部品です。ガルパン劇中車の独自要素かもしれませんが、とりあえず再現してみることにしました。
 しかし、金具の一つはハートのマークに重なるので、形状を忠実にL字形にしてエッチングパーツ等で作ると、デカールの貼りつけに苦労することになります。

 

 思案の結果、形状を忠実に再現するよりは、方形のブラ板を張り付けてそれらしく見せれば良いだろう、という結論に落ち着きました。ブラ板も薄い0.5ミリを使用して、適当にカットしました。

 

 結局は、この程度の仕上がりで充分でした。デカールが貼れるようにする、という点を優先させた次第です。

 

 ガルパン仕様への工作の二つ目は、車体左側面後部にセットされているワイヤーの再現です。キットには該当パーツがありませんので、他から適当な素材を調達する必要があります。

 

 100円均一ショップで売っている、工作用の銅線でそれらしく作りました。劇中車のものが大雑把にセットされていますから、あまり細かく合わせても意味が無いと考え、こちらも大雑把に作りました。両端のリングは、後で針に巻き付けて丸くまとめることで再現しました。 (続く)

 


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ゆるキャン△の聖地を行く2 その9  展望台と武田神社

2018年04月29日 | ゆるキャン△

 ほったらかし温泉を出て、もと来た坂道を降りて笛吹フルーツ公園の中を通り抜けて下の道に進みました。国道140号線まで行く途中に、上図の「名前のない展望台」がありますので、立ち寄りました。

 

 笛吹フルーツ公園よりも下に位置しますが、眺望はこちらの方が開けています。甲府盆地の西側までが遠く見渡せます。

 

 そして、富士山もくっきりと見えるようになっていました。山頂にたなびく薄雲が、きっきよりも短く、小さくなっていました。

 

 この日利用したタイムズレンタカーさんのフレアワゴンです。一日で四尾連湖、藤義、笛吹フルーツ公園、ほったらかし温泉と回れたのも、車ならばです。
 マイカーで関西から来るのは大変なので、レンタカーを利用するのはどうだろうか、と考えて今回の巡礼で実験してみましたが、なかなか良いなあ、というのが正直な感想でした。距離的には、本栖湖や富士西麓のキャンプ場群、身延線沿線へも、甲府からは一時間ぐらいで行けますし、費用的にもマイカーよりは安くなります。今後の巡礼でもレンタカー利用と言うのはアリだな、と思いました。マイカーとは違う車に乗れるというのも楽しみの一つです。

 とりあえず、ほったらかし温泉で今回の計画コースは完了したのですが、まだ時間に余裕がありました。もう一ヶ所を追加することにしました。

 

 もう一ヶ所とは、上図の武田神社です。かつての戦国大名武田氏の本拠地であった躑躅ヶ崎館の跡で、四囲を巡る水濠は約半分ほどが昔のままに水をたたえています。

 前にも書きましたが、20代後半の一時期に、甲府に本拠を置く歴史観光団体に参加していたことがあります。その活動の大半は奈良、京都をはじめとする近畿地方の古社寺文化財の見学旅行であり、当時奈良に住んでいた私は、たいてい案内人を務めて歴史や文化財の解説を担当していました。
 その団体の、年に二度の定期総会や忘年会、納涼会などは甲府で行われていて、私も時々顔を出していました。その折に、こちらの武田神社にも寄って、いまに残る遺跡を見ながら、甲府の皆さんと歴史談義を楽しんだものです。

 

 なので、甲府には五回ぐらい行っていたと思います。歴史観光団体の会員の半分ぐらいは甲府在住で、色々と近隣の見どころを教えて下さり、また案内して下さいました。主な所を挙げると、大善寺、清白寺、恵林寺、新府城、要害山城、本栖城、御坂城、善光寺、武田八幡宮、赤沢宿、勝沼館跡、猿橋、などが思い出されます。事務局長さんが石和に住んでおられた関係で、だいたい宿は石和温泉郷か、その隣の春日居温泉郷にて泊まっていました。
 そして個人的には、中世戦国期の歴史に興味がありましたから、武田神社などは何度訪れても興味が尽きることが無かったのでした。

 

 あれから20年以上が経ちました。かつてお世話になった方々は、全て鬼籍に入られました。今は私一人だけの、武田氏遺跡散策でした。

 

 神社の境内地は、かつての躑躅ヶ崎館跡の範囲をほぼ含めていますので、武田氏時代の土塁や堀などが、いまも姿をとどめて保たれています。

 

 武田神社の境内地は、武田氏館の主郭にあたり、四囲の土塁は大部分が形をよくとどめています。近年の発掘調査によって、土塁の内側にも小規模な堀と土塁が存在したことが確かめられており、戦国期の館内部は、思っていたよりも複雑に区画されていた可能性があります。

 

 武田氏の居館は、大手を東に向けていましたので、神社境内から東へ出る参道が、そのまま大手道にあたります。その虎口両袖の土塁が、上図のように高く築かれた姿を示します。

 

 東虎口の外側に設けられた空堀です。写真では深さが感じられませんが、現状でも5メートルぐらいはありそうでした。かなり埋まっていると思うので、戦国期当時はもっと深かった筈です。

 

 東虎口の外にある大手の構えは、近年の発掘調査成果にもとづいて復原修景整備が行われ、いまは史跡公園の体裁に整えられています。このエリアは初めての見学でしたので、土塁に登ったり、虎口から東の大手土橋までたどって動線がクランクすることを確かめたり、空堀がめぐる塁線の屈曲部を上から眺めたりして過ごしました。

 

 このエリアは南で城下に繋がっていて、堀や濠で区切られていませんので、かつては三日月堀および土塁のセットが築かれていて、大手口の守りを固めていました。武田氏の城館に特有の「丸馬出」という構造でした。その遺構はいまは地中に保存されています。

 

 東の大手土橋です。両脇を土塁で固め、一段低い内部へは階段で降りる形式です。武田氏は甲斐国の守護職を担っており、守護所はもとは八代、千野、石和、川田に置かれましたが、武田信虎の時に現在地に居館を建設し、室町幕府の大名としての格を示すかのように、将軍の室町第に倣った方形居館と条坊を基本とする城下町とをセットで作りました。現在の甲府市街のルーツです。

 かつて、甲府駅から武田神社までの街区を、自転車で走り回った事があります。広い傾斜地に碁盤目のように道路がつくられている事を実感しつつ、これは地形的にも京都の上京に似ているなあ、と思ったことがあります。
 室町幕府の首都ともいうべき京都上京の地は、足利義満の北山第から相国寺に至る範囲を指し、かつては日本最大の観音堂と日本最高の木造塔婆が並び建った地です。武田信虎はその偉観を甲斐国にも再現しようと試みたのでしょうか。

 

 武田神社を辞した後、甲府駅の南側に回って、上図の山梨県庁に行き、観光セクションを隣の防災新館に訪ねました。「ゆるキャン△」関連の情報を聞くのが目的でしたが、驚くべきことに県の観光課では一切タッチしていないということでした。
 それで詳細を伺ったところ、「ゆるキャン△」関連の事業は、すべて県の公益社団法人である「やまなし観光推進機構」が担っているとのことでした。「ゆるキャン△」聖地を紹介しているホームページも、キャラクターパネルも、全てそこの扱いになっているそうです。

 ということは、山梨県にて「ゆるキャン△」関連の企画やイベントなどが打ち出される場合、それらは「やまなし観光推進機構」が主催となるわけだな、と理解しました。
 したがって、4月21日からの電子スタンプラリーや、5月下旬のスタンプラリーバスツアーも、「やまなし観光推進機構」の扱いになるわけです。そうすると、「ゆるキャン△」聖地にキャラクターパネルが配置されるのは、その電子スタンプラリーの時期あたりかな、と思いました。

 実際、その通りになりましたが、対象エリアが広範囲に分散しているため、「ゆるキャン△」の五人のパネルを回るのは、今日のレンタカー巡礼行程よりもハードになることが容易に想像されました。 (続く)

 

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ゆるキャン△の聖地を行く2 その8  ほったらかし温泉と揚げ玉子

2018年04月28日 | ゆるキャン△

 笛吹フルーツ公園の駐車場に戻って車に乗り、公園内の道路を上に登っていくと、横溝正史館の横から公園外に出ました。そのまま道なりに進むと、やがて尾根上に出て右手に大規模な工事現場が見え、それから左に曲がって、上図の駐車場に着きました。車が並んでいる方へ行って、適当な場所に車を停めました。
 この駐車場が、ほったらかし温泉の駐車場でした。ものすごく広いです。

 

 ほったらかし温泉の入口です。

 

 アニメ第4話に、そのままの景色が出ています。

 

 劇中では、ほっとけや温泉、という名前に変えられています。

 

 看板の形状、看板を掛けてあるV字形の木は、そのまま描写されています。

 

 この温泉には、本来の施設である「こっちの湯」と、近年新たに追加された「あっちの湯」があります。劇中にて野クルの三人が入っていたのは「あっちの湯」でした。

 

 近くには、大きな亀の彫り物が置かれていました。劇中の同アングルには出ていないので、その後に追加設置されたものかもしれません。

 

 けっこう観光客や地元民が来ていて、なかなかの賑わいでした。地元の方や常連客は「こっちの湯」をよく利用しているらしく、受付では整理券が配られていました。規模は「あっちの湯」の半分ぐらいしかないそうで、時間帯によっては混むことも珍しくないそうです。

 

 施設内の建物の脇には、薪が積まれて販売されていました。ほったらかし温泉の駐車場からもう少し上に登った所に「ほったらかしキャンプ場」があり、その利用客がこちらの温泉を利用しているため、ということです。
 劇中では、離れた場所にあるパインウッドオートキャンプ場が、「イーストウッドキャンプ場」の名で登場し、野クルの三人はそこでサークル活動初のテント泊を楽しんでいます。それで「ゆるキャン△」ファンはそちらへ巡礼またはキャンプに行くようですが、私自身は、ほったらかし温泉に気軽に行ける「ほったらかしキャンプ場」の方も良さそうだなあ、と思います。

 

 さて、「あっちの湯」に入る事にしました。敷地より一段低い位置に設けられていますので、このように屋根付きの下り階段が設けられています。

 

 富士山の方向を望みましたが、相変わらず雲に覆われてハッキリと見えませんでした。

 

 「あっちの湯」の建物群は、御覧のように簡易プレハブ方式で設けられています。露天浴場はさらにその下にもあり、上からは全く見えません。もちろん、撮影も禁止です。
 入湯料は800円、別にロッカー利用料が100円必要です。建物の中にも内湯がありますが、殆どが外の露天浴場へ出て行き、回りの景色を眺めつつ浸かっていました。「ゆるキャン△」巡礼だな、と思えるような雰囲気の、20代または大学生ぐらいの若者がけっこう目立ちました。

 

 いいお湯でした。感じとしては、奈良に住んでいた頃によく利用していた、宇陀市の「大宇陀温泉あきののゆ」に近いなあ、と思いました。湯上り後に、疲労感がじわりと抜けて、体がふわっと軽くなった感じがほとんど一緒でした。
 ほったらかし温泉の公式サイトはこちら

 

  湯上り後に疲労感が抜ける際に、ちょっと体が弛緩気味になってしまうので、休憩所で休むことにし、そのおやつとして、アニメにも出ていた温玉あげを買うことにしました。

 

 要するに玉子を揚げただけの簡単なものです。劇中では「おんたま揚げ」と表記されています。

 

  劇中では120円でしたが、実際の価格は140円でした。値上げしたのでしょうか・・・。とりあえず1個を買いました。

 

 野クルの三人と同じように休憩所に移動しました。同じ建物が二棟並んでいて、どちらか片方を開放するというシステムであるようです。劇中では右の建物に入っていましたが、この日は左側が開放されていましたので、そちらに入りました。

 

 内部です。二つの建物は構造および内部が同じで、違うのは出入り口の位置だけです。

 

 アニメでも、そのまんま出ています。

 

 さて、買ってまいりました「温玉あげ」です。スーパーの惣菜売場でも似たようなのを売っているのを見かけますが、大体は中身が完全にゆで玉子状態です。

 

 ところが、こちらの「温玉あげ」は中身が御覧のように半熟トロトロ状態で、味も絶妙でした。こういうの初めて食べたなあ・・・。
 ゆるキャン△のファンならば、必ず食べないといけない一品です。俗に「野クル三大フード」というのがあり、一つは「みのぶまんじゅう」、一つは「フルーツ公園のアイス」、そして一つがこの「温玉あげ」であるそうです。したがって私自身は、先の巡礼とあわせて「野クル三大フード」を制覇したことになります。

 

 食べた後は、一気に眠たくなりました。ですが、ここで横になると、野クルの三人と同じように思いっきり寝過ごす可能性が高いため、座ったまま目をとじて、ウトウトするにとどめました。
 温泉に入ると、とにかく喉が乾くのです。持参したお茶はここで飲み干してしまい、室内の自販機でもう一本を買って飲みました。

 

 外に出て、富士山の方向を眺めました。さっきよりは雲が少なくなっているようでした。

 

 デジカメの望遠モードで見ると、御覧の通りでした。雲が山頂部に残っていましたが、独特の姿はほぼ表れつつあるという状態でした。天気予報では、午後から快晴になるとのことでしたので、帰るまでには綺麗な富士山が見られるかもしれないな、と思いました。 (続く)

 


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BC自由学園 FT-17 作ります!! その6

2018年04月27日 | ガルパン模型制作記

 ステップ14では、右側走行装置を組み立てます。ガルパン仕様への工作は先の左側走行装置の時と同じです。
 ステップ15ではソリを組み立てて車体に取り付けます。続いて左右の走行装置を車体に組み付けますが、私の製作においては塗装後に組み付けます。パーツB28は劇中車についていませんので不要です。ガルパン仕様の工作は、B22の取り付け位置および数の変更です。

 

 ステップ14が完了した状態です。左右の走行装置が組み上がり、ガルパン仕様への工作も終わりました。

 

 ステップ15に進んで、ソリ部分を組み立てます。B22だけは位置も数も異なるので、この段階では取り付けないでおきました。

 

 一部にエッチングパーツも含まれますので、瞬間接着剤が必要でした。続いてガルパン仕様の工作に進み、B22の取り付け位置および数の変更を行いました。

 

 御覧のように、劇中車においてはB22がガイド指示とは反対側の左側に付いており、数も2つになっています。しかもB22よりも長いハンドルです。

 

 そこで、B22の代わりに、似たようなパーツを二つ、ジャンクから調達しました。

 

 まず底板のB6を取り付けました。

 

 それから、用意したジャンクパーツ2個を、劇中車に合わせて取り付けました。

 

 二つのパーツの向きが異なるので注意して取り付けました。反対側の、B22本来の取り付け穴は、リベットのパーツを付けて埋めました。

 

 ステップ16では、履帯を組み立てます。ステップ17では、運転席ハッチを組み付けますが、私の製作ではピットマルチ使用によって開閉自在にする予定です。
 ステップ18では、エンジンカバーを組み付けます。これも開閉自在に出来ますが、内部のエンジンがありませんから、開けても意味がありません。それでエンジンカバーは全て接着固定することにしました。

 

 履帯のパーツははめ込み式で、接着剤が不要です。

 

 パチパチとはめ込んで作りましたが、一部に組み合わせが甘くてすぐに外れるパーツがありました。予備パーツと交換して進めました。

 

 左右の走行装置に仮組みした状態です。塗装後に取り付ける予定です。

 

 ステップ17で組み立てる、運転席のハッチ類です。

 

 組み立てが終わりました。

 

 車体に仮組みしてみました。狂いもなくピッタリとはまりました。

 

 続いて、ガルパン仕様への工作を一つ追加しました。上掲のシーンにて、キットには無い金具がついているのが分かります。何かの取り付け金具のように見えますが、これを再現します。

 

 ジャンクのエッチングパーツの切れ端を使って、劇中車に合わせてA22の上に取り付けました。とにかく小さな車体であるのに、けっこうガルパン仕様のポイントが各所にありますから、手間がかかります。劇中車のモデルは、このモンモデル製品とは違うのかもしれません。 (続く)

 


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ゆるキャン△の聖地を行く2 その7  笛吹フルーツ公園のカフェ

2018年04月26日 | ゆるキャン△

 笛吹フルーツ公園は、植物園でもありますので、至る所に四季の花が植えられています。カメラ片手に花の写真を撮っている人を何度も見かけました。

 

 ガラスドームの周囲の斜面が、すべて花壇として整備されていて、離れて見ると鮮やかなタイル模様のようにもみえました。

 

 ガラスドームの中に入った途端、上図の「ゆるキャン△」ポスターが目に飛び込んできました。さすがに聖地スポットだけのことはあります。

 

 ガラスドームの北西部を占めるカフェ「オーチャード・カフェ」です。原作コミックにもアニメにも登場しています。

 

 アニメ第4話のワンシーンです。右の立て看板のカフェ名が「オーチャード・キッチン」になっています。

 

 立て看板は実在します。黒板タイプなので、チョークで自由自在にメニュー等を書き込めます。

 

 「オーチャード・カフェ」の全容です。

 

 メニューも豊富です。山梨県産の果物類を練り込んだご当地ブレンドソフトクリームや搾りたて生ジュース、フルーツカレー、スイーツなどがあります。

 

 カフェスペースの一角には、当然のように「ゆるキャン△」コーナーがありました。店が舞台になったシーンの数々が展示されていました。

 

 アニメ聖地の定番と言える寄せ書きノートです。No.2のノートが一週間足らずで一杯になって、サイズの大きいNo.3が追加されているところに、巡礼ファンの増加ぶりがうかがえます。アニメの再放送も行われていますから、ファンはこれからも増えることでしょう。

 

 これまた当然のように置かれているアイテム、原作コミックです。既に6巻目に達していますから、アニメのストーリーよりも拡がりや奥行きがあって、原作の描写を中心としての聖地巡礼も早くから根付いているようです。原作があったけれど、具体的な場所の描写が乏しかった「けいおん」、原作が無かったガルパンとの決定的な差異の一つだと思います。

 

 さて、ここにやってきたのは、野クルの三人が食べていた品のいずれかを実際にいただくためでした。御覧のように、「ゆるキャン△」メニューとして、パフェ、りんごソフト、ブルーベリーソフトの三種類があります。

 

 劇中シーンで見ると、りんごソフトは各務原なでしこ、パフェは犬山あおいがチョイスしていたことが分かります。

 

 そして大垣千明は、ブルーベリーソフトでした。ブルーベリーは、私の好物の一つです。

 

 というわけで、迷わずブルーベリーソフトを選びました。これ、中までぎっしりとソフトが詰められていて食べごたえがありましたね・・・。値段は500円でした。
 「オーチャード・カフェ」の公式サイトはこちら

 

 再び外に出ました。富士山の方向には雲がたなびいていました。

 

 再び円形広場に降りましたが、見えませんねえ・・・。

 

 カメラの望遠モードで見ると、雲の下に富士山の一部らしきものが見えました。

 

 ですが、どうせなら全景をハッキリと見てみたいわけです。今回は駄目なのかなあ、とヘコみかけるホシノでした・・・・。 (続く)

 


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続 継続高校チームの謎の車輌

2018年04月25日 | ガールズ&パンツァー

 前回の記事の続きです。継続高校チームの謎の車輌に関してN氏に色々と詳しい説明をしていただいてとても勉強になったのですが、その席上にて、モケジョのミカさんがN氏に次の質問を繰り出していました。

「このトラックのドアに「継」の字が大きく書いてあるのは、史実のフィンランドのトラックに同様のマーキング方法が存在したからですか?」
「いや、そういうのは聞いたこと無いねえ。ガルパンの継続チームの車だから単にそうやって分かりやすく書いてあるんと違うのかね」
「ああ、なるほどね。初めて見た時はテレビの中継車の意味かと思ったんですよ・・・」
 それを聞いて、思わず笑ってしまいました。なるほど、中継車か、作業ボックスにテレビカメラが据え付けてあれば、それらしく見えるなあ、と思いました。

 ですが、ミカさんはこう続けました。
「そしたら、あの「継」の字はものすごく珍しいと思いません?」
「は?」
 N氏は面食らったような表情になり、横の私を見ましたが、私も同じように驚きました。
「珍しいって、どういう・・・・。継続高校の所有車だから「継」の字がついてるわけでしょ?違うの?」
「そうじゃなくってね、ええと、BT-42だったら継続のマークがついてるじゃないですか、装甲車のBA-10にも同じマークがついてるじゃないですか。なのに、このタワーワゴン車だけマークじゃなくて「継」の字なんですよ・・・」

 そこでやっと、ミカさんの質問の意味を悟りました。なるほど、そういうことか、継続高校の校章マークが上図の車輌にはついていなくて、継の字になっている。確かに珍しいなあ、と感じました。

 ガルパンに登場した数多くの戦車や車輌をあらためて見返してみますと、各チームとも校章マークを付けているか、もしくは何のマークも付けていないかのどちらかになっています。継の字のように、ドアなどに大きくマーキングされているタイプは、上図の車輌が唯一です。どのような意図、もしくはネタがあるのでしょうか・・・。

 

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ゆるキャン△の聖地を行く2 その6  蕎麦屋と笛吹フルーツ公園

2018年04月24日 | ゆるキャン△

 四尾連湖の次は、昼食をとりに甲府方面に引き返しました。来た道を桃林橋南詰まで戻り、そのまま県道3号線をたどって橋を渡って北へ進みました。常栄小学校南の交差点で左折して県道25号線に進み、イオンモール甲府昭和の西を過ぎ、ひたすら北上して国道20号線との交差点まで行きました。
 そこで右折して国道20号線を進み、山県神社北の交差点で左折してセブンイレブン甲斐富竹新田店の辻まで行き、そこで右折してしばらく進んで、上図の「純手打ちそば処 藤義」に着きました。 

 

 この蕎麦屋さんが、原作コミック第6巻に登場した、各務原なでしこのバイト先にもなった蕎麦屋「藤本」のモデルです。
 原作では身延駅前の商店街中にあるような描写でしたので、前回の身延線エリア巡礼の際に身延駅前の「栄昇堂」で地元の方に色々尋ねたりしたのですが、その時に居合わせた常連客の方が甲府市在住の人で、このお店の事を教えてくれたのは、以前の記事にて述べた通りです。

 

 内部もコミックの描写そのままです。第6巻40ページ2コマ目に店の玄関口の一部が登場し、43ページいっぱいまで店内での描写が続きます。

 

 そして41ページの3コマ目に、各務原桜が注文した「大海老天重セット1700円」が登場しますが、実際に同じものがメニューにありますので、迷わず注文しました。実際の価格は、1782円でした。

 

 ボリュームも器の形もそのままでした。ただ、海老の頭の向きが違いましたので・・・。

 

 コミックスの描写に合わせて向きを直しました。こんな大きな海老をいただいたのは、十数年ぶりじゃないかと思います。

 

 そしてお蕎麦も美味でした。蕎麦が好物の私にとっても、格別の美味しさでした。これ、もう一度食べに来たいなあ、と本気で思い、結局この日の夕食にも選んで立ち寄りました。車があると、こういう場合に便利ですね。 

 

 原作コミック第6巻62ページ4コマ目からは、各務原なでしこのバイト風景が描かれますが、外見も店内もそのまま描かれていて楽しくなります。
 問題は、車でないと行けない場所にあることです。ゆるキャン△の聖地巡礼スポットのなかでも、かなり難度が高い場所だろうと思います。

 店員さんが拙ブログを御覧下さっていて、私の事もすぐに分かったようで、にこやかに色々話して下さいました。ゆるキャン巡礼関係の情報をネットで検索してすぐに見つけて下さったそうです。そういえば、現時点でゆるキャン聖地巡礼のレポートを詳しく綴っているのは、私ぐらいなので、簡単に見つかってしまいますね・・・。ともあれ、お世話になりましたこと、改めて御礼申し上げます。
 お店のホームページはこちら

 

 午後は、笛吹フルーツ公園とほったらかし温泉に行きました。「藤義」を出て国道52号線と411号線をたどって東へ進み、140号線に折れて西関東道路を走りました。途中でJR山梨市駅の建物も見ておくべく、そちらに向かって、近くの「街の駅やまなし」に入りました。その駐車場に車を停めておいて、南側の山梨市駅へ行きました。

 

 ところが、山梨市駅の建物は大部分が改修工事のために無くなっていて、上図の改札口部分が残っているだけでした。風情も何もあったものではなく、ちょっとガッカリしました。

 

 アニメでは、第4話にこのような姿で登場します。改修しなければならないような建物のようには見えませんでしたが・・・・。

 

 気を取り直して、笛吹フルーツ公園に向かいました。が、距離があるうえにずっと登り坂で、山梨市駅前から上図の交差点に近づくまでに4キロ近く走りました。

 

 アニメでも、そのままの景色が出ています。野クルの三人は、山梨市駅からずっと徒歩で移動していたわけですから、大変だったと分かります。実際に若い巡礼が何人か、長い登り坂を歩き続けているのを車窓から見ました。

 

 笛吹フルーツ公園の第一駐車場に車を停めて、園内歩道を歩きました。前方の木立の上に丸いドーム状建築の上部が見えましたので、あれだろうな、と判断してそちらへ進みました。

 

 まもなく、前方左手に、石積みで構築された円形の広場が見えてきました。

 

 この広場が、聖地の一つです。原作コミックにもアニメにも登場しています。

 

 アニメのシーンでは、御覧のように富士山が見えていて、各務原なでしこのテンションが上がりまくりでした。

 

 実際には、晴れているにもかかわらず富士山は見えませんでした。こういうことはよくあります。私の郷里岐阜県の北アルプスでも、快晴なのに山の方は雲があったりして見えない場合があります。

 

 それでは、と「くだもの広場」のガラスドームへ向かいまして、階段を登りました。途中で一度振り返り、富士山見えないかなー、と目を凝らしました。

 

 同じ階段を、各務原なでしこの声に誘われて、大垣千明と犬山あおいがダッシュで駆け上がったのは、上掲シーンの通りです。 (続く)

 

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BC自由学園 FT-17 作ります!! その5

2018年04月23日 | ガルパン模型制作記

 ステップ12および13では、足回りを組み立てます。細かい部品が多いので、紛失等に注意しつつ作業を進めます。ガルパン仕様への工作は、ステップ13にて二つ施します。

 

 ステップ12で組み立てるホイール部分のパーツ群です。

 

 ガイド指示通りに組み立てました。可動となりますが、ガタガタするうえに、ステップ13にて走行装置に組み付けるとグラグラして不安定になります。そこで、最終的には可動でなく接着固定することにしました。

 

 上部転輪の組み立てでは、パーツの一つが金属パーツです。が、全て接着して強度をもたせることにしました。

 

 組み上がった左右の上部転輪です。

 

 ステップ13に移り、左側走行装置のパーツ類を切り出して準備しました。ガルパン仕様への工作は、二ヶ所にあります。

 

 一ヶ所目は、パーツC2の中央にモールドされている銘板です。

 

 劇中車には、銘板がありません。省略されたのでしょう。

 

 そこで、銘板部分を削り取りました。続く二ヶ所目は、銘板の隣のリベットです。これは位置がずれるので後で修正します。

 

 それから、各パーツを指示通りに組み付けて仕上げました。

 

 ドンドン組み付けます。

 

 一通り組み上がりました。各所で可動にしてあるのでグラつきがあり、不安定なので、ホイールや転輪などは全て流し込み接着剤で接着固定しました。

 

 最後に、前述のリベットの位置を修正しました。いったんカットし、元の位置より前に約1センチずらしてセットしました。 (続く)

 


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ゆるキャン△の聖地を行く2 その5  再び四尾連湖を一周

2018年04月22日 | ゆるキャン△

 水明荘の受付にて、女将さんに「ゆるキャン△」関連のお話を少し伺いました。四尾連湖一帯は殆どが水明荘の私有地なのだそうで、それがアニメの聖地になったことをとても喜んでいました。キャンプ場も含めた一帯の手書きマップを見せてきて、アニメに出てきた場所を全部指さして教えてくれました。
 そのなかで、「各務原なでしこが登った高台のサイト」というのが気になりました。その位置は、水明荘からちょうど正面に見える対岸の広場サイトの上、ということでした。

 

 そこで、歩いてきた周回路を逆にたどって、その場所へ行ってみました。上図の広場サイトです。その中央に行くと、上に登る階段があり、登っていくとそこにもキャンプサイトが幾つかありました。

 

 水明荘で教えてもらった、「各務原なでしこが登った高台のサイト」は、上図のFサイトだということでした。けっこう広くてテントが10張ぐらいは設営出来そうです。隣にEサイトもありました。湖の南南西に位置しています。水明荘キャンプ場の南端にあたるそうです。

 

 Fサイトからは、御覧のように湖を見渡す事が出来ます。上から見下ろせる場所は、この位置だけだそうです。

 

 ほぼ似た位置で、各務原なでしこが景色を撮っているシーンです。このFサイトを含めた広場エリアが、湖の眺めが一番良いので、キャンプの位置として最も人気があるそうです。しかし、「ゆるキャン△」では湖の西岸の尾崎龍王の碑の近くに各務原なでしこと志摩リンがテントを張っていました。水明荘キャンプ場の北端にあたる場所です。

 

 広場サイトから、西側サイトの方角を見ました。この場所から尾崎龍王の碑までは100メートル余りです。この辺りの散策路が、劇中では逆方向から描かれて各務原なでしこが歩いています。

 

 このシーンですね。各務原なでしこが歩いているのが水辺の砂浜で、右側の一段高い所が周回路です。

 

 西側の芝生サイトに戻ってきました。サイトの中を通る道が、木枠で明確にされていました。その道を各務原なでしこがテントに戻っていったわけです。

 

 このシーンですね。そしてテントへ戻ったなでしこは、炭火が起こせなくて落ち込んでいる志摩りんを見るわけですね。

 

 芝生サイトには、このようなファイヤーベースが点在しています。芝生で焚火すると芝や地面の微生物などが火や熱で全滅して土壌が死んでしまうため、こうしたベースを用いるか、焚火台を用意してそのうえで火を使うか、のいずれかになります。
 私は、キャンプ場では直火可能なフリーサイトまたは自然のままのサイトを好んで選びますので、こうしたベースは一度も使ったことがありません。

 

 劇中では「グリーンサイト」と呼ばれる林間の平坦地エリアです。ここだけが林の下になっているので雨が降っても影響が少なさそうです。日陰なので、夏場においては人気がありそうです。

 

 直火可能なサイトですが、焚火の跡はあまり見当たりませんでした。火を使った場所は、地表の色が異なりますからすぐに分かりますし、灰も残されますが、そういうのがありませんでしたから、このサイトはあまり使われていないのかもしれません。

 

 再度、尾崎龍王の碑に一礼して、湖畔の道を歩いて東へ向かいました。

 

 周回路の北側ルートの方が、日当たりが良いので、桜の木が湖畔に点在しています。

 

 水辺に揺れつつ白く輝く桜です。綺麗でした。

 

 水明荘の駐車場に戻って車に乗り、上図の場所でいったん降りて、記念に一枚撮りました。予定では一時間と見積もりましたが、再び一周したので、一時間半ほど滞在したことになりました。それでもこの日は時間的に余裕あるスケジュールにしてありましたから、その後もゆっくりまったりと回りました。後から考えると、四尾連湖には二時間ほど滞在していても良かったな、と思います。

 ともあれ、素晴らしい場所でした。行って良かった、また来たい、出来たら水明荘に泊まって、のんびりと過ごしてみたいなあ、と思いました。 (続く)

 


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ゆるキャン△カフェ 大阪店に行きました

2018年04月21日 | ゆるキャン△

 一昨日の4月19日、大阪堺筋でんでんタウンにある「ゆるキャン△カフェ」大阪店に行ってまいりました。プリンセスカフェさんのコラボカフェで、以前に行ったマチ★アソビCAFE大阪店のコラボよりも力が入っていました。
 御覧のように、窓ガラスに「ゆるキャン△」の5人のキャラクター図が貼られていて、目立っていました。

 

 入口では上図の特大ポスターが出迎えてくれます。すぐ横に受付レジがあって、注文と支払いを前もって済ませておくシステムになっています。

 

 開店時間の11時を数分過ぎた時に入りましたので、この日の一番目の客となりました。御覧のように店内にはまだ誰も来ていませんでした。
 店内は、完全に「ゆるキャン△」の世界になっていました。二ヶ所にあるモニターで、アニメ第3話を再生中でした。

 

 各所に、キャラクター毎の推し席が設けられてありました。

 

 各務原市出身者としましては、各務原なでしこを推したいわけでして、当然ながら席も「なでしこ推し席」でした。

 

 とりあえず、記念の自撮りをやりました。ゆるキャン△カフェにやってきたガルパン黒森峰おじさん、の図です。

 

 これは・・・、あの有名な・・・!本当に再現するとは、ノリノリですね。

 

 今回いただいた、「リンのソロキャンパスタ」1000円と「なでしこのココア」750円です。

 

 おまけとして、なでしこのクッキーがついていました。

 

 店内にあったビッグパネルの見本は、犬山あおいでした。2000円以上の買い上げでこのビッグパネルの抽選券1枚が貰えます。応募者のなかから抽選で1名にこのビッグパネルがプレゼントされるそうです。
 しかし、こんな大きなパネル、私の自宅には置くところがありません・・・。

 

 それよりも、入口付近に並んでいたこの5人の手作りパネルの方が欲しかったです・・・。

 

 こちらは各席にランダムに置かれていたミニキャラクターパネルです。こういうのもいいな、と思っていると・・・。

 

 販売グッズのなかのアクリルスタンドに同じ図柄のものがありました。あっ、これええやん、買おう、と決めました。

 

 ところが、販売品はすべてブラインド包装になっていて、中身が分からないのでした。とりあえずアクリルスタンド1個、缶バッジ2個を買いました。缶バッジは志摩リンと大垣千明でしたが、アクリルスタンドは念願の各務原なでしこでした。ラッキーでした。
 「ゆるキャン△」カフェの公式サイトはこちら

 

 帰りに、大阪駅前第三ビル21階の山梨県大阪事務所に立ち寄り、上図のようにキャラクターパネル2枚との記念撮影をしていただきました。関西地域において、ゆるキャン△のキャラクターパネルが置かれているのは、京都の叡山電鉄と大阪のここだけなので、ある意味貴重です。なにしろ、地元山梨県のどの聖地スポットにもキャラクターパネルが常置されていませんので・・・。

 撮影後、次の巡礼計画に備えて色々相談し、幾つかの資料をいただきました。担当の方に特に勧められたのが、5月27日まで行われる「富士山芝桜まつり」でした。公式サイトもあります。こちら
 これええなあ、と感動しました。場所は本栖湖の南東にある「富士本栖湖リゾート」です。ゆるキャン聖地の浩庵キャンプ場とは本栖湖をはさんで反対側になりますが、会場へのアクセスルートの国道139号線を南下すれば、朝霧高原道の駅、ふもとっぱらキャンプ場、まかいの牧場、富士山YMCAへも行けます。

 ちょうど、私が5月に予定している「ゆるキャン△」マイカー巡礼の日時とも重なりますので、この「富士山芝桜まつり」へも立ち寄ってみようかな、と考えています。

 

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継続高校チームの謎の車輌

2018年04月20日 | ガールズ&パンツァー

 御存知、継続高校チームが試合観戦時に使用している高所作業用車輌です。劇場版に続いて最終章にも登場したため、ガルパン車輌のなかでもかなり存在感が大きくなってきているようです。しかし、未だにその元ネタに関しては不明のことが多いようで、相変わらず謎の車輌として扱われているようです。

 なにしろ、公式資料類においても表記がまちまちです。「市電の架線整備車」(劇場版コンプリートブック)、「ポルトルカ」(改訂版エンサイクロペディア)、「タワーワゴン車」(モデルグラフィックス2018年2月号)というように一定していません。公式サイドにおける認識もバラバラであることがうかがえます。
 資料によれば、モデルは1930年から1944年までにフィンランドで使用された市電架線整備用の作業車であるようです。しかし、その詳細および車体の出自については、いまだにファンの間でも「調査中」であるようです。

 そんな状況ですから、私自身もこの謎の車輌についてはあまり興味が湧かず、謎の車輌と噂されるのも、単にアニメのオリジナルだからであろう、と単純に受け止めていたにとどまりました。

 ところが、前月の模型サークルの定期会合にて、先輩N氏にいきなり「ガルパンのフィンランド軍に、なんかけったいなトラックがあるらしいねえ」と聞かれました。継続高校チームのことを「ガルパンのフィンランド軍」と表現するところは、いかにもガチのミリタリーマニアらしい直截さですが、「けったいなトラック」についても模型仲間同士での会話に出ていたのを耳にはさんだという程度で、画像すら見た事が無いそうです。アニメのガルパンについても余り詳しくない様子は、相変わらずのようでした。

 そこで、上掲の画像をノートPC画面に掲示しましたところ、「ホンマにけったいなトラックやな・・・」と、感心とも呆れとも受け取れる呟きを漏らしていました。
 しかし、そこは模型サークルきってのミリタリートラックマニアでもあるN氏です。ガルパンに登場してきた各チームのトラックに関して詳しい情報を示して下さった経緯は、すでに「プラウダ高校チームのBM-13「カチューシャ」は戦後型」、「未だに特定出来ないガルパン車輌、の車種判明」、「サンダース大学付属高校チームのトラック」等の諸記事にて述べた通りです。早速、じっと画面を注視しながら考え込み、次の瞬間に私の方に笑顔を向けてきました。

「これはよくみるとけったいでもない。むしろマニアックというか、古めかしいチョイスやねえ・・・。フィンランドは戦前からこんなのを使ってたわけか・・・」
「トラックの種類とか、分かるんですか?」
「うん、フィンランドで1930年にもう使われてるわけやろ。これは多分、アメリカのリパブリック社の1920年型トラックを輸入したものかもしれん」
「1920年・・・、ですか・・・」
「うん、時代背景から説明しておこうか・・・。ええとな、例えば日本においてはだな、大正の始め頃に、日野自動車の前身の東京瓦斯電工がな、陸軍の要請で軍用貨物車の開発を始めたんだが、その際に参考資料としてリパブリック社の1920年型トラックを輸入してるんや。それを基にして1.5トンのトラックを作ってTGE-A型と名付けたのよ」
「TGE・・・A・・・型」
「うん、TGEは東京瓦斯電工の略や。その最初の型やからAなんやろな」
「はあ・・・」
「で、その際に参考としたリパブリック社のトラックは1920年型やから、日本でも旧型であるとの認識があってな、それで陸軍と商工省が次の軍用自動車の開発を促進するわけ。これに手を挙げたのが、日産自動車の前身であるダット自動車製造で、これに石川島製造所が加わる。もちろん東京瓦斯電工も参加してて、この共同開発でTEX40とか45とかのトラックを出したのやな。この流れで陸軍の主力トラックとなるスミダ94式が開発されるんだが、そういう日本の開発状況を世界の列強が黙って見守ってるわけは無いのやな」
「まあ、技術競争の時代ですもんね・・・」
「そう。アメリカのフォード社が対抗心をもやしてAA型トラックを開発したんだが、これは当時のトヨダがコピーしていた筈。乗用車も作っとった。フォードは既に日本でも1920年代からノックダウン生産しとったからな。そのフォードのAA型トラックは、基本的にはリパブリック社の1920年型の設計を継承したものやという。だから、新興のソ連がウチでも軍用車を開発するぞ、という時にフォードのAA型トラックを参考にしてるんやが、外見上はあんまりリパブリック社のと変わらん。ソ連のAA型トラックのコピー版がGAZ-AAと呼ばれるんや」
「つまり、トラック開発の波が国から国へと波及しているわけですね」
「そう、そういうこと。技術史の観点からみれば、全くもって分かりやすい。まあ、そういう流れで、当時の世界の主要国でほぼ同時期に軍用トラックの開発と生産がスタートしたという形にはなるんやけども、設計の系譜からいうと、殆どのトラックがリパブリック社の1920年型のデザインとかフォード社のAA型の骨子を受け継いでるわけやから、どこの国のトラックもよく似た外見になる」
「なるほど・・・」
「概観すると、リパブリック社の1920年型ってのは、一つのスターティングポイントやったと評価してええのかなと思う。当時のアメリカのトップやったGMとかが作ってたトラックもあるんだが、外見意匠の点から言うとGMのデザインは国際化しとらんのやな。むしろリパブリック社みたいな中堅メーカーの製品が他国にとっては導入しやすかった側面もあるやろな」
「それ、現在の産業においても似たような事が言えますよね。途上国が先進国から技術とかを学ぶ際に、大企業のノウハウは導入しづらい、ということがあるみたいですね」
「ああ、それは言えるかもな。途上国といえば、特にソ連あたりはそういう技術は全部輸入して懸命に国産化を図ってたから、AA型トラックとか、アメリカから導入したものはそのまんまコピーしていたわけ。GAZ-AAって名付けてるが、要するにソ連製のフォードAA型やな」
「つまり、ポルトルカのことですね」
「まあ、そういうことになるかな」
「そういえば継続高校の車輌は資料ではポルトルカとも呼ばれるみたいですよ」
「ふーん、そうなのか。まあ、フィンランド軍は継続戦争でポルトルカも相当鹵獲してるらしいから、それが元ネタなのかもな・・・、いや、待てよ、それは時系列で矛盾するな・・・」
「どうしてですか」
「考えてみたら、GAZ-AAを元にした車輌をフィンランド軍が使用するのは、ソ連と戦闘をまじえる1941年以降なんやな。ポルトルカが元ネタならば、1930年のフィンランドに車輌があるのはおかしい。GAZ-AAをソ連が生産するのは1932年からなのやで」
「ふーん」
「もう一つの可能性は、アメリカのオートカー社が1920年代から生産していた「CA」というトラックや。これはリパブリック社もフォード社も設計を参考にしてるから、外見はあんまり変わらん。ライセンス生産もあったみたいで、リパブリック社製の「CA」もあったらしい。そういうのがかなり欧州に輸出されてたから、フィンランドにも入ってた可能性はあるな」
「リパブリック社の1920年型トラックのほうも欧州に輸出されていたのですか?」
「数の上ではGMやフォードに及ばなかったけどね、企業として利益を求める以上、輸出も当然の選択や」
「じゃあ、色々可能性があるわけですね」
「しかしなあ、これ(上掲の画像)の車輌は、細かい所を見るとなんかソ連のZiS-5に似てるねえ」
「実は、ガルパンファンの皆さんが劇中車の再現製作にZiS-5のキットを使ってるらしいんですよ」
「うん、それは良い選択かもしれん。プラモに限って言うと、1930年代までの軍用トラックでキット化されてるのはZiS-5しか無いからな。それに、当時のトラックはリパブリック社もフォード社もオートカー社もみんなトラックは外見が変わらんし、ソ連のGAZシリーズもそのコピー版やから形は同じや。プラモで作るんならZiS-5しか無いから、あとは改造とかスクラッチになるね」
「そうですね」
「そういえば、ZiS-5はオートカー社の「CA」トラックのコピー版やったな。ZiS-5が生産されるのは確かGAZ-AAの翌年やから1933年か。すると1930年にフィンランドで使われてるこの作業車は、ZiS-5に似てるけどもZiS-5では有り得ない。すると原型の「CA」トラックかな・・・」
「なんだか、ものすごく古くてレアなトラックのように聞こえますが・・・」
「うん、レアや、思いっきりレアやで。情報も希少で写真も設計図も殆ど知られてないのよ。僕も名前しか知らんのやけど、ソ連のZiS-5が完全なコピー版であるので、外見とかはまあ分かるわけやな・・・」
「すると、謎の車輌であるとも言えますかね」
「うん、それは言えるな」

 それを聞いて、継続高校チームの「謎の車輌」の本質が見えたような気がしたのでした。同時に、劇中車の再現を試みる場合にはZiS-5のキットを利用するしか選択肢が無い事も再確認出来ました。仮に元ネタが「CA」トラックなのであれば、系譜的には正解であることになります・・・。
 ですが、継続高校チームの「謎の車輌」のモデルとなっている1930年の高所作業用車輌というのは、エンジンフードにリパブリック社のロゴが入っています。
 なので、N氏が最初に言った、「リパブリック社の1920年型トラックを輸入したもの」である可能性が高いです。1944年まで長く使われていたそうなので、現地でのメンテナンスによって各社のパーツを色々付け替えているのではないかと思います。外見的には、いわば唯一無二の存在であって、同型車というものは無いのだろう、と感じております。

 ここまで書いてきて、ふと思ったのですが、例のフィンランドの1930年の高所作業用車輌、パロラ軍事博物館のBT-42みたいに、どこかで記念保存されていないのでしょうか・・・。

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ゆるキャン△の聖地を行く2 その4  四尾連湖の水明荘にて

2018年04月19日 | ゆるキャン△

 四尾連湖の散策路を一周して、湖の北東に位置する山荘「水明荘」に立ち寄りました。キャンプ場の運営管理にあたっており、旅館も兼ねています。ホームページはこちら

 

 原作コミックおよびアニメに出てきた、そのままの建物です。施設名だけが「木明荘」となっています。

 

 アニメ第6話のワンシーンです。そのまま出ていますから、初めて行っても既視感がありました。

 

 室内には「ゆるキャン△」の告知ポスターが当然のように貼られていました。

 

 聖地になったことを示すかのように、アニメ第6話および第7話での関連シーンが並べられてありました。一番下の画像は尾崎龍王の碑ですね。

 

 アニメ聖地の例にもれず、ポスターや関連場面の画像が展示されてコーナーのようになっていました。

 

 劇中では、各務原桜が室内の壁の展示品か何かを見ているシーンがあります。何を見ているのかは、アニメシーンでは不明でした。

 

 同位置から同じ角度で見てみると、魚拓の数々が並んでいました。各務原桜は、これらを見上げていたのでしょう。

 

 入口付近の右手には、「ゆるキャン△」関連グッズの販売コーナーがありましたが、グッズの多くは売切れていました。

 

 ですが、ここ四尾連湖および水明荘限定の公式グッズである、上図の3Dシートはまだ売っていましたので、記念に買いました。ここでしか買えない品ですので、よい記念になりました。

 

 原作コミックと寄せ書きノートです。ノートの表紙には「野外活動サークル活動日誌」とありました。アニメそのままのロゴやイラストもしっかり描かれています。

 

 早速、記念にコメントを書いておきました。

 

 建物の前には湖畔のテラスがあります。桜は満開でした。

 

 施設に食事付きで泊まると、こちらのテラス席で夕食または朝食をいただくことも可能だそうです。

 

 この日は、コーヒーとチャイが販売されていました。劇中で各務原桜がチャイを注文していたのは、ファンならば誰でも知っているでしょう。

 

 このシーンですね。原作コミック第2巻101ページ5コマ目の同シーンでは、各務原桜がチャイを味わいつつ「酒飲みたくなるわね」と呟きますが、アニメではそのセリフがカットされていました・・・。

 

 なので、リベンジとして、同じ席で同じ姿勢で「酒が飲みたくなるわね」と呟いておきました。 (アホかお前は)

 上画像は、居合わせた横浜市からの「ゆるキャン△」巡礼の方に撮っていただきました。お約束の名場面の再現ですから、向こうも同じ写真を撮って欲しいと希望してきて、同じように撮ってあげました。

 

 劇中で、各務原桜が注文していたチャイです。

 

 当然、私も同じチャイをいただきました。この日は気温が低かったため、チャイの熱さが有り難かったです。

(続く)

 


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ゆるキャン△の聖地を行く2 その3  四尾連湖キャンプ場と桜

2018年04月18日 | ゆるキャン△

 尾崎龍王の碑の横から、四尾連湖を見ました。この構図が、アニメでは秋の色彩に満ちて美しく見えましたが、春の風情もまた素晴らしいものです。

 

 アニメ第7話に登場した、ほぼ同アングルの景色です。もともと紅葉の名所として知られており、原作コミック第2巻94ページ3コマ目の志摩リンのセリフでも、「紅葉ではそこそこ有名だよ四尾連湖」とあります。
 その紅葉の時期にまた行ってみたいですね・・・。

 

 尾崎龍王の碑の位置から南側にキャンプ場のサイトが広がります。その東端にあたる林間のサイトが、各務原なでしこと志摩リンがテントを張った場所にあたります。

 

 劇中でも、そのままの景色の中に二人のテントが並んでいます。他のサイトは芝生が張られて直に焚火をすることが禁じられているため、直火も可能な林間のサイトを選んでいます。各務原なでしこが「グリーンサイト」と呼んでいますが、現地の案内図にはそうした名称は見当たりませんでした。

 

 この位置に二人がテントを張ったわけです。地面がフラットで小石も見当たらず、テント内で横になっても快適に過ごせそうです。朝はけっこう陽光が差し込みます。

 

 この林間サイトはけっこう奥行きがあって、西に三段ほどの平坦面が並びます。三段目の平坦面から湖を見ると、劇中の夜の場面とほぼ同じになります。

 

 この場面ですね。左が志摩リンのムーンライト3型、右が各務原なでしこの980円テントです。

 

 二人がテントを張った位置は、劇中のこのシーンからも確認出来ます。手前に立つ何かの案内板が、実際に同位置に設けられています。しかし、アニメでは何の案内図であるかが分かりませんでした。

 

 実際の案内板はこうでした。四尾連湖エリアの野鳥の紹介でした。一帯は県立自然公園になっているので、各所にこうした野鳥観察地の案内板が設けられているそうです。
 この図を見て、この湖のまわりを一周出来るのだと知りました。一通り回ってみることにしました。

 

 林間サイトから芝生サイトへと出る辺りに、桜の木と船着き場があります。キャンプ場の湖畔で最も立派な桜の木でしたので、思わず一枚撮りましたが、劇中でもほぼ同じアングルの図がありました。

 

 このシーンですね。各務原なでしこがキャンプ場のなかを散策して撮影して回った際、一番に船着き場から湖を撮っていました。左の立派な木が、桜の木であるわけですが、劇中シーンは秋ですから分かりませんね・・・。

 

 芝生サイトは広くて丘裾までサイトが並んでいます。林間サイト寄りに、上図の対岸ロッジと炊事場が設けられています。芝生のところどころに、焚火用の区画があります。

 

 劇中では、反対側の芝生を各務原なでしこが歩いていました。彼女の視線の先には・・・。

 

 お手洗いの小屋があります。一応、周囲にネットが張られていて、サイトからはあまり見えないようになっています。

 

 劇中では、志摩リンが夜間に利用していました。私も一回利用しまして、その時に気付いたのですが、志摩リンが出てきたのは男性用のほうなんですね・・・。

 

 芝生サイトには、昨日から泊まっているらしいテントがありました。唯一のテントでしたので、ほぼ貸し切り状態であるわけですね。
 この時私が立っていた位置が、劇中ではグビ姉とその妹がテントを張っていた場所にあたるようです。

 

 劇中の当該シーンです。湖畔に白樺が並んでいる場所はそんなにありませんので、すぐに位置が特定出来ます。芝生サイトの南端の散策路沿いにあたります。

 

 その位置から湖を見ました。

 

 散策路のすぐ横から、水辺に降りることが出来ます。

 

 現地で出会った、同じ「ゆるキャン△」巡礼の方に写真撮影を頼まれて撮ってあげました。私も記念撮影をお願いして撮っていただきました。

 

 水辺にてもう一枚撮って貰いました。相手は茨城県の坂東からマイカーでやってきた方でした。朝6時半に出発して、10時過ぎに着いたと話していました。三時間ずっと走るのは結構大変でした、と笑っていて、私が京都からやって来たと知ると「うわあ、運転は何時間ぐらいなんですか」と驚いていました。
 いや、甲府駅からレンタカーで来たので一時間もかかりませんでした、と話すと、「ああ、甲府から。ああ、そういう手もあるんですね」と感心したようにポンと手をたたいていました。
 彼は湖畔の散策路を私とは逆に回っていて、そのままキャンプ場へと去って行きました。

 

 私は、そのまま散策路を歩いて湖の西側に進みました。水明荘付近の湖畔に林立する桜が目だって見えました。

 

 散策路は、南側では湖畔より高い位置に設けられています。山道のような風情で、湖面を見下ろしながら進みました。

 

 龍雲荘キャンプ場の駐車場の近くまで来ました。散策路は、そのまま水明荘の前まで通じていますので、そこまで行けば、出発した地点に達するわけです。
 途中、数組の一般の観光客とすれ違いました。多くは龍雲荘キャンプ場の駐車場のほうに車を停め、湖畔を右回りに散歩するようです。対岸のキャンプ場へ行くという方は、大体は左回りでゆくそうなので、アニメでも北側のルートを各務原なでしこと志摩リンの二人が歩いていました。

 

 桜は満開でした。甲府市街ではほぼ散っていましたが、さすがに標高850メートルの高地帯だけあって、気候も異なります。自然の移ろいも、ワンテンポ遅れるわけですが、おかげで今回は咲き誇る桜をもう一度満喫することが出来ました。
 ですが、水明荘にて話を伺ったところ、花見客はあまり多くないのだそうです。むしろ紅葉の時期の方が混雑する、ということでした。 (続く)

 

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BC自由学園 FT-17 作ります!! その4

2018年04月17日 | ガルパン模型制作記

 ステップ10では、上部装甲を組み立てます。ステップ11では、車体を組み立てます。いずれにおいてもFおよびGのパーツは除外し、ガイド指示にしたがって進めます。箱組みですので、パーツの一つ一つを丁寧に慎重にチェックしながら、貼りつけてゆきます。どこかでズレると、他のパーツにも影響してしまいかねないので、とにかく気が抜けませんでした。

 

 ステップ10のパーツ群です。エッチングパーツが1点含まれており、これは瞬間接着剤を用いて取り付けます。

 

 組み上がりました。A20とA21は、この段階では接着せず、次のステップ11にて順に車体に貼り付けました。

 

 ステップ11に進みました。今回のキットでは、車体が箱組みですので、ここまで丁寧に仮組みも行ってパーツの合いをチェックしてきました。モンモデルのキットは精巧かつ組み易い事で知られていますが、仮組みしてみるとそれが良く実感出来ます。どこにもズレや歪みが見当たらず、気持ち良いほどにピッタリ組み合わさります。

 

 なんとか全部組み付けて、車体が出来上がりました。ディキャンプ中に外で組み立てていましたが、明るい所で作業すると細かい所もよく見えてやり易いです。写真も上図のように綺麗に仕上がります。

 

 なかなか良い写真になっています。春の陽光は柔らかいので、日なたでプラモを組み立てて写真を撮るのもアリだな、と思いました。

 

 さて、ステップ11の組み立て途中に、ガルパン仕様への工作を一つ行います。上図の黄色矢印で示した金具のモールドは、劇中車においては存在せず、リベットのみになっています。

 

 御覧の通りです。リベットのみになっています。おそらく金具は省略されたのでしょう。

 

 金具のモールドを削って、リベットだけ残しました。

 

 続いて、上部装甲や前面の各装甲パーツを貼りつけます。

 

 このうち、後部につけるB11は、ガルパン仕様に修正します。リベットが二つ多いからです。

 

 御覧のように、劇中車の該当箇所のリベットは、二つ少ないです。

 

 劇中車に合わせて、中央の二つのリベットを削り取りました。

 

 車体に組み付けました。ハッチ類以外が全て狂いも無くピッタリと組み合わさりましたので、ホッとしました。

 

 陽光の下で撮ると、写真が綺麗になりますね。満開の桜の木の下で、香りに包まれながら作り、撮影したのですが、とにかく眠くなってくるのには困りました。

 

 車体はこれでほぼ完成となります。あとはハッチ類の取り付けだけになりますが、御覧のようにエンジンのパーツは省かれていますので、エンジン点検ハッチは全て接着固定します。前部操縦席はほぼ再現が成っていますので、そちらのハッチ類はピットマルチ使用にて開閉自在にする予定です。 (続く)

 


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ウサギさんチーム M3中戦車リーのワンシーンから

2018年04月16日 | ガールズ&パンツァー

 「最終章」第一話に登場した、ウサギさんチームのM3中戦車リーです。劇場版仕様のままであることが分かりますが、個人的にはこの右側面を正面とするアングルが新鮮に感じられます。このアングルでの描写は、テレビシリーズからずっと探してみても非常に少ないのですから・・・。親善試合時のピンク塗装を改めて塗り直しているシーン以来じゃないかな・・・・。

 このM3中戦車リーは、女性ファンに人気があるようで、交流サークル仲間のモケジョさん達も全員がそのプラモデルを親善試合時のピンク塗装にて作ったそうです。
 そのうちの一人、エリさんに「劇中車になるべく近づけるように作る場合は、タコムのキットがふさわしいんですか?」と尋ねられましたが、タコムの製品は前期型、後期型ともに劇中車との相違点がかなりあるらしい、と聞いていましたので、そのことを伝えました。

 すると、「やっぱり星野さんが選んでたアカデミーのが良いみたいですね」と納得したように頷いていました。現時点で、最も劇中車に近いのがアカデミーの製品であるというのは、私の個人的見解に過ぎないのですが、近頃はモケジョさんたちも色々と研究しているようで、「どう考えてもアカデミーのキットが一番近いんだよねー」とか話しています。

 ただ、そのアカデミーの製品がなかなか手に入りにくいため、彼女たちも色々と苦労しているようです。私自身も韓国のアカデミー本社窓口に直接問い合わせて、国際郵便で送って貰った経緯があったのは、以前の記事にて述べた通りです。
 その時購入した品は、まだ手元に置いてあります。いずれ大洗女子学園チームの車輌を作る番になったら、ウサギさんチームのM3中戦車リーを劇場版仕様にて作ってみたいと思います。テレビ版仕様からの変化が最も大きい車輌ですので、製作のし甲斐もあるでしょう。

 

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