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「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

けいおん!の聖地をゆく16 その6 けいおん部室の内外

2018年08月24日 | 洛中洛外聖地巡礼記

 けいおん部室こと会議室に入りました。7月に天井の補修を行ったと聞いていましたが、そのとおり綺麗になっていました。文化財に登録されている建物ですから、登録条件の一つである「原状維持」が図られて破損や汚損や劣化などの箇所があれば修補の処置がなされます。その予算は、当然ながら文化財行政の枠組みのなかで国や県や地元自治体などの分担によって出されます。

 つまり、豊郷小学校旧校舎群が国の登録文化財になっていることの最大の恩恵がこの「原状維持」の規定であり、これがある限り、この建築遺構は半永久的に保存管理がなされるわけです。
 これを桜ヶ丘女子高校の元ネタと認識する「けいおん」ファンからみると、桜高はいつまでも健在、ということになります。こんな素晴らしいことはないと思います。

 

 部室内のホワイトボードの寄せ書きは、イラストばかりになっていました。ドラえもんや高木さんも混じっていました。「けいおん」に限らず、アニメ全般の聖地としても認識されているため、他のアニメのファンの来訪もかなりあるそうです。それも豊郷の特徴の一つでしょう。

 

 黒板にも高木さんが描かれていました。からかい上手の高木さん、は私も見ましたから知っていますが、なかなか良いアニメでしたね。

 

 部室内のオルガンです。これも国登録文化財の対象に含まれて保護されていますから、演奏して破損したりすれば、文化財保護法違反で罰せられます。
 確か、文化財保護法の第195条1項の記載にもとづき、懲役または禁錮5年以下、もしくは罰金30万円以下が科せられる筈です。文化財保護関連の罰則はけっこう重いほうなので、上図のオルガンにしても、みだりに触ったり弾いたりしないようにしましょう。

 

 おなじみの5人の席です。これはHTTが結成される前から室内にあったような描写がなされていますが、もしかすると山中さわ子達のデスデビルの頃から変わっていないのでしょうか。

 

 2期のオープニングに登場するHTTメンバーそれぞれの自己紹介の紙の再現です。それぞれのキャラがよく反映されていて楽しいです。しっかり上履きも置かれていてリアルですが、左端の黒い靴は何を意味するのでしょうか・・・。

 

 HTTのくつろぎの空間は、そのままファンのくつろぎの空間でもあります。こうした空間が存在するか否かが、アニメ聖地としての評価全般に相当の影響を与えているのではないか、と思うことがあります。

 

 準備室を通って唱歌室の舞台に行きました。劇中では秋山澪ファンクラブのイベントが開催された場所にあたります。

 

 舞台脇に置かれたベースの存在感がなぜか大きく感じられます。秋山澪モデルのベースですが、レフティではありません。

 

 準備室より部室を見ました。こういうアングルでの写真は、豊郷に何度も来ているにもかかわらず、撮っていない気がしました。

 

 準備室の空間もなかなかにリアルです。お茶やケーキなどを準備する琴吹紬、または斉藤菫の弾んだ息遣いが感じられてくるようです。
 ファンからの寄贈品の多くが、よくみると「わかばガールズ」関連であるのに気付きました。鈴木純のイラストとかが目立ちます。それで、もし「わかばガールズ」関連を寄贈するのであれば、この部屋が相応しいかもしれないな、と思いました。  (続く)

 


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