ジオベスト

環境にやさしい、人にやさしい環境配慮型商品や土系舗装のことが満載。

六価クロム溶出試験とジオベスト

2022-06-12 22:51:09 | うんちく・小ネタ
「ジオベストは六価クロム溶出試験をしなくていいのですか?」

という質問が寄せられましたので、回答させていただきます。
実は、ご存じだと思いますが、セメント改良土から六価クロムが土壌環境基準を超える濃度で溶出するおそれがあるので、適切に対処するため、セメント改良をする際には、施工前や施工後に環境省(環境庁告示第46号試験等)の定めた六価クロムの溶出試験を施工前及び施工後(必要な場合のみ)に行うということが国土交通省のほかに、農林水産省および日本道路公団でも同様の通達及び通知が出されています。
建設省技調発48号の内容としては、セメント及びセメント系固化材(以下、「セメント等」という)を使用した改良土から、条件によって六価クロムが土壌環境基準を超える濃度で溶出する可能性が提示されており、そして、これらの恐れがあるために溶出試験を実施・運用を義務づけたものです。
その通達48号の中で、「セメント等」というのは、「セメント及びセメント系固化材とは、セメントを含有成分とする固化材で,普通ポルトランドセメント,高炉セメント,セメント系固化材,石灰系固化材などを指し、セメントを含有成分としない固化材を用いた工法は対象外です。」と書かれています。
この通達以降は、対策として六価クロム溶出低減型の固化材が新たに発売されています。しかし、これらの製品に関しても、従来通り事前試験による改良土からの六価クロム溶出量の確認が必要とあります。
ジオベストは、セメントを使用しておりません。ジオベストの主成分は酸化マグネシウムなので、六価クロム溶出試験をする必要がなく、しかも弱アルカリ性ですので、安心してご使用いただけます。
■ジオベストのお問い合わせは、
ジオサプライ合同会社 広島082-299-0681 神戸078-843-2561 名古屋052-766-6419
福岡092-518-3537へ。
もしくはジオサプライのホームページよりメールにてお問い合わせください。



コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ジオベスト土系舗装の透水係数 | トップ | セメントを使わない土系舗装 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

うんちく・小ネタ」カテゴリの最新記事