事務所はコンクリート打ち放しの仕上である。外部、内部とも~。これが・・・。コンクリートという材料自体は自由度があってすきなのですが、断熱材の入っていないコンクリートの寒さ いや、冷たさには毎年思いやられる。
そもそもコンクリートというのは熱を溜める(蓄熱)する性質があるのでありまする。まあ、人間がつくりえる石と同じだと思っていただいてもよろしいかと。石というと石焼ビビンバ、石焼きいも(なぜか、食べ物しか思いつかない)などに登場するように熱を溜めてその熱を放出することによって暖かさを維持していますよね~。
熱というのは暖かいのもそうなのですが、冷たいのも熱なのです。ということは、冷たい熱も蓄熱するのです。だから~外が寒くなると冷たい温度をコンクリートはせっせと溜めて室内に放出するのです。その寒いことといったら・・・。エアコンの設定温度29℃であっても全然あたたまらず、手がかじかんで字もかけない。だからFAXの時が・・・(そんなの関係ねぇ~)。あ、そうそう熱って空気がなかっても伝わるのですよ。これ、2級建築士の計画の問題なんかにでてくるのですが、よ~く考えたら、太陽の熱って空気のない宇宙から伝わっていますよね~。
今日も朝から冷え込んでいて、寒い。冷たい。考え事をしているときは 椅子とオシリの間に手を挟んで暖める。室内とは思えない寒さ。冬に事務所にこられた方は上着を脱がない。暗黙の了解になっているようで~。一つだけいいことは、他所に行ったときのあたたかさったら言いようのない安心感を覚えます。(全然、いいことなさそうですが・・・)今年はこの寒さ対策をきっちりしたい。