「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

いま決断すること (3)

2013年05月31日 22時10分56秒 | 「境界性パーソナリティ障害=BPD」より
 
○ 自分自身への問い

 パートナーとの関係について、 自分自身に 問うべき質問があります。

・ この関係から 何を得たいか, 何を必要としているか

・ 自分の感情をさらけ出せるか

・ 身体的な危険はないか

・ 子供にどんな影響があるか

・ 自尊心に影響を与えているか

・ ボーダーの人と同じくらい、 自分自身を愛しているか

・ ボーダーの人が 変化する用意ができた時だけ、 受け入れているか

  変化がなくてもやっていけるか

・ お金など、 実際的な問題は何か

・ 自分が幸せになる権利が あると思っているか

・ 人の犠牲になる時だけ、 自分に価値があると思っているか

・ 最も気が休まるのは いつか

 (その人といる時か, 一人の時か, 他の人といる時か)

・ 家族たちに逆らっても、 自分の決定をできるか

・ 本当に自分自身で決断しているか,人がしてほしいことをしているだけか

・ 自分の決定の 法的な結果はどうか

・ 私が友人の立場だったら、 どうアドバイスするか

○ 子供が巻き込まれたら

 自分が不幸でも 子供のためには一緒にいるべきでしょうか? 

 しかし、 不幸な親と妄想的な親に 挟まれているよりは、

 一人の幸せな親と 暮らしたほうがずっとましです。

 子供にとって 解決不能な葛藤や、 言葉の暴力, 虐待にさらされることのほうが、

 離婚よりも悪影響です。

〔 「境界性パーソナリティ障害=BPD」 第2版 (星和書店) より〕
 


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