「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

光市母子殺害事件・最高裁上告審判決(5)--元加害者少年の手紙と父親

2006年06月22日 14時33分00秒 | 光市母子殺害事件
 
( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/36588506.html からの続き)

 加害者の元少年が 本村さんに宛てたという手紙の全文を、

 某テレビ番組で公開,分析していました。

 「信書の秘密」というものがあるのに対して、裁判の証拠に提出されたものは

 公開していいという ルールがあるのか知らないのですが、

 一般的にはそうされていますね。

 でも、国民の「知る権利」はありますが、本村さん本人が 開封していないのだから、

 テレビでは自粛する姿勢があっていいと思います。

 それにしても、元少年の手紙は意味不明の主張で、

 謝罪どころか 読む者の神経を逆なでするものでした。

 弁護側は、これが裁判で有利な材料になると 考えたのでしょうか? 

 最高裁は 情状を認めなかったわけですが。
 

 また、元少年の父親も テレビ取材を受けていました。

 父親は、元少年の面会には ほとんど行ったことがないそうです。

 腕組みをして、本村さんへの責任は考えないと 言ってはばからないその態度は、

 まさに この親にしてこの子ありと 思ってしまいます。

 やはり 親から受ける影響は大なのですね。

 一方で ある殺人事件では、被害者への慚愧のあまり、

 「息子を死刑にしてください……!」と 泣いて詫びる母親がいました。

 この母親のことを 元少年の父親に話しても、恐らく理解できないでしょうが……。

 やりきれない思いです。
 


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