「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

ボーダーラインの人の 良い性質を思い出すこと

2015年03月29日 21時27分09秒 | 「BPD 実践ワークブック」より
 
 ボーダーの人の 困難な部分を検討していると、
 
 時折私たちは 肝心なことを忘れがちです。
 
 私たちがボーダーの人を愛しており、 心配しているということです。
 
 ボーダーの人は 双極価値に揺れる人間で、
 
 どちらも複雑なパーソナリティの 一部なのです。
 
※ アクション・ステップ11 プラスの面を強調する
 
 以下の良い特質のリストで、
 
 あなたのそばのBPに当たるものに ○を付けてください。
 
 一番大事なものに◎をして、 抜けているものは何でも書き入れてください。
 
 それから、 その人と繋がっていると 感じた出来事を 2~3つ書き込んでください。
 
_芸術的     _魅力的      _哀れみ深い    _有能
 
_創造的     _教養がある    _献身的      _面白い
 
_寛大な     _助けになる    _賢明な       _ユーモアのセンス 
 
_親切な     _礼儀正しい    _興味深い     _フレンドリー
 
_熱心な     _技術がある    _思い出の共有  _共通の趣味がある
 
_自然体     _機知のある    _才能のある    _恐れを知らない
 
_社交的     _愛情に満ちている
 
『      』 『       』 『      』 『      』
 
『      』 『       』 『      』 『      』
 
『                                  』
 
『                                  』
 
『                                  』
 
 長所も短所も、 人間全体を見るようにしてください。
 
 ふたつの自己を 統合することは難しいけれど、 治療を受けるボーダーの人は、
 
 悪い時より良い時を 増やせますし、 悪い時を より扱いやすく変えていけるのです。
 
〔「境界性人格障害=BPD 実践ワークブック」 (星和書店)
 〈ランディ・クリーガー著/監訳:遊佐安一郎〉 より〕
 


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