「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

声のかすれ (2)

2013年10月23日 21時06分07秒 | Weblog
 
(前の記事からの続き)

 声帯は、 肺に食べ物や細菌が入るのを 防御する役割もしています。

 誤って 気管に食べ物が入りかけた時は むせますが、

 これは 異物を外に出すために、 声帯から勢いよく 空気を吐き出すからです。

 反射的に 一回声帯を閉じ、

 中の空気の圧力を高めて、 出す力を強くして 咳をするわけです。

 しかし声帯が萎縮してくると、

 声帯がしっかり閉まらず、 圧力を保つことができなくなります。

 すると 吐き出す空気も弱くなり、 声帯の隙間から 細菌が入ったりしてしまいます。

 肺に侵入した細菌が 増殖すると誤嚥性肺炎を起こし、

 最悪の場合は 命を落とすこともあるというのです。

 日本人の死因の3位は肺炎で、 その8割は誤嚥性肺炎とされています。

 さて、 声帯の衰え (発声機能) をチェックする 簡単な方法があります。

 息を思い切り吸い込んで、 声を可能な限り 長く出してみます。

( 「あ~」 でも 「う~」 でも、 小さい声でもいい)

 10秒続けば 問題ないとされます。

 σ (^^) は 30秒ほど出せました。

 でも σ(・_・;) 声がかすれることは確かです。

 そこで、 発声の筋肉を鍛え、 声帯の隙間をふさぐための 発声法があるそうです。

 「発声機能拡張訓練」 と言いますが、

 “声のエレベーター訓練” というようなものです。

 自分が出せる 低声から高声まで、 声が途切れないように出し続け、

 声を上下させる方法です。

 会話程度の声の大きさで、 声量を変えずに、 低音と高音の間を 2往復させます。

 これを1日2回、 4週間ほどで 効果が現れるといいます。

 当面、 命の心配はないとしても、 声のかすれは気になるので、

 このトレーニングをやってみようと思います。  (^^)

〔 テレビ朝日 「モーニングバード!」 より 〕
 

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