「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

アサーションの要素 (1)

2017年04月27日 23時34分31秒 | 「DBT実践トレーニングブック」より
 
 アサーションは、 健康的な関係を維持するのに 不可欠なスキルです。
 
 アサーションは、 簡単な脚本を用いることで学べます。
 
 脚本は、 言いたいことに形を与え、 事前に発言を考え出し、 それを練習し、
 
 自信をもって それを伝えることができます。
 
 アサーションの発言には、
 
 3つの基本的要素と、 ひとつのオプショナルな要素があります。
 
1. 「~と思う」
 
 でき事と、 それに対するあなたの理解に 焦点を当てています。
 
 相手に対する価値判断は含まれません。
 
 決して攻撃的ではありません。
 
 「私は~と思う」 とは、 話すことについての 明確な説明です。
 
・ 「最近私達は 一緒の時間を過ごしていないと思う」
 
・ 「あなたはほとんどのミーティングに 遅れてきていると思います」
 
・ 「戻るのが遅くなって、 11時ごろになりますが……」
 
 これらの発言には、 感情や非難が含まれないことに 注目してください。
 
(次の記事に続く)
 
〔「弁証法的行動療法 実践トレーニングブック」星和書店
(マシュー・マッケイ,ジェフリー・C・ウッド,ジェフリー・ブラントリー)
 訳/遊佐安一郎,荒井まゆみ〕より [星和書店の許可のうえ掲載]
 


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