( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/49654164.html からの続き)
「捨て子」タイプと 「世捨て人」タイプの特徴は、
回避性人格障害に 通じるところがあるのではないか という気が僕はします。
「捨て子」タイプの人は、コップの水は 半分 “しか” なく、
残りの水も 今にもこぼれてしまう という “哲学” を持っています。
傷つきやすく、自分は ダメな人間だと思い、不安定で 非常に臆病です。
愛されたいと強く望みながら、自分はその価値がない と信じています。
人が救ってくれることを 願っていますが、
救われないという気持ちに 安心を感じるので、援助を拒否してしまいます。
誰も信じず 近づけなければ、
誰からも見捨てられたり 失望したりしなくて済むのです。
何かを必要としているのに それを求めないので、
周りの人からは 殉教者のようにも見えます。
絶望を感じ、自分の過ちと失望を さらなる恥辱につなげて、
自分を傷つけることもあります。
奥底に激しい怒りを 抱えていますが、悲しみと抑うつによって 覆い隠されています。
しかし 見捨てられたと感じると、その怒りは爆発します。
でも、いつもは 泣いてばかりいるかもしれないのです。
[出典:「境界性人格障害=BPD 実践ワークブック」(星和書店)
(続く)
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/49693354.html
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