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「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

「DESC法」 (3) 訂正

2009年04月17日 21時01分47秒 | 「BPD家族会」
 
( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/58464155.html からの続き)

 「DESC法」 の説明に対して ミクシィでコメントをいただき、

 間違いがあったことが分かったので、 訂正します。

 「C: 結果の示唆」 ですが、

 ちょっと僕が 資料を読み落としていました。

 正しくは、 「提案 (要望) を 受け入れてもらえた場合、

 受け入れてもらえなかった場合、 それぞれに対する、

 自分が次に取る行動を 予め考えておき、 結果を示唆する」 ということです。

 「 『次に』 取る行動」 であって、

 「提案を受け入れられないことが続くと、 いつかそうなるかもしれない」

 ということではありませんでした。

 僕はエクササイズで、

 心子から電話で 長時間責められる 「事実の描写」 について、

 「電話の時間を 30分までにしてもらえないか。」 という 「提案」 をし、

 「結果の示唆」 として、

 「ダメだとしたら、 そのうち 僕も限界を超えて、

 付き合えなくなってしまう。」 と書きました。

 実は僕自身 これは気になっていました。

 自分としては正直な 結果の予想でも、

 相手にとっては 脅しのようになってしまう。

 特にボーダーの人は それに敏感だから、

 こういう言い方は 適切なのかどうかと。

 「BPD家族の会」 の主催者の人に 聞いてみたところ、

 上記のように 「結果の示唆」 は、

 「 『次に』 取る行動」 であることが 分かった次第です。

 提案を一度拒否されただけで 付き合えなくなるということは ありませんから、

 このような言い方は する必要はないわけですね。

 そして、 「受け入れられなかった場合の 結果の示唆」 をして、

 それでダメだったときは、 「S」 の 「提案する」 に戻り、

 また別の 提案をしてみるということです。

 それで解決策 ,妥協策を 求めていきます。

 心子の電話に対する  「結果の示唆」 としては、

 「僕は とても苦痛に感じながら 電話の相手を しなければならない」

 というようなことでしょうか。

 そして 新たな提案として、

 電話の時間や頻度の 落とし処を探していく ということになるのでしょうか。

 コミュニケーションが疎遠になると 両者が疑心暗鬼になっていくので、

 それを打破するのに DESCは有効だそうです。
 

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