「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

感情に対する マインドフルな認識 (2)

2016年07月07日 20時17分54秒 | 「DBT実践トレーニングブック」より
 
(前の記事からの続き)
 
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● 指示
 
 ゆっくりと深呼吸し、
 
 鼻から空気が入ってきて、 喉の後ろを通り、 肺に入っていくのをに注意します。
 
 もう一度呼吸し、 身体の中の感覚に 注意し続けましょう。
 
 [ここで1分間、 間を置いてください。]
 
 今度は 感情に注意を向けましょう。
 
 あるいは 最近感じた感情を 探してみましょう。
 
 それが快いか 不快かに留意しましょう。
 
 次に、 その感情を描写する 言葉を探しましょう。
 
 感情の変化に注意し、 表現しましょう。
 
 気をそらすものが浮かんできたら、 それらを手放しましょう。
 
 感情が強まっているか、 弱まっているかに注意し、 どんな感じか表現しましょう。
 
 [ここで1分間、 間を置いてください。]
 
 感情の質や強さの、 わずかな変化を描写する 言葉を探し続けましょう。
 
 他の感情が入ってきたら、 それらを描写し続けてください。
 
 [ここで1分間、 間を置いてください。]
 
 思考, 身体的感覚, 雑念に気付いたら、
 
 それらを手放し、 焦点を感情に戻してください。
 
 感情が変化するか、 鎮まるのを確認するまで 観察し続けましょう。
 
〔「弁証法的行動療法 実践トレーニングブック」星和書店
(マシュー・マッケイ,ジェフリー・C・ウッド,ジェフリー・ブラントリー)
 訳/遊佐安一郎,荒井まゆみ〕より
 [星和書店の許可のうえ掲載]
 
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