「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

治療とサポートを受ける

2016年02月09日 19時59分20秒 | 「BPDをもつ人と良い関係を築くコツ」
 
 BP (BPDの人) にも、 BPを支える家族にも サポートが必要です。
 
 破壊的な結果を減らす 振る舞い方を学ぶために、 セラピーを受けましょう。
 
 BPも家族も、 できる限りの最善を尽くしながら、 やっとの思いで進んでいます。
 
 激してしまう瞬間に、
 
 BPもあなた自身も、 最善を尽くしていると 思い出すことが大切です。

 これは感情調整に 本当に役立ちます。
 
○ サポートを与えてくれる資源
 
 BPに治療を強要しないように。
 
 強要されて受けるのでは、 セラピーは効果を発揮しません。
 
 BPが治療に行かなければ、 あなたが行くのです。
 
 多くの弁証法的行動療法は、
 
  「友人と家族」 グループのプログラムを 提供しています。
 
 感情調整, 苦悩の許容, 対人関係スキル, マインドフルネスの
 
 技能を教えてくれます。
 
 アメリカには、 家族のための支援団体があります。
 
 マインドフルネスのセンターも 国中にあります。
 
 セラピストを見つける場合には、 必ずBPDを扱った 経験のある人にしてください。
 
 次のようなセラピストは注意しましょう。
 
 BPを価値判断する, BPや育てた人を非難する,
 
 BPとの関係を終わらせることを勧める。
 
 ウェブ上には、 BPDとBPD治療に関する 誤った情報が沢山存在します。
 
 資格や経験のないセラピストの 餌食になってしまうと、 取り返しがつきません。
 
〔「境界性パーソナリティ障害をもつ人と良い関係を築くコツ」
 (星和書店) 〈シャーリ・Y・マニング著〉 より〕
 [星和書店の許可のうえ掲載]
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする