ひまわり博士のウンチク

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宝物「flute n' alto」

2008年05月10日 | 音楽
 チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーン、チャーリー・ミンガス、セロニアス・モンク、ソニー・クラークなど、1950~60年代頃のジャズが好きで、若い頃には神田神保町の「トニー・レコード」という古レコード店にずいぶん通い、そうとう投資しました。
 ジャズ喫茶の店長と張り合って、一時は二千枚を超えるコレクションを持っていたこともあります。
 置き場所に困って少しずつ処分して、今では本当のお気に入りだけ600枚ほどが残っています。
 まあ、本の蔵書に比べたらどうということないですが。

 その中でも、お気に入りでかつ宝物がこれ。

Budshank1

 Bud Shankの「flute n' alto」というLPアルバムです。
 Bud Shankは1950年代から60年代にウェスト・コーストを中心に活躍した白人ジャズメンで、アルトサックスがメインです。
 これは、フルートもやっているめずらしいアルバムです。
 それで、タイトルが「flute n' alto」。
 コルトレーンやマイルスのように強烈なインパクトはありませんが、邪魔にならないきれいな演奏を聴かせてくれています。

Budshank2

 このアルバムが宝物である理由はもう一つあります。
 発売元のワールド・パシフィックというレコード会社は、ほとんど廃盤がありません。何枚かあるバド・シャンクのアルバムも再販復刻されていて、CDになった現在もたいてい入手可能です。
 ところがなぜか、この「flute n' alto」だけは廃盤のままで一度も再販されていないのです。
 うがった言葉でいえば、「幻の名盤」ということになるでしょうか。
 
 引っ越してからLPレコードは棚に収めっぱなしで全然整理していないので、少しずつ整理しながら、珍しい盤が見つかり次第、順次メモ代わりにブログにアップしようと思います。

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 テレビのエンタの神様に、見覚えのある顔が登場。
 あ、六本木近くにある某出版社の社長だ。
 いつお笑い芸人に転職したのかしら。
 乃木坂ならぬ「芋洗坂係長」だって、社長から係長に格下げ?
      (岡田阪神浴君にしかわからない楽屋落ち)

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