最近は、本家のサイトの方は、なんか日々の自分のメモのような感じになり、好きなことはこっちのblogの方に書くことが増えています。
数年前からストックウェザーというサイトのメルマガに原稿を書かせていただいています。
うちの本家のサイトか何かを見ていただいて、依頼があったのだと思います、もう忘れたけど。
ストックウェザーさんはこちら。内容豊富なサイトだと思います。
で、私の書いた原稿もバックナンバーも含めて掲載してもらっています。
最初のものを見てみると、2004.7.2発行となっていますから、だいたい3年。最新号は109回です。
まあ、私は当然「プロ」ではないわけで、個人投資家として自分の経験や思うことを好きなように書いているだけです。逆に言えばそれが原稿の特徴なわけで、株式評論家さんの真似をしたような内容では意味がないと思います。
で、自分の書いた原稿を古いものからざっとながめてみましたが、まあ、懐かしいやら、恥ずかしいやら・・(^_^;)。
ここに転載する許可は得ましたので、ちょっと古い原稿とそれに対しての今のコメントなんぞをまた書いてみたいと思います。それなりに自分のためになるような気もしますし。
ということで、第一回の原稿は下に載せます。
さてと、第一回で書いたのは4355日本ロングライフでした。
言うまでもなく、失敗銘柄であります。損失額という点での大失敗銘柄は去年の神戸物産ですが。
2004.12.3の号でロングライフについてはもう一度コメントしています。以下。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日本ロングライフ、11月下旬に予想していない大幅な下方修正があり、株価は大きく下落しました。成長性が期待されている小型株の場合は、それが裏切られると株価は大きく下落することがよくあります。伏見の光的には分散投資のポートフォリオの中で比較的組み入れ比率が高い銘柄でしたので、これによりパフォーマンスが悪化しております。あらら・・・。
まあ、高PERの小型株の場合は、このようなリスクは当然ありますので、承知の上で投資することでしょうね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
高サービス、高価格の老人ホームというのは成長の可能性があると考えていました。
が、老人ホームを選択する理由っていうのは実に様々で、高くてもよければ入るってな単純なものでもないわけですな、これが・・・。
で、本当の富裕層はロングライフが提供している程度の老人ホーム、いや、ここのサービスは悪くないのではないかという印象は今でもありますが、なんかは利用しませんわ。そもそも老人ホームを使わない。自宅で過ごすでしょう。病気になればいい病院に行くでしょうし。
ということで、やはり高PERの小型株というのは、基本的にはリスクが高いということの実例になっていると思います。無論、その期待以上の成長があれば、大きなリターンにつながる可能性もあるわけですが、確率的には低い。その高成長期待に応えられない場合が多い。
市場の地合いの影響というのも大きいです。新興系がバンバンと買われていくようなタイミングと合えばうまく利益を確保することもできるでしょうが、逆回転しだすと悲惨です。
ということで、この銘柄、まだPFに残ってますが、時価評価額は12万ほど。
私自身、最近は、東証一部系の銘柄や割安系の銘柄に投資することが多くなっており、新興系の占める比率は相対的に低下してきています。
今のところはそれでいいのではないかと思っています。
以下、第一回掲載原稿・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【第1回】 日本ロングライフ(4355)
伏見の光です。「ふしみのひかる」と読んでください。
投資歴約8年の個人投資家です。
大儲けは難しいが、大損はしない。自分自身のポジジョンの管理は厳格に行いなが
ら、長くマーケットとつきあっていきたいものだと思っています。
といいつつ、今年の上半期は相場全体の上昇もあって、ポートフォリオは概算で
約45%の上昇と、予想以上の好成績となり、喜んでいます。
株式投資のよいところは一発勝負ではない方法が取れることです。時間を味方にし、
売買方法も工夫すれば、大きな損失を出すリスクはかなり低減できます。まともな方
針を立てて丁寧に長期で運用していけば、それなりの利益はついてくるだろうと思い
ます。
そんな感じの毎日の雑感を織りまぜながら、ぼちぼちと注目銘柄を紹介していきたい
と考えています。
今回の注目銘柄は、
日本ロングライフ(4355)。
大証ヘラクレスの介護関連銘柄。有料老人ホームと在宅介護。専門学院も運営。
高齢者のマーケットは少なくとも今後10年以上は拡大が続くでしょう。
この企業は、財務は無借金経営であり、売り上げ、利益とも着実かつ高い比率で伸び
ています。
「儲からない福祉のお仕事」ではなく、「Elderly Service Top」を企業コンセプト
とし、顧客に最高の高齢者介護サービスの満足を提供することを掲げています。
また、介護保険に依存しない体質、特養老人ホームとの競合を避ける、収益性を重視
するといった点を重視してる企業運営を目指しています。
将来に向けて中国市場へ参入する準備をすすめていることも可能性を感じさせます。
発行株数は分割後で2.7万株程度の小型株。株価は高値50万からやや調整ぎみ。
今後の成長性を考えれば現在の40万程度の株価は許容できます。
業績の拡大とともに、さらに分割、増配等も見込め、長期投資でも報われる投資対象
であると考えています。安いところがあれば、丁寧に買い増ししていくつもりです。
ではまた次回。
※2004年7月2日「ストックウェザーメールサービス」に掲載
数年前からストックウェザーというサイトのメルマガに原稿を書かせていただいています。
うちの本家のサイトか何かを見ていただいて、依頼があったのだと思います、もう忘れたけど。
ストックウェザーさんはこちら。内容豊富なサイトだと思います。
で、私の書いた原稿もバックナンバーも含めて掲載してもらっています。
最初のものを見てみると、2004.7.2発行となっていますから、だいたい3年。最新号は109回です。
まあ、私は当然「プロ」ではないわけで、個人投資家として自分の経験や思うことを好きなように書いているだけです。逆に言えばそれが原稿の特徴なわけで、株式評論家さんの真似をしたような内容では意味がないと思います。
で、自分の書いた原稿を古いものからざっとながめてみましたが、まあ、懐かしいやら、恥ずかしいやら・・(^_^;)。
ここに転載する許可は得ましたので、ちょっと古い原稿とそれに対しての今のコメントなんぞをまた書いてみたいと思います。それなりに自分のためになるような気もしますし。
ということで、第一回の原稿は下に載せます。
さてと、第一回で書いたのは4355日本ロングライフでした。
言うまでもなく、失敗銘柄であります。損失額という点での大失敗銘柄は去年の神戸物産ですが。
2004.12.3の号でロングライフについてはもう一度コメントしています。以下。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日本ロングライフ、11月下旬に予想していない大幅な下方修正があり、株価は大きく下落しました。成長性が期待されている小型株の場合は、それが裏切られると株価は大きく下落することがよくあります。伏見の光的には分散投資のポートフォリオの中で比較的組み入れ比率が高い銘柄でしたので、これによりパフォーマンスが悪化しております。あらら・・・。
まあ、高PERの小型株の場合は、このようなリスクは当然ありますので、承知の上で投資することでしょうね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
高サービス、高価格の老人ホームというのは成長の可能性があると考えていました。
が、老人ホームを選択する理由っていうのは実に様々で、高くてもよければ入るってな単純なものでもないわけですな、これが・・・。
で、本当の富裕層はロングライフが提供している程度の老人ホーム、いや、ここのサービスは悪くないのではないかという印象は今でもありますが、なんかは利用しませんわ。そもそも老人ホームを使わない。自宅で過ごすでしょう。病気になればいい病院に行くでしょうし。
ということで、やはり高PERの小型株というのは、基本的にはリスクが高いということの実例になっていると思います。無論、その期待以上の成長があれば、大きなリターンにつながる可能性もあるわけですが、確率的には低い。その高成長期待に応えられない場合が多い。
市場の地合いの影響というのも大きいです。新興系がバンバンと買われていくようなタイミングと合えばうまく利益を確保することもできるでしょうが、逆回転しだすと悲惨です。
ということで、この銘柄、まだPFに残ってますが、時価評価額は12万ほど。
私自身、最近は、東証一部系の銘柄や割安系の銘柄に投資することが多くなっており、新興系の占める比率は相対的に低下してきています。
今のところはそれでいいのではないかと思っています。
以下、第一回掲載原稿・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【第1回】 日本ロングライフ(4355)
伏見の光です。「ふしみのひかる」と読んでください。
投資歴約8年の個人投資家です。
大儲けは難しいが、大損はしない。自分自身のポジジョンの管理は厳格に行いなが
ら、長くマーケットとつきあっていきたいものだと思っています。
といいつつ、今年の上半期は相場全体の上昇もあって、ポートフォリオは概算で
約45%の上昇と、予想以上の好成績となり、喜んでいます。
株式投資のよいところは一発勝負ではない方法が取れることです。時間を味方にし、
売買方法も工夫すれば、大きな損失を出すリスクはかなり低減できます。まともな方
針を立てて丁寧に長期で運用していけば、それなりの利益はついてくるだろうと思い
ます。
そんな感じの毎日の雑感を織りまぜながら、ぼちぼちと注目銘柄を紹介していきたい
と考えています。
今回の注目銘柄は、
日本ロングライフ(4355)。
大証ヘラクレスの介護関連銘柄。有料老人ホームと在宅介護。専門学院も運営。
高齢者のマーケットは少なくとも今後10年以上は拡大が続くでしょう。
この企業は、財務は無借金経営であり、売り上げ、利益とも着実かつ高い比率で伸び
ています。
「儲からない福祉のお仕事」ではなく、「Elderly Service Top」を企業コンセプト
とし、顧客に最高の高齢者介護サービスの満足を提供することを掲げています。
また、介護保険に依存しない体質、特養老人ホームとの競合を避ける、収益性を重視
するといった点を重視してる企業運営を目指しています。
将来に向けて中国市場へ参入する準備をすすめていることも可能性を感じさせます。
発行株数は分割後で2.7万株程度の小型株。株価は高値50万からやや調整ぎみ。
今後の成長性を考えれば現在の40万程度の株価は許容できます。
業績の拡大とともに、さらに分割、増配等も見込め、長期投資でも報われる投資対象
であると考えています。安いところがあれば、丁寧に買い増ししていくつもりです。
ではまた次回。
※2004年7月2日「ストックウェザーメールサービス」に掲載