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久しぶりのツタヤへ行ったので、これと「パッチギ ラブ&ピース」の2本を借りてきました。
これはベストセラーの映画化されたもので、テレビドラマにもなっていたと思いますが、本は読んでないし、テレビも見ておりません。
感想は、一言で言えば「きつい」です。
もう15年ぐらいになりますが、長い闘病生活があった中で母親を亡くしているので、どうしてもその経験というのがよみがえってきてしまいますので・・・。
作品的には、これがどこまで原作の雰囲気を伝えているのかというのはよくわかりませんが、樹木希林さんにつきるという感じがしました。オダギリジョーさんも悪くないですし、娘さんもうまいとは言えないけど雰囲気はあります。親子なんで、若い時と年とった時で役者さんが変わっても違和感はありませんでした。
ウダウダした学生時代の雰囲気というのは、私の場合はそうひどくもなかったけど、感覚的にはよくわかります。
この主人公は結局「成功」しているのだろうけど、そうもいかなかった人達も多いと思います。
後半にいくに従って、前述した「きつい」感覚が強くなっていきます。なので、作品として楽しむという感じがどうも薄くなってしまいました。
まあ、「母親」というのはすごいものだとあらためて感じた次第です。