女人高野室生寺（１）

　土曜日ですが、例によって朝早く出発し、奈良の室生寺へ行って来ました。

　以前から一度訪ねたいと思っていたところです。連休ではありますが、時間も早めで、紅葉の時期でもないので、そんなに混むことはないだろうと思って行きました。実際、お客さんはそんなに多くはなかったです。少し時間がたって昼近くになると、観光バスがちらほらという程度でした。

　なんで「女人高野」というかというと、高野山は女人禁制でしたけど、ここはそうではなかった。一応、当初は同じ宗派ということで、女人でも入れますよということのようです。ただ、このお寺は宗派は色々変わってますけど。

　全体の印象はとてもよかったです。

　屋外にあるものとしては最小という五重塔、これは倒木で壊れて修復したものですが、もよかったし、金堂でにひしめくように並んでいる仏像もよかった。

　杉の大きな木が並び、なんとなく全体が湿ったような感じで、苔も多い、山の雰囲気もよかった。近くの龍穴神社というのも独特の感じがあって面白かったです。旅館のごはんもよかったし。

　紅葉の時期、朝早くにまた訪ねるのもいいかと思いました。自宅からは２時間ほどで行けるというのもわかりましたし。

　下の子に「室生寺よかったで。行くか？。」と聞いたら、素直に「行きたい」と言ってました。高一の女の子で、室生寺行きたい子もあまりいないかも・・・。まあ、いつまでつきあってくれるかわかりませんけど、またどこへは行きたいと思っています。