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IPOネットエイジグループが1株来てしまいました(1)

2006-08-22 22:26:42 | 株式投資・資産運用
 ということで、ネットエイジグループが1株取れました。

 イートレの嫁さんの口座です。嫁さんには既にバリューコマースも同じ口座で取ってもらいました。これはポイントを全部使って獲得したもので、多分、イートレIPOのルール変更前の銘柄のはずです。使用ポイントは150程度だったと思います。資金は確か600万程度でブック参加してもらったはず。

 で、バリューコマースはとっとと初値で利確してしまい、もうこの口座でのIPO当選の可能性は非常に低くなった(ポイントはなくなった)と考えて、資金もかなりの部分、この口座からはひきあげていました。

 で、ネットエイジはポイント7で、3株のブック。これで当選したということです。

イートレの現在のIPO公募株配分のルールは、
「 配分予定数量の70%については、買付余力の確認ができました有効申込株数に応じて厳正かつ公正な抽選」「残りの30%については買付余力の確認ができました有効申込株数を対象に、お客様にご申告いただいたIPOチャレンジポイント数に応じて、指定IPOチャレンジポイント数の多いお客様順に配分」となっています。

 つまり、この文言をそのまま理解すれば、最初の70%枠のところではIPOポイントを使用してもしなくても、当選確率に差はないということになります。つまり、有効申込株数が多い方が確率が高くなるわけで、単純に資金量が多い方が有利です。このため、消費者金融などから一時的に資金を借りてきて、有効株数を増やすというような方法も、わりと一般化している、というか、実際にそのような事をしている人もあるようです。

 残り30%枠はIPOポイントの多い順と理解することができます。今回の場合、少なくとも150ポイントは必要だったようです。

 この銘柄はイートレ主幹事の銘柄で扱い株数は2588株です。この3割、つまり、776株ほどは、IPOポイントが多い順に(但し、無論ブックに申し込んだ人のなかで)に取れたということになります。で、この776株分の口座のIPOポイントは0になりますね。というように、ポイントの上位陣が順次、公募株をゲットして抜けていくということになります。

 まあ、借名口座的なものも含めて、ポイントを沢山持っている人はかなりあるでしょうし、有望な銘柄でポイントを使用しようと、使い惜しみをしているような場合もあります(例えば、次のミクシィねらいとか。但し、ここは66株のみですが。)なので、銘柄にもよりますが、100ポイント程度では、前評判の高い銘柄は30%枠ではゲットできないと考えた方がいいでしょう。

 つまり、ポイント数が100ポイント以下のような場合は、ポイントは使用せずにブック参加した方がよいということになります。なぜなら、70%枠は申込株数に対しての抽選であり、30%枠では低いポイント数での当選の可能性はないから(不人気銘柄であえて勝負する場合は別)。70%枠で当選しても、ポイントを使っていればこれはなくなってしまいます。

 ブックの株数が少なくても、今回の嫁さんの口座の場合のように、単純に当たることもあるわけです。その場合でも、保有ポイントは温存できるということなります。

 と、今日はここまで。

って、イートレIPO対策の話にしかなってませんなぁ・・・。 

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