monologue
夜明けに向けて
 



今日は建国記念日。日本は記紀に基づいて記紀中で神武天皇が即位したとされる日(紀元前660年2月11日)を建国の日としている。
ところがそれは実は辛酉の年元旦、西暦二四一年二月十一日(紀元節、建国記念の日)、当時、磯城の奈良県桜井市三輪の地で行われた神武と御歳の結婚、即位式の日であった。

一般にあまり知られていない、御歳(みとし)とは初代皇后で伊須気依姫、あるいは高照姫と呼ばれ、『記紀』では比売多多良伊須気余理比賣(ひめたたらいすけよりひめ)、媛蹈鞴五十鈴媛(ひめたたらいすずひめ)、などと表記され、タタラという娘らしくない金属溶解に使うフイゴのことが名前につけてある。
御歳という名は父、大歳(ニギハヤヒ)の末子で大和の後継者だったので歳という文字を継いでいる。かの女は大和、日向の団結のため、養子として日向から伊波礼彦(神武天皇)を迎えた。現代人は日向の歴史書である記紀が故意に出雲、大和系の人々の名を隠してしまったのでわからなくなってしまったがかの女は伊波礼彦(神武天皇)の良きパートナーとなってこの国を造り上げたのである。
fumio

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