monologue
夜明けに向けて
 



昨日、大野八一雄氏の将棋連盟引退の記事で段位を敬称として書くべきか迷った。棋士の場合、段位が対局料、給料や報酬に直結しているので段位は大切だが一般の人はその棋士が現在何段なのか知らない。それで失礼のないようにいちいち段位や獲得タイトルを調べて棋士のことを書くのが億劫になる。ゴルフで尾崎プロや青木プロとプロをつけるように全員、棋士をつけて森内棋士、羽生棋士とすれば簡単で記事にしやすい。わたしの教えてもらった、中井捨吉七段は連盟から八段を贈ると打診されて「わてはそんなもんいりまへん」と断っていた。七段という段位に誇りをもっていたのだろう。それでも1964年に八段を功労者として贈られている。引退した棋士にとって段位はどんな意味を持つのだろう。
fumio

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