monologue
夜明けに向けて
 



 京都の三菱重工で自動車のエンジン部などを長年製作して定年を迎えた父はミミズを飼ってそのフンを園芸用の肥料として販売する仕事を始めた。最近はミミズで生ゴミを処理するミミズコンポストが流行ってミミズも見直されているようだ。父はその人生でありとあらゆる生き物を飼ってきて最後にゆきついたのがミミズとは…。ミミズは人の目につかないから「見えず」から名付けられたというがかれらは見えないところで縁の下の力持ちとして土壌を耕しわたしたちに栄養に富んだ食物を供給してくれている。かれらは見かけが悪くて嫌われることが多いのだがどれほど役だっていることか。人もまた見かけによらないことが多いようだ。
fumio

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