monologue
夜明けに向けて
 



今日はわたしの母方の祖父、山下安次郎の命日。
明治16年1883年生1956年昭和三十一年十二月十二日 七十三才没
かれは和歌山県新宮市出身で中田サキと結婚して戦後京都に移り住んだ。住居の近くにあったタバコの専売局で娘たちを働かせた。
復員してきた滋賀県出身のわたしの父山下幹雄が一時専売局で働いた時、母と出会って結婚してわたしを設けたのだった。双方とも偶然苗字は山下だったが出自は滋賀と和歌山で違った。わたしは共働きの母が専売局で働いている昼間、祖父の家に預けられ祖父といつも遊んだ。それでわたしにとってはとても仲のいいおじいちゃんだった。おじいちゃんあの頃はありがとうね。今日は赤飯を炊くから一緒に食べよう。合掌。

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