monologue
夜明けに向けて
 



はじかみの色立つ午後、酒匂(サカワ)の戒めが解かれる…十種神宝
「はじかみ」を一応生姜のこととすると「はじかみの色」は「端赤み(はじかみ)」の根の色、赤。
その「赤立つ」とはなんのことだろう。赤龍だろうか。
ところで「色」にはイロ、シキ、ショク、シコなどの読みがあるが、イロと発したとき、それは後継者の意味にもなる。そのことは以前にも紹介したわたしのサイトの ページで詳述しているのでまだご存知ない方は参照していただきたい。
色が後継者を指すのであれば、「はじかみの色立つ」は「はじかみの後継者が立つ」ということになる。
それなら「はじかみ」の特定をすれば意味が通じる。どうも相撲取りの「はじかみ」は関係なさそうなので除外する。そこで「はじかみ」の漢字「薑」という字をみると草冠に田がふたつ重なっている。なんだか亀の植物版のような構造の文字である。これまでの経過を辿り「田から解くさ」というヒントを合わせるとこの文字に象徴されているのはやはりイシス、イザナミということになる。
「午後」はこのメッセージが甦ってきた日は五月五日でゴゴであった。そのように設定してあったのだろうか。
時ではなく場所の位置として考えると将棋盤、九かける九、八十一の升目の中心が五五の位置で都と呼ばれる。
九かける九は苦界である現世を表し、盤の形はヘソのある亀の姿を模している。上図のヘソは「音受け」あるいは「血溜まり」と呼ばれよくみるとピラミッドの形に彫られている。その部分の真上が五五の都なのである。スーパーマンのようにX線の眼で真横から見ればエジプトのオベリスクの形状の串が盤の中心を貫いているのが見えるだろう。オベリスクもただのモニュメントではなく天地を貫く串として造られた。その都の位置に後継者の王が立つということになる。それがカゴメ唄の「都留と亀が統べった」ということなのである。
しばらく考察のために時間をいただいて次回はいよいよ「酒匂(サカワ)の戒め」を解いてみたい。はたして長きに渡って解けることのなかった戒めが今この時に解けるのだろうか。
fumio

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