monologue
夜明けに向けて
 





昨日、21日千葉県成田市成田山新勝寺「奥殿」で第72期名人戦七番勝負第4局の2日目が行われ午後8時18分、111手で挑戦者の羽生善治三冠(43)が森内俊之名人(43)を破り、4戦全勝で名人位に復位した。途中まで森内俊之名人が有利と見えたが最後の競り合いで羽生挑戦者が目の眩むような好手を放ち一気に仕留めた。今期の羽生善治挑戦者はこれまでの数年とどこか意気込みが違った。
このところの名人戦はこのふたりの戦いばかり。小学生名人戦でのライバルが今現在の将棋界の最高峰として君臨し他者に挑戦の機会さえ与えない。今回敗れてA級に落ちる森内前名人もA級で好成績をあげて挑戦者になる公算が強い。このふたりの築いた名人戦の牙城に風穴を開けるのは渡辺明二冠か広瀬章人七段かと楽しみにしている。
fumio

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