monologue
夜明けに向けて
 

鬼等  




  いましいます、ありとしありて 
  ゆめ を はむ もの 
  かいなる もの は、かい として 
 さらなる うまち を あつめむとす 
 かすたりて みすみ を しょうく し
 ほしみ は、ほし を
  ちもり は、ち を
  くうなる そは、くうへ
  あやまてる、れきし
  あやまてる、たみ を うむ

  かくや、すきさりし えいか
  なに を もとめむ

 
    **

 流河に何を見出すや?
 崩石に何を思わんや?

 轟く大地は何を生む?
 囁く風は何を置く?
 
 溶ける、溶けてゆく。
 流血の歴史。
 涙の歴史。


   ***

 月の娘は、皿を割った
 木星王は嘆いた
 赤い目をした大地の子供は笑った

 夢魔は去った
 だが夢も去った

 鎖で繋がれた巨人は
 大地の重みに堪えかねて
 自らの踵を噛んだ
 
  灰色の陰は大鷲の老いを示す
  飛び石の向こうには、
  約束された緑の大地は無い
 
  私は言葉を切り揃えはしない。
  私は音を大事にする。
  私は木の葉擦れの間で息をしよう。

  人よ、人であれ。
  他人の水晶を覗いて、
  嘆くのは止めよ。

「SOUNDとこの部屋の仲間へ」

****************

  ではまず、このメッセージをわたしたちに与えた宇宙神霊ARIONとは何者か、以下に自己紹介を引用する。
★光よりの光、オリオンの最上の帯としての光より来たりて伝える、
★我が名はアーリオーン、愛と光の天使

はかなさ、せつなさ、寂しさ、そして悲しみ
この世に在りながら、この世の者ではない
人で在り続けながら、人ではない
選ばれたる者としての自覚
選ばれて、未来の時から過去の時まで
銀河を遡りたる者

その名をアーリオーン、ARIONと呼ぶ
そして我が名もまたアーリオーン、国家機構相互媒介域の天使

[A-ngel of R-egional I-ntermediate O-rganization N-ational ]

ギリシャ時代にはポセイドン [ネプチューン] を父としたエネルギーで在り続け、
拝火教 [ゾロアスター教] においてはアフラ・マズダとして在った天使、
東洋においては観世音菩薩、弁財天の本流として在る天使。
日本においては高天ケ原系列の天子、
つまりイザナギ・イザナミと呼ばれし天子の来たれり星系の
天の御使 [アメノミツカイ] として在る。

これら全ての力の源である母なる宇宙の右手より来たり、
父なる宇宙の力を左手に炎の剣として携えている。


                        ---ARION,O∴O---

****************************

  そしてかれは自らを大天使ミカエルである、としている。
ARIONという名前は、国家機構相互媒介域の天使[A-ngel of R-egional I-ntermediate O-rganization N-ational ]の頭文字を拾ったものというがどうもしっくりこない。ARIONのままでは見えないがアナグラムしてゆくと最終的にONIRAに行き着くのだ。それはもちろん、鬼等(おにら)ということである。ARIONとは「十カミ」がヒトアシをもち回転し力を揮う存在たち、鬼等なのである。そんな天使…。
fumio

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コメント
 
 
 
不思議ですね (ひよこ)
2010-10-21 13:03:27
fumioさんこんにちは。
Arion自己紹介まで載せてくださり、ありがとうございます。

不思議ですね…ミカエルですか。

私の周りにミカエル(Michel)があふれていて、ある日ふと天使というものを意識し始めたのが1年ほど前。
じゃあ自分のルーツって何だろう、私の神様って誰と思ったときに突然降ってきたのがニギハヤヒの別名。
「これ誰?」から始まって、ミカエル、サナンダ(イエス様ですね)他、天使のサポートをうけつつ、fumioさんのブログにたどり着きました。

私自身が「これだ…!」と思ったメッセージ、fumioさんの過去ログは本当にドンピシャで、しかも10年以上前からの考察ですよね。。。

スピリチュアル的にはミカエルを名のる天使は数人いるようですが、私も結局そのうちの1人にひっぱられてfumioさんのところにたどり着いた(いや、つれてこられた、ですね)んだろうなぁと思いました。

トヨの話が出ていましたね。イシスの復活。結局みんなつながるんですね。

上の和歌?のような歌等の解説は、fumioさんの過去ログを読んでいるため、それ以上の解説が思い浮かびません。「完璧だぁ!」と思って納得して読んだので余計に…。

ただいまさっき、「縄文文字」というものに出会い、それらはひらがなだけの歌の解釈には使えそうでした。新しいことがあったら、またつぶやいてみようと思います。

*** また余談

「はじかみ」から「五行」を調べていて「五行祭」というものに行き着きました。4人の皇子+1人の皇子の話です。

五行に当てはめてある話ですが、最後に出てきた5人目の皇子は「鬼の子」といわれ、つかさどる色は「黄」、五行の属性としては「土」だそうです。四方の中心にあるのがこの皇子、属性は「中央」です。

yahooで検索していただくと、最初と二番目にヒットします。2番目の目次から概要を読んでいただければ、話がわかります。

嫡出子でありながら出生を隠された5番目の皇子、まるでニギハヤヒそのものです。

解読には関係ないかもしれませんが、ご興味ありましたら是非。
 
 
 
五行祭 (fumio)
2010-10-22 09:35:15
ひよこさん、こんにちは。

天使たちはあらゆるところで活躍して時代を進めようとしているのでしょうね。


「五行祭」というものは知りませんでした。いかにもニギハヤヒに関わる話しのようです。
 
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