monologue
夜明けに向けて
 





95/11/09はじかみの色立つ午後、酒匂(サカワ)の戒めが解かれる…十種神宝
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わたしは「炎で書いた物語」シリーズにおいて「はじかみの色立つ午後、酒匂(サカワ)の戒めが解かれる…十種神宝」を採り上げた時、「はじかみの色」をなんとか特定しようとしていた。そのとき、黄色というインスピレーションを受けたのである。それで「黄」を調べるとカミの力の顕現である卍と逆卍を合わせた「田」の意でクサカンムリに火の「光」の古字であることや中国で中央、皇帝の服の色などの意味を知りそんなものかと首肯した。それ以来、このメッセージを採り上げるときには「はじかみの色」 は黄色としてきたのである。

  「はじかみ」であるニギハヤヒは古代から現在に至るまでその存在を否定され、いなかったことにされたり、わざと他のだれかと混同されたりしてきた。それで時が満ちて封印が解けていざ顕現する時、どんな姿で現れれば良いかということになる。「なりすまし」の低級霊でも人間を騙すくらいは簡単なので困る。本物かどうかさっぱりわからない。もしわたしの前に現れる時は黄色であることが必要だった。それが十数年前にわたしにインスピレーションを与えた存在との遠い約束だったのだ。

 戒め、つまり「居まし目」とはそのニギハヤヒがこれまで居た「目」なのだ。かれは九の数霊を持ち、その目に居た。そこでかれは九理を司っていた。その戒めが解(十)かれるとついには「十理」を司ることになるのである。
fumio

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