monologue
夜明けに向けて
 





<23>

光と風の回転に因って 水が生まれる
風と地の回転に因って 火が生まれる
火と風の回転に因って 地が生まれる
光と火の回転に因って 風が生まれる
六→八→四→一〇→二→一
(大地から最高神へ)
1986-4-19
「光の黙示録」より


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「光と風の回転に因って 水が生まれる」の水はH2Oであるから風に含まれる水素と酸素が光の作用によって化合して生まれると考えられる。
自然科学系雑誌「 Nature」12月6日号は、 独立行政法人 産業技術総合研究所が可視光で水を水素と酸素に分解しクリーン燃料を製造できる酸化物半導体光触媒、無機酸化物半導体( インジウムタンタレート・InTaO4 )にNi( ニッケル )ドーピング処理を行い、さらに表面にNiO( 酸化ニッケル )を担持した化合物( NiOx / In0.9Ni0.1TaO4 )の開発に世界で初めて成功したことを報じた。水と太陽光から原発や石油石炭などの化石燃料に頼らないクリーンエネルギーである水素燃料を製造するという夢の実現が期待されている。「火と風の回転に因って 地が生まれる」の地はツチと読んで「風」で表されている気体以外の元素のこと。火は気体と他の元素のなんらかの作用によって生まれる。「回転に因って」というのは電子原子レベルの素粒子のふるまいの描写。「火と風の回転に因って 地が生まれる」の地(炭素など)は発火を促す放電作用(雷電 )と原料の風(水素、ヘリウム、酸素)の反応によって生まれる。この世界を構成する材料はこうして生まれたのだが光がなにとなにの回転によって生まれたのかは記されていないことに気づく。
fumio


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