北円堂を知らずして奈良の歴史は語れない
「アイスキャンディ」について。---------
アイスキャンディ(アイスキャンデー)は、夏の冷菓として/灼熱酷暑の中で一陣の涼味を与えてくれる貴重な存在である。冬場はアイスクリームが適していると思うが/夏場の“アイスキャンディ”に勝るものは他には無いだろう。---------
勿論/“かき氷”ならはそれに越したことはない。でも/かき氷を求めるとなると専門店に行く必要がある。それに引き換え/アイスキャンディなら/スーパーの陳列棚の中に普通に並んでいる。---------
赤城乳業の“ガリガリ君”/フタバ食品の“ラムネ入りメロンソーダ&バニラバー”は/価格も手頃で/この夏/暑い日の/必需品となっている。----------
他にも冷菓としては/九州名産“白クマ君”や山梨発“シャトレーゼのチョコミント”などもある。しかしどう云う訳か/菓子製造大手のロッテ/明治/森永/グリコなどは/この手の氷系の冷菓を製造販売していない。(唯一/大手ではロッテがスイカバーを販売し気を吐いている)----------
その昔/夏の一時期には田舎でも自転車のアイスキャンデー売りが走っていた。でも衛生的でないとか諸般の事情から今ではそのような稼業は成立しないのかもしれない。---------
キャンディは砂糖菓子であり/要するに飴(あめ)である。片仮名になると“キャンディ”のイメージは西洋っぽく“ケーキ”の親類のような位置を占める。“アイス・キャンデー”とアイスが付くと/逆に和風の飴に近付いて/日本で云えば地方の製菓会社の守備範囲となってしまっている。アイスキャンディの氷の状態を製造流通販売を通して/品質管理するのは厄介であるのかも知れない。其れを覚悟で中小の冷菓食品製造会社は/日々/商品を届けてくれているだろう。---------
大方の日本人はアイスキャンディを賞味しつつ/一昔前のアイドル“キャンディーズ”を想い出すのだろうけど。