北円堂を知らずして奈良の歴史は語れない
近鉄奈良線の新大宮駅から西大寺駅まで歩いた。途中、蔦屋書店に入り、店内のスターバックス(STARBUCKS)にてコーヒーを飲んだ。持ち帰りしか販売していないし、スターバックスの専用/飲食席は使えないが、蔦屋書店サイドに設けられているベンチ席で飲む事はお客様のご判断にお任せしますとの注意を受けた。蔦屋書店の営業はコロナ感染症流行に当たり4月25日~5月6日臨時休業するとのお知らせが掲示されていた。------
次に、ミナーラ(M!Nara/旧そごう百貨店跡/旧イトーヨーカドー跡)に向かった。ミナーラにもコロナ関連の掲示があり、4月23日~5月6日は臨時休館すると書かれていた。ファストフード/B級グルメコーナーの一部店舗(1F)だけが営業していた。-----
その次は、平城宮跡歴史公園に向かった。朱雀門/大極殿などを始めとした施設は、全てコロナ感染症の流行のため当面の間/休館するとの掲示があった。但し公園内は開放(休憩所/トイレは使える)しているとのことであった。強風に朱雀門の風鐸(ふうたく)が鳴る横を通り、近鉄奈良線の踏切(安全保安員が配されている)を渡った。人影は大層少なく、2羽のツバメが歩く横を掠(かす)めて飛んだ。大和青垣の山々を眺めながら南門復原工事箇所の手前で左折し、佐伯門に向かうと、飛び交うツバメがさらに増えた。佐伯門を出ると正面には奈文研(なぶんけん奈良文化財研究所)の新しいビルがある。------
西大寺駅へはあと少し、近鉄奈良線を南に踏切を渡って線路沿いの歩道を駅へ向かうのである。西大寺駅では南北を繋(つな)ぐ跨線橋(こせんきょう)が9割方完成していた。コロナ感染症の流行にもめげず、このような改良工事は進んでいるのだと感心させられた。