北円堂を知らずして奈良の歴史は語れない
支離滅裂だが、少し愚痴ってみた。-----
国の支給する年金を当該人の所得と捉えて、地方税が賦課されるのは、税制の欠陥ではないかと考えている。他にも、折角出された報奨金にも所得として各種の税が課される。日本の税制は獲れる処から獲る(一説には泥棒からでも獲る)という情けも何もあったものではない仕組みとなっている。広く薄く賦課する意味合いの消費税も10%になってしまった。-------
健康保険料は今の処歯止めが掛かっているが、介護保険料はどこまで増額されることになるだろうか、法制上の歯止めが無さそうである。------
後期高齢者として75歳から95歳までの齢(よわい)を重ねると、その間の生活費として国から支給される年金だけでは賄いきれない生活資金として、余分に2000万円相当の預貯金が必要となるとの政府の試算が発表された。人生100年時代を迎えてそこまでどれだけの人数が生き延びるのか知れないが、自己責任として足らずは用意しておきなさいねと、親切なのか冷酷なのか教えてくれている。------
80/50問題としてクローズアップされている就職氷河期世代の生活苦が親世代の消滅とともに露呈すると考えられており遅まきながらそうした世代を対象に社会人採用を増やすように国は企業に求めているが、全部が生活保護に頼ることになっては堪らないと云うのが政府の本音だろう。-----
バブル崩壊以降、日本経済の落ち込みから、人生のレールから脱落した人達を多く産出し、非正規雇用だけの収入で結婚の出来ない若者を増産した訳である。その結果、その若者も次々と中年となり、50代に突入して来ているのだ。上はリストラで喘(あえ)ぎ、その子ども世代は就職難で、引き籠り家庭では、退職した親父の年金だけがその家族の生活費となっているのだ。-----
一方将来計画も出来ないカップルから生まれて満足な食事も与えられない家庭の子供たちに、子ども食堂を開いて地域の希望の灯をともしている例も、多々報道されている。国内の貧困をなくす政策が今一番求められているのではないかと、思った。