北円堂を知らずして奈良の歴史は語れない
「中村雅俊」について。---------
NHKラジオ深夜便/年初(2024.1.1)のインタビューに登場したのが中村雅俊でした。----------
中村雅俊(なかむらまさとし1951生れ)は、石巻高校卒/一浪するも1970慶応大学(経済学部)入学/1973在学中に文学座演劇研究所に合格/卒業と同時に文学座入団。---------
1974日本テレビの青春ドラマ“われら青春”の主役に抜擢され人気を獲得/自身の歌う挿入歌“ふれあい”はミリオンセラーを記録。“ふれあい”で映画デビュー。ドラマ“俺たちの勲章”/映画“凍河”で共演した五十嵐淳子と1977結婚した。--------
1985文学座を退団。その後は俳優歌手活動だけでなく司会進行役もするなどマルチな才能を生かし活動している。--------
NHK大河ドラマには/1977“花神(高杉晋作)”/1981“おんな太閤記(豊臣秀長)”/1985“春の波濤(川上音二郎)”/1989“春日の局(徳川秀忠)”/2003“武蔵MUSASHI(真田幸村)”に出演している。--------
中村雅俊は芸能生活50年を振り返って/インタビューに淡々と答えている。どうしてもデビューの時の鮮烈さや/人気絶頂に達するも斯界の期待を裏切る五十嵐淳子との結婚。そして/大河ドラマの当たり役/高杉晋作が今も中村雅俊のイメージとして定着している。---------
酒場を営む家庭で育つが/地頭(じあたま)の良い子どもであった。地元の東北大にも合格しただろうに/東京外大を目指し不合格となる。しかし翌年/慶応大学に受かる。---------
中村雅俊のサクセスストーリーは/東北ではなくて東京に出たことが大きいと/番組を聴いて思った。日本の経済成長期と軌を一にしていることは確かだが/誰にでも真似の出来ることではない。勿論/イケメン・高身長・高学歴の3拍子揃った上に本人の相当な努力があるのは論を俟(ま)たないけれど。