奈良

不比等

古都奈良・修学旅行と世界遺産の街(その2741)

2024-02-24 08:15:00 | 奈良・不比等

北円堂を知らずして奈良の歴史は語れない

「今井通子」について。--------

日経新聞(2024.2)“私の履歴書”に、今井通子が登場した。------

今井通子(いまいみちこ1942.2.1生れ)は、医師/登山家。東京女子医科大学(医学部)卒。東京女子医科大学病院に勤務し/登山で女性初/アルプス3大北壁(マッターホルン/アイガー/グランドジョラス)の登攀に成功した。---------

東京女子医科大学(泌尿器科医)に在籍。2007.3定年退職後/森林医学の研究者と/地球環境と人間環境の両立を計るため/国際的に森林の保全と利活用を目的とし/INFOM(International Society of Nature and Forest Medicine)を設立した。---------

日経新聞の連載紹介文は次の通り。“登山家で医師の今井通子さんは半世紀以上も前に/欧州アルプスの三大北壁を全て登攀し/その名を広く知られた”、“山=男のイメージが強かった頃”、“敢えて女性同士で登ることを意識した/マッターホルン”、“男女が力を合わせて新ルートを開いたアイガー”、“駆け落ちならぬ/駈け登り結婚/をしたグランドジョラス”、“ヒマラヤの高峰やアフリカにも向かう”、“原点は幼い頃からの家族との自然散策にあった”、“山は故郷であり/学校であり/美術館でもある”、“誰もが其々の力に合わせて山の微笑みに会いに行く”、“そのためのヒントがふんだん(不断?)に盛り込まれている”---------

今井通子女史の家系は両親とも江戸時代/明治大正昭和を通じて医家であり/ご両親は二人とも眼科医だった。戦争を挟む幼少時も/疎開はなさったけれど/セレブらしい生活を送っておられたようだ。なるべくして医師となり登山家となられたことが良く分る履歴書である。

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古都奈良・修学旅行と世界遺産の街(その2740)

2024-02-23 08:15:00 | 奈良・不比等

北円堂を知らずして奈良の歴史は語れない

「青いカナリア」について。---------

先日/NHKラジオ深夜便で雪村いづみの“青いカナリヤ(1954)”を聴いた。---------

雪村いづみ(ゆきむらいづみ1937.3.20生れ)は、歌手/女優/画家。--------

生家の困窮で高校に合格するも進学を断念。新橋のダンスホール“フロリダ”で無給の歌手/日劇で進駐軍相手に歌うアルバイトをしていた。1952.5/日劇ミュージックホールのレビュー“サンマースキャンダル”の煙草売りの少女役に合格。同7月/初舞台を踏みプロ歌手としてデビューした。同秋には日劇“秋のおどり”に出演/進駐軍クラブにも出演し/雪村いづみは好評だったそうだ。---------

“青いカナリア”の歌詞は次の通り。“さみしいカナリア/わたしのお友達”、“夢見て歌えよ/青いカナリア”、“やさしいあの人が/いつも歌ってた”、“愛の子守歌を歌いましょうよ”、“かなしい言葉は/小川に捨てよう”、“つらい想い出なら/森に捨てよう”-------

“Blue blue blue canary”、“Tweet tweet tweet the whole day long”---------

雪村いづみは、三人娘(江利チエミ/美空ひばり/雪村いづみ)の一人で、戦後歌謡界の女王の一人でもあったのだ。--------

“青いカナリヤ”を聴くと/遥かに遠い往時を想い出す。レコード盤の歌声は/TVで嘗て聴いていた歌声とは少しく異なるように思った。確か/雪村いづみは喉を痛めて声が出なくなったが/アメリカで治療ないし発声法を学んでからは/以前よりも更に優れた歌声になっている。

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古都奈良・修学旅行と世界遺産の街(その2739)

2024-02-22 08:15:00 | 奈良・不比等

北円堂を知らずして奈良の歴史は語れない

「月探査機SLIM(スリム)」について。--------

JAXAによれば/SLIMは/2024.1.20未明/月の赤道に近いクレーター周辺に軟着陸を果たした。アメリカ/ソ連/中国/インドに次ぐ世界で5番目の快挙であると発表された。--------

太陽電池が機能せず/心配されていたが/1月28日夜に通信を再開したとのこと。SLIMは想定と異なる姿勢(略/逆さま)で月面に着陸し/太陽電池が西を向いたため/太陽光が当たらず発電出来ずにいた。--------

その後のJAXAの発表は次の通り。SLIMは1月28日から搭載している太陽電池に太陽光が当たり/運用再開し調査を進めていたが/2月2日の発表ではSLIMは/太陽光が再び当たらなくなって/休眠状態に入ったとのこと。-------

短時日ではあったが/月面の撮影が出来た。月面の岩石を観測する研究者の話によれば/“岩石は1つ撮影できれば成功と考えていたので/10枚も撮れたには大成功”と驚いたそうだ。観測した岩石が嘗ての月の内部にあった鉱物“カンラン石かどうか“分析を進めていて/成分が地球の地殻の下にある岩石の層/マントルと似ていれば/月が地球のマントルから誕生したとする仮説“ジャイアント/インパクト説”を補強する成果となると考えられるそうである。-------

“小惑星探査機/はやぶさ(2010.6.13)”の成功も/驚いたが/今回のSLIMの成功にも/JAXAのレベルの高さを知らしめられた。--------

理系人材を増やして/日本経済の回復を図れとの声が強い/理系人材のトップ層(1%)が/イノベーションに挑戦できるのであって/残りの99%の理系人材は/現有の科学技術水準を維持するために働く人材なのである。そこまでのお勉強も並大抵ではない。AIを使いこなすにも/理系の頭脳が必要になるのだから。所謂/STEM(科学/技術/工学/数学)教育を受けた人材こそが重要なのである。

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古都奈良・修学旅行と世界遺産の街(その2738)

2024-02-21 08:15:00 | 奈良・不比等

北円堂を知らずして奈良の歴史は語れない

「シーラヴズユー」について。--------

NHK“ラジオ深夜便”で、ビートルズ特集をやっていた。

そこで/ビートルズ最初のミリオンセラー曲/“シーラヴズユー(1963)”のレコードが掛(か)かった。---------

“シーラヴズユー(She Loves You)”は、ビートルズ(Beatles)の楽曲である。--------

日本語の歌詞は次の通りである。“彼女は君を愛してる/彼女は君を愛してるって”、“君は失恋したと思ってるけど/昨日僕が彼女に会ったら/彼女が想ってるのは君だってさ/そう伝えるよう頼まれたよ”、“君が好きだと彼女は言ってる/悪い気はしないだろ”、“そうさ/彼女は君を愛してる/君は喜ぶべきだよ”、“ひどく傷ついたって彼女は言ってた/正気を失いそうだったって”、“でも今は分ったみたい/君はそんな人じゃないって”、“君が好きだと彼女は言ってる/悪い気はしないだろ”、“そうさ/彼女は君を愛してる/君は喜ぶべきだよ”、“彼女は君を愛してる/彼女は君を愛してって”、“あんな風に愛されて/君は喜ぶべきだよ”、“君は分ってる/後は君次第だって/そうするのが一番さ”、“プライドで君が傷ついても/彼女に謝りなよ”、“君が好きだと彼女は言ってる/悪い気はしないだろ/彼女は君を愛してる/君は喜ぶべきだよ”----------

ビートルズの歌はイギリス英語で聴き取り易いと云う人もいたが/アルファベットの活字に置き換えるには敷居が高かった。-------

レコードを買うと/日本語の和訳詞が同封されてはいたが/意訳と云うか/文語訳と云うか/何れにしても/ピント外れな訳だったのだろう/歌の意味は正確には解釈できなかった。--------

長じて今/この“シーラヴズユー”を聴くと/お節介か親切かは分らないが/友達の気持ちも分るように思えた。僕ではなく彼女は君が好きと云っていると。

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古都奈良・修学旅行と世界遺産の街(その2737)

2024-02-20 08:15:00 | 奈良・不比等

北円堂を知らずして奈良の歴史は語れない

「オーロラのツアーガイド」について。--------

NHKラジオニュース“マイあさ/世界で活躍する日本人の輪”を聴いたら/オーロラのツアーガイドをしている方が登場した。---------

カナダにワーキングホリデーに行ったことが切っ掛けで/オーロラのツアーガイドになってしまった/とのこと。--------

日本人の海外留学が減ってしまっていると報道されている。日本の経済沈滞/景気低迷が30年以上も収まらず/GDPが増えず/円は弱くなっており/バブル期までの海外留学が/見る影もないと云うのだ。----------

高学歴の人を対象にしたフランス給費留学生やフルブライト留学生の試験に受かって/学費は勿論のこと顎足(あごあし)つきで/海外留学を果たす人も僅かには今も居るのだろうが/一部の秀才(天才?)に限られる。----------

正式な留学でなくて遊学でも良いのだが/日本社会の格差社会化の進行が止まらなくて/ボリューム層である低所得者の大多数は/子弟を海外留学に送り出せない。----------

しかし/“ワーキングホリデー”で海外に向かう若人は少なくないようだ。---------

ワーキングホリデーとは/18~30歳を対象とした海外留学制度であり/観光の他/仕事/学校/スポーツなど/1~3年まで海外で好きなことに挑戦できる制度である。即ち/お勉強をしなくてもアルバイト感覚で行けるのだから/とても手軽と云える。---------

二国/地域間の取決めに基づき/各々が相手国/地域の青少年に対し/休暇目的の入国及び滞在期間中における旅行

/滞在資金を補うための付随的な就労を認める制度である。

相手国を相互理解するための機会提供が趣旨とのこと。---------

比較的リッチな国を選べば/海外体験が以外と容易に思える制度である。気に入れば/出直して/オーロラガイドにもなれるのだから/貧しくなった日本の子弟も/諦める必要はなさそうだ。

しかし/海外で箔をつけるインテリ(知識人)を目指すのは無理のようだ。

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