北円堂を知らずして奈良の歴史は語れない
近鉄奈良線が奈良県北中部を東西に貫いている大規模住宅団地には/京阪神へ通うサラリーマン家族(100万人)が住んでいる。-------
様々な住宅団地の集合体であり/その多くが成熟しており/今も開発を続けている住宅団地は数少ない。---------
近鉄奈良線沿線で最も有名な住宅団地は学園前住宅地であり/その名は東京にまで知れ渡っている。---------
学園前住宅地に接してその北辺に/登美ヶ丘住宅地が今も数少ないが販売されてはいる。しかし新規住宅地の地価は/バブル期の2分の1に下落しているけれども/給与が増えず/税負担の厳しいサラリーマンには手が出ないようだ。----------
そうした中/近鉄グループの不動産会社では/昨今希望価格で売れることは殆どないので/土地や家屋を仲介するのではなくて/先ずは査定の上で買い取り/ある種再開発をして/売り出す手法を編み出している。---------
最寄駅に近い処では/敷地が360坪のお邸であれば/古家は解体し敷地を6等分して/60坪×6区画に整地し/手頃な価格で売り出すのである。---------
最寄駅から徒歩30分圏内の住宅地の住人は既に高齢化が進んでおり/無住のお宅も数多く散見される。--------
相続があると財産分けのために売り出され/それを近鉄不動産などが買い取り/更には住友林業や積水ハウス/大和ハウス/一条工務店/イムラ工務店/泉北ホームなどの住宅メーカーが完成度の高い素敵な小邸宅を建設し売り出すことになる。-------
小邸宅は総2階のマッシブでキュービクルとも云えるタイプのまるで立方体のような形が多く。断熱効果の良さが優れているのだとか。内部はきっと/キャンピングカーのような居心地の良い/空間を構成しているに違いないと思いつつ眺めている此の頃です。