過日(平成30年5月27日)、奈良県立図書情報館にて「図書館劇場ⅩⅢ(歴史文化を語る①:奇数月第4日曜日開催・全6回)」が始まった。千田稔館長の挨拶に続いて、今年度の試みに附いて説明があった。昨年、邪馬台国に附いて講演して来たので、今年度はその続きの歴史に焦点を当てたいとのことであった。そして現在は明日香村の飛鳥ばかりに関心が高いが、その前の時代の舞台であった桜井市や天理市のことももっと関心を払って欲しいと思うとのことで、その辺りを1年掛けて議論してい行きたいと抱負を述べられた。-----
第1幕は「飛鳥以前~なぜヤマトに王権が成立したか」であった。卑弥呼の鬼道は原始道教であると明言されたり、三輪明神は渡来神であるとか、誰が考えても学者ならそう解釈できる筈なのに文献史学者も考古学者も云わないのは何故なのかと不思議に思っていると云われた。日本の王統譜には古朝鮮からの血脈が関与しているのは明白であると云うのである。桓武天皇の母君の高野新笠が百済の王族であるだけでなく、もっと昔から支配層のルーツは渡来人であったと云われた。------
大神神社の連中は当惑するかも知れないが、祀っている神様が渡来人で日本神道のルーツは原始道教にあるのは間違いが無いと断言できるとのこと。そして記紀に関しては、ハツクニシラススメラミコトが神武天皇と祟神天皇の二人になっていることなど欠史八代は、捏造(ねつぞう)で間違い無しとも云われた。-----
都築由美女史の朗読も「保田與重郎の山ノ邊の道と磐余の道」であり、本講は「シリアパルミラ遺跡の変貌(西藤清秀・元橿考研副所長)」であった。
第1幕は「飛鳥以前~なぜヤマトに王権が成立したか」であった。卑弥呼の鬼道は原始道教であると明言されたり、三輪明神は渡来神であるとか、誰が考えても学者ならそう解釈できる筈なのに文献史学者も考古学者も云わないのは何故なのかと不思議に思っていると云われた。日本の王統譜には古朝鮮からの血脈が関与しているのは明白であると云うのである。桓武天皇の母君の高野新笠が百済の王族であるだけでなく、もっと昔から支配層のルーツは渡来人であったと云われた。------
大神神社の連中は当惑するかも知れないが、祀っている神様が渡来人で日本神道のルーツは原始道教にあるのは間違いが無いと断言できるとのこと。そして記紀に関しては、ハツクニシラススメラミコトが神武天皇と祟神天皇の二人になっていることなど欠史八代は、捏造(ねつぞう)で間違い無しとも云われた。-----
都築由美女史の朗読も「保田與重郎の山ノ邊の道と磐余の道」であり、本講は「シリアパルミラ遺跡の変貌(西藤清秀・元橿考研副所長)」であった。