奈良

不比等

古都奈良・修学旅行と世界遺産の街(その1400)

2020-06-23 08:15:00 | 奈良・不比等

北円堂を知らずして奈良の歴史は語れない

近鉄奈良線の西大寺駅で下車し北に数分歩くと、近鉄百貨店(奈良店)がある。奈良県下には他にも橿原店/生駒店があるのだが、夏のギフトコーナーは、西大寺の奈良店だけが開設も早く、便利なのだ。これまでのようにギフトの陳列も充実している。今年はコロナ禍でソーシャルディスタンスを十分に取った待合席、平日だったので16人待ちで、15分程度の待ち時間であった。ギフトの申し込み窓口は透明なビニールの垂れ幕で仕切られており、ウィズコロナの配慮は十分だ。コロナ禍で年初来、売り上げの落ち込みの激しい百貨店にしてみれば、お中元セールは国内客向けのものであり、例年どおりの売り上げを期待しているのだろうと感じた。------

近鉄百貨店には暫くぶりで訪れたので、内装の豪華さが改めて気付かされた。その昔、奈良県内の百貨店の一番は、新大宮の“そごう奈良店”であり、金襴豪華といった印象であったのだ。その後、そごうの撤退、イトーヨーカドーも撤退、今のM!NARA(ミナーラ)となってしまい、在りし日の豪華さは影を潜め、エスカレーターなどは同じ設備なのだが、行き届いた清掃などのレベルが落ちているのかなと思わざるを得ないのだ。そうした中で、近鉄百貨店/奈良店のエスカレーターに乗ったところ、そのピカピカ感にうっとりとしてしまったのだ。大阪の百貨店を利用していたころの記憶では、心斎橋大丸にしても難波高島屋にしても、シックで落ち着いていて、大阪なのだが、1階の化粧品売り場などは豪華過ぎて落ち着かなかった記憶がある。それに少しばかり近い感覚が、近鉄百貨店/奈良店の雰囲気に感じてしまったのだ。-------

コロナ禍で暫く、休業したり営業時間を短縮したりしてきた百貨店が巻き返しの意味でも、再開店に際して十分すぎる清掃を施したのかもしれない。でも百貨店は豪華であることが、気持ちを高揚させ、購買意欲を擽るのは確かだろうと思わせられた。-----

西大寺駅の南北をつなぐ跨線歩道橋はほぼ完成しているのだから、三和ビル(サンワシティ)や近鉄百貨店側まで歩道橋を拡張してもらえれば、大阪まで行かなくとも、奈良県内でお買い物が楽しめるのにと思った。

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