奈良

不比等

古都奈良・修学旅行と世界遺産の街(その1378)

2020-06-01 08:15:00 | 奈良・不比等

北円堂を知らずして奈良の歴史は語れない

「反日韓国という幻想~誤解だらけの日韓関係(澤田克己著・毎日新聞出版2020刊)」を読んだ。澤田克己(さわだかつみ1967生れ)氏は、慶応大学(法学部)卒、1991毎日新聞社入社。2018より外信部長である。-----

学生時代に延世大学(ソウル)にて韓国語を学び、ソウル特派員を計8年半務めている。ソウルの後はジュネーブ特派員として4年務めた。-----

「反日韓国という幻想」の目次は次の通り。“ソウル日本大使館前慰安婦少女像の真実”、“文在寅政権は反日なのか”、“日本の気持ちになぜ鈍感なのか”、“韓国が突きつける挑戦状”、“観念論の韓国/経験論の日本”、“韓国好きの若者と韓国嫌いの中高年男性”、“日韓は仲好くするべきなのか”------

米ソの冷戦時代の日本優位の韓国観を未だに払拭(ふっしょく)できずにいる中高年世代に対して、若者たちは日本と肩を並べてきた韓国しか知らないのであり、ネットで嫌韓を煽(あお)っているのは、実は中高年世代であると、澤田克己氏は喝破しているのだ。情けない中高年世代であり、もっと目を凝らして世界を正確に見る必要があると指摘している。過去の韓国はどこにもなく世界10位の経済規模を誇る隣国が韓国なのであると。だからいつまでも上から目線で韓国に接していては韓国から手厳しい仕返しを受けても可笑(おか)しくはないのだと言っている。-----

徴用工/慰安婦/竹島/教科書問題/ホワイト国外しなどすべて韓国に理があり、日本政府の対応は甘いと言わざるを得ない。もっと韓国の現在の考え方を知る必要がある。過去の過ちは正さねばならないと言うのが韓国政府の今の姿勢であると。-----

澤田克己氏も中高年世代の一員であるから、韓国の成長を素直に賞賛出来ないようであり、イライラするが、日本は何れその強硬な姿勢を改めざるを得なくなるだろうとも予測している

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