風に吹かれてぶらり旅

まっすぐに生きる人が好き

コルビュジエの部屋

2005-12-04 16:57:47 | Weblog
 今日は朝7時半まで起きて鉛筆での明暗の表現、ペンでの明暗の表現、色鉛筆を使った明度・彩度の表現をやってみた。
そして中・高生以来もう10年ぶりくらいに真剣にマグカップをデッサンした。
描けると思っていたけれど、思うように描けなかった。
陶器の質感や無彩色での色の表現、明暗の表現など…
教科書のお手本はさすがだと思った。
中学生向けの教科書だとあなどるなかれ!
とてもわかり易く、詳しく書いてあります。
私と同じ中学校にいた人は覚えてるかな?(『美術資料 表現と鑑賞』京都芸大美術教育研究会・編、秀学社)

 再び昼寝をして昼前に起き、受験大学の1・2年生で学ぶ内容でテストの問題を解くのに必要な知識や演習の内容について調べていた。

 構造力学入門など、専門的な内容をネット上で解説しているサイトもあり、本を買いに行かなくても補えるかもと踏んでいる。他に私が「この人が出題者だ」とにらんでいる教授の書いた著書がアマゾンで¥200で売っていたので迷わず買った。
特に構造力学など馴染みのない工学的な内容の専門書を買っても理解する時間も頭もないので解説してくれるホームページがあるととっても助かる。

 インテリアコーディネーターの内容でも建築構造や構法、環境工学あたりの知識も使えるのでこれから勉強する。
あと職業訓練でやったプランニングの復習も。

 あとはひたすらスケッチと製図とデザインテストの演習。これがどれだけできるかだなぁ…
もう少し理論を学んでからもう一度同じ課題にチャレンジしてみようと思っている。もうあと2週間…ぎりぎりですね。

 ふ~…少し頭の中を整理できた気がする。

あと2日目まで4回自分で与えられた課題に対して、自分で空間をデザインしてみて思ったこと…
近代建築の巨匠ってすごいなー って初めて思った。
私は今まで近代建築の3大巨匠といわれるル・コルビュジエ、フランク・ロイド・ライト、ミース・ファン・デル・ローエの建築のどこが素晴らしいのかピンとこなかった。きっとよく勉強すればわかるものなのかなくらしにしか思っていなかった。
コンクリートの建物はカッコいいけれど、硬くて冷たくて味気ない印象だった。それより木造の建物の方が温かみがあって好きだった。今も基本的にはそうだけど、知識のない私が設計してみた時に、木造だとこの空間は物理的に多分つくれない…ということになってしまう。
その点、鉄筋・鉄骨コンクリーを使えば空間のイメージを優先させて自由に創れる。自由すぎて不安になりました。こんなの可能なのかな?って。

まだうまく説明できませんが、自分でやってみないと気づかないことってあるなぁと思いました。

 そして休憩時間に(ってもうこんなに書いてる場合じゃないけど)11月初めに買ったCASA BRUTUSの『THE BIG 3』、三大巨匠の特集号を読み返してみました。

改めて読んでみると、ル・コルビュジエのキャバノン(休憩小屋)に366cm×366cmのアトリエがあって、木造で玄関と廊下とアトリエ一部屋しかないというシンプルなつくりをした暖かみのある空間だった。机も木製でワインの箱をペイントしただけのものを椅子として使っていたという…。

 とっても親しみを感じて、嬉しくなってしまいました。

フラストレーション

2005-12-04 01:12:35 | Weblog
今日は地元の公園へ絵を描きに行って来た。
私は美術は得意だったが、まじめに技法を勉強しようと思ったことはなかった。
外に出て色んな景色をみたり描いたりするほうが楽しかったから。

しかし!美大建築学部の受験対策のために1、2年生で履修する科目の内容をチェックしていたら1年次の必修科目に絵画と彫刻という造形の科目があった。ということは最低でも↓のことは1年生のうちにやってきているということだ。

彫刻はよしとして
絵画は「自然物(石、樹根、人体)をモチーフとして、ドローイング、着彩画、ミクストメディアなどで表現する」とある。

確かに昨日までに4回過去問をやったときに樹木や植物の表現、人物の表現がうまくできなかった。見ながら描くことはできても、なにもないところで描くには繰り返し対象物を描くことで体に記憶させなければいざという時に描けない。

天気が良かったので表に出て描くことにしたものの
描くものを選ぶのに一苦労で、石を描こうと思ったら岩を選んでいた。
描けると思っていたらやはり思うように描けなかった。
岩の表面のごつごつした感じ、触ってみると色んな角度の面が組み合わさってできている。コケのようななんだかよくわからないものが付着して模様になっている。
気がつくといつの間にか夕方になっていて寒くなり、
家に帰って気がついたら体が冷え切って小刻みに震えていた。

体を壊したら元も子もないと思って寝た。
そして復活!
中・高の時の美術の教科書を本棚から取り出して読んでみると
きちんと表現の技法が載っていた。
表現活動と鑑賞、絵画・彫刻とデザイン・工芸の違いなども書いてあった。
とっといてよかった~

これからデザインテストに必要な表現の技術のみを集中して練習します。
そして、この数日感じたことは、自分の頭で考えて工夫すれば案外問題は解決するということ。
物がない時には代用できる物を探すなど。

問題決の基本になる発想の基本は「相手の立場になって考える」ということですよね。自分の場合には自分は最低でも何が満たされれば満足かということを考える。


受験でいえば出題者は受験生に何を求めているのか?ということになる。
そこからやるべきことが少しずつ見えてきました。
それがもしずれていたら…落ちるでしょうね。
これからそれを深めていきます。

っていうか、ねむ~!
うおーーー
ああー、合格したらバイトしてお金ためて
きちんと今までやってきたことに落とし前つけて
年賀状書いて
植物の手入れをして
洋服をオークションにだして
体を鍛えて
洋服の手入れをして
鍋料理を覚えて
京都の本をじっくり読んで
会いたい人に会いに行って
映画を観て
たてもの園に行って
インテリアや建築の雑誌を読み漁って
安藤忠雄の『連戦連敗』を読みきって
バイオリンを弾いて
音楽CDをまとめて
いらないものをごっそり捨てて
部屋を模様替えして
大掃除して
新しい年を迎えたい!!!!!

気晴らしタイム

2005-12-01 17:05:58 | Weblog
 昨日(というか今日)朝4時に寝て、朝9時に起きて、10時から実技試験の過去問に取り組み始めて気がつけば16時。

 3時間でやらなければならないデザインテストに5時間半もかかってしまった!

うわ~ あと5分休憩してから見直しだ。

たいやきがうまい。
お茶のも。

無駄が多い私の絵。
変にこまかい。
だからこんなに時間がかかるんだ。
もっとポイントをつかんで、何を伝えたいのかを考えて絵にしないとな。
っていうか、木造の構造をもっかい復習しなおしだ。

ふ~
ウルフルズのベストを聴いて今テンションをあげてます。