道楽ねずみ

ドイツに関するものを中心に美術展,オペラ,映画等の趣味の世界を紹介します。

プロとしての自覚

2010年10月01日 | 日常の道楽
最近のニュースのテーマは専ら対中国問題と大阪の検察です。

政府が,身柄釈放の責任を死に体の検察になすりつけた上で,自分は知らなかったとい明白な虚偽の答弁に終始しているのは誠に見苦しく,これは暴力団の組長が組員に責任をなすりつけているのと同じと思いながらニュースを見ています。
2つの問題が変なところでつながっているのが不思議です。

しかしそれはそれとして,2つの事件に共通するのは,プロとしての意識,自覚,責任,能力といったことがどこをどう探しても一向に見受けられないことです。
大阪の件はもう言うまでもありません。
ここで再度愚痴をこぼしたいのは,民主党政権のあまりの幼稚さです。
菅首相は今回もいつものように,イライラして早く解決するように周囲に迫り,政府は誠に愚劣極まりない策を取りました。そもそも公職にある者が人の目に見えるところでイライラするというのは,それ自体において不見識と思います。あまりにも幼稚で見苦しいです。これでは子どもと変わりません。
そして,その結果,最悪のタイミングで最悪の措置をとる。正気とは思えません。例えば,イギリスやフランスが,いたずらに武力を振り回すならず者国家のナチスドイツに譲歩して,何かいい解決になったでしょうか。ヒトラーの欲望を増大させただけです。

政府が今頃になって衝突のビデオを出したとしても,政治家の一部がようやく中国は悪しき隣人であるということを正面から肯定しても無駄です。もう全て遅すぎます。

早く国会が解散になり,一刻も早く民主党を政権の座からおろしたいとばかり考えるこの頃です。

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