Zooey's Diary

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「便所のような国」

2018年01月14日 | 社会
トランプ大統領が中米やアフリカの諸国を「便所のような国」と言ったということで
今、問題になっています。
一体彼は英語で何と言ったのだろう?と調べてみたら
「shithole countries」だったのですねえ。
これは酷い。

Oxford Dictionariesによれば「shithole」の定義は
「 an extremely dirty, shabby, or otherwise unpleasant place」となりますが
これだけではとてもニュアンスが伝わらない。
英語にいまだに苦戦している私が言うのもナンですが
これは、fuck,piss,cunt,asshole,motherfucker,などと並んで
とにかく汚いスラングであり、公共の場で常識ある大人が口にする言葉ではありません。

これはもう「便所」なんて綺麗すぎる。
「肥溜め」の方がまだ近いか。
この言葉をどう訳すか、世界中の国のメディアが苦労したようです。
”礼儀正しさで知られる日本のメディアはそろって、読者の気分を害さない表現を選んだ。
NHKは「不潔な国々」を採用。英BBC放送の日本語版サイトは「肥だめ」、
時事通信は「便所のような国」と表現した”

下のサイトによれば
韓国は「物乞いの巣窟」ギリシャは「掘込み便所」イタリアは「尻の穴国家」と報道。
オーストリアは「ごみの穴」。
最も遠回しな訳語は台湾の「鳥不生蛋国家(鳥が卵を産まない国家)」。
セルビアも現地語の慣用句を用い「オオカミが交尾する場所」。
フランス、スペイン、ポルトガルでは「穴」という表現自体がなくなり「くそ国家」。
ベルギーは「睾丸国家」、ベトナム「汚い国」「ごみの国」「腐った国」と。
いやはや…

こんな画像も見つけてしまいました。

https://globalvoices.org/2018/01/13/japanese-media-struggles-to-translate-trumps-shithole/

せめて綺麗な写真も。
銀座プランタン改めマロニエゲートでは、もう春の色が。



トランプ氏の「shithole」発言、世界のメディアはどう訳したのか
http://www.afpbb.com/articles/-/3158364?pid=19698133%26%238194%3B
コメント (2)
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