西麻布のスィッチ・パブリッシングで行われたピーター・バラカンの
「サタデーナイト・ミュージック」に行って来ました。
昨夜のテーマはブルース・スプリングスティーン。
バラカン氏が彼の好きな曲を選んでかけ、丁寧に解説してくれるのです。

私はブルース・スプリングスティーンの大フアンという訳ではないのですが
1985年にニューヨークに行った時、「ボーン・イン・ザ・USA」がそこら中でかかっていたのです。
街で目にしたのは、そのアルバムの巨大な広告。
星条旗をバックに、白いTシャツ、ジーンズのポケットに突っ込まれた赤い帽子。
正にアメリカ!という感じ。

労働者階級を代表していると言われるブルースは
若い頃の私にとっては、ニュージャージーの汗臭い兄貴というイメージでした。
この曲はよく愛国歌のように思われているようですが
実際にはベトナム帰還兵の絶望的な心境を歌った、悲しい歌詞のようです。
”Born down in a dead man town
The first kick I took was when I hit the ground
You end up like a dog that's been beat too much
Till you spend half your life just covering up
Born in the U. S. A, I was born in the U. S. A
I was born in the U. S. A, born in the U. S. A”
「救いのない町に生まれ落ちて
物心ついたときから蹴飛ばされてきた。
殴られつけた犬みたいに、一生を終えるしかない。
身を守ることに、ただ汲々としながら。
俺はアメリカに生まれたんだ。
それがアメリカに生まれるということなんだ。」
(村上春樹「意味がなければスイングはない」から)
春樹はこの本の中で、レイモンド・カーヴァーとスプリングスティーンの共通点について
滔々と語っているのですが、私はカーヴァーはあまり好きではないのでパス。
バラカン氏のこの歌についての解説を楽しみにしていたのですが
この歌はあまりお好きじゃないようで、しかも70年代の歌についてが中心、
そこまで行き着かないで終わってしまったのでした。
ちょっと残念。
ちなみに「It's hard to be a saint in the city」に始まって
「Stolen Car」が最後の選曲でした。
それでも物腰の柔らかい、控え目なユーモアをにじませた話し方のバラカン氏は
ラジオで受ける印象そのもの。
スプリングスティーンの曲はいっとき若い日々を甦らせてくれ、
素敵な夜となりました。
取り上げて貰えなかった歌を貼ります。
「サタデーナイト・ミュージック」に行って来ました。
昨夜のテーマはブルース・スプリングスティーン。
バラカン氏が彼の好きな曲を選んでかけ、丁寧に解説してくれるのです。

私はブルース・スプリングスティーンの大フアンという訳ではないのですが
1985年にニューヨークに行った時、「ボーン・イン・ザ・USA」がそこら中でかかっていたのです。
街で目にしたのは、そのアルバムの巨大な広告。
星条旗をバックに、白いTシャツ、ジーンズのポケットに突っ込まれた赤い帽子。
正にアメリカ!という感じ。

労働者階級を代表していると言われるブルースは
若い頃の私にとっては、ニュージャージーの汗臭い兄貴というイメージでした。
この曲はよく愛国歌のように思われているようですが
実際にはベトナム帰還兵の絶望的な心境を歌った、悲しい歌詞のようです。
”Born down in a dead man town
The first kick I took was when I hit the ground
You end up like a dog that's been beat too much
Till you spend half your life just covering up
Born in the U. S. A, I was born in the U. S. A
I was born in the U. S. A, born in the U. S. A”
「救いのない町に生まれ落ちて
物心ついたときから蹴飛ばされてきた。
殴られつけた犬みたいに、一生を終えるしかない。
身を守ることに、ただ汲々としながら。
俺はアメリカに生まれたんだ。
それがアメリカに生まれるということなんだ。」
(村上春樹「意味がなければスイングはない」から)
春樹はこの本の中で、レイモンド・カーヴァーとスプリングスティーンの共通点について
滔々と語っているのですが、私はカーヴァーはあまり好きではないのでパス。
バラカン氏のこの歌についての解説を楽しみにしていたのですが
この歌はあまりお好きじゃないようで、しかも70年代の歌についてが中心、
そこまで行き着かないで終わってしまったのでした。
ちょっと残念。
ちなみに「It's hard to be a saint in the city」に始まって
「Stolen Car」が最後の選曲でした。
それでも物腰の柔らかい、控え目なユーモアをにじませた話し方のバラカン氏は
ラジオで受ける印象そのもの。
スプリングスティーンの曲はいっとき若い日々を甦らせてくれ、
素敵な夜となりました。
取り上げて貰えなかった歌を貼ります。
昨日のお話の寒い夜にウロウロは、こちらにいらしていたのですね!?
さすが行動力のあるzooeyさん~
懐かしい曲です!!
素敵な夜を過ごされて良かったですね☆
ところでタロウちゃんの雪の記事にもコメント入れさせていただいているのですyo~
マンションの中は暖かいのですが、外に出ると悲鳴を上げています。
これ、80年代の我々が若かった頃に流行りまくっていましたよね。
昨夜はロック、そして今日はクラッシックの日でした。
雪の日の記事、レスさせて頂いてるつもりですが…