

(ネットから)
幕開きの「暫(しばらく)」は、これぞ荒事!という、勧善懲悪ヒーロー歌舞伎。
鶴ヶ丘八幡宮の社頭、沢山の手下を引き連れたボスキャラが、意に染まぬ善良な人たちの首を撥ねようとすると、花道の奥の方から「しーばーらーくー」という声が聞こえる。
敵方が慌てふためく中、正義の味方の鎌倉権五郎(團十郎)が現れ、大活躍するというお話。
権五郎のあの巨大な衣装は、60㎏にもなるのですって。
ずっと大人一人を背負っているようなものなのねえ。

(ネットから)
そして印象的だったのは、「連獅子」。
八代目尾上菊五郎襲名と六代目尾上菊次郎襲名を記念したリアル親子共演。
獅子が仔獅子を谷底へ蹴落とし、這い上がってきた子を育てる故事を基にした舞台。
あの長い毛をぐるんぐるんと振り回す「毛振り」が圧巻。
分からないままに何度も能楽堂に通った身として、こちらの舞台の所作や音楽がどうも能楽に似ていると思ったら、能の「石橋」に取材した長唄舞踊の名作なのだそうです。
音羽屋、八代目菊五郎は1977年生まれ、六代目菊次郎は2013年生まれの11歳。
まだ声変わりしていないボーイソプラノの口上は、微笑ましいものでした。

今回も一等席、前から5列目という結構良い席だったのですが、その斜め前に外国人の3人組の姿が。
日本の伝統文化を観に来たのかなんて思っていたら、いつの間にか消えていました。
あれだけのチケット代を払って、なんと勿体ない。
イヤフォンの解説にも英語版はないし、理解するのは厳しいのじゃないかしらん。
例えば新国立劇場のオペラでは、舞台の横に日本語と英語の電子字幕が出ます。
或いは、去年観た神田明神の薪能のように、スマホに翻訳を入れるとか。
そういうことはできないのかなあと、歌舞伎初心者としては思ってしまいました。
きっと見る人それぞれではないでしょうか。
でも今の時代、字幕ぐらいあってもいいかも…って思いつつ、日本は今はどこへ行っても4か国語並ぶので、ついつい漢字に目が行く癖があるから、間違って中国語読もうとして面倒くさかったLimeでした。スマフォは私は反対派だけど…劇場では横の人には目障りだと思うので。
コロナ騒動で名古屋の御園座も5年も行っていません。
岐阜市文化セーターの歌舞伎もご無沙汰です。
夫が聞いたら羨ましがるでしょうね。
私も知っていました。
でも少し見るくらいなら面白いでしょうけれど
全幕通して字幕なしで観るのは、つらいのじゃないかしらねえ?
今回も休憩入れて4時間半、
能楽堂でも4時間くらいあります。
そのために、上の方から一幕だけ安く観るというのがありましたが
コロナで中止。
今は復活したのかな?
なるべく着るようにしています。
いつまで続くか分かりませんが。
襲名披露公演というのは、やはり華があって楽しいです。
いいですねぇ~💛
夜の部の連獅子は以前拝見してるので…
六月昼の部観劇予定ですが…
よくよく演目見たら…夜の方が…
口上もあっていいんですよねぇ~。
まっ八代目それほど好きな役者さんじゃ
ないので…(笑)
ま、好きズキがありますものねえ。
私はつい母親目線で見てしまうので
小さな子どもの初舞台なんていうと、それだけでウルウルしちゃいます。
ボーイソプラノの口上も…w