岐阜に向かって帰省中。
新幹線の中から投稿してみます。
エジプトの子どもたちは人懐っこい。
町を歩いているとニコニコと声をかけてきたり、
バスに乗っていると、こんな風に手を振ってくれたりします。

ローカルガイドのM氏によると
カイロのような都会では小中学校は義務教育であるが、地方に行くとまるでそうではないそうです。
確かに地方では、お土産品を売っている子どもの姿をよく見かけました。
遺跡の周りで絵葉書を持って、観光客に「ワンダラー!」と叫んだりしている。
極め付きは、メンフィスで寄った「カーペット・スクール」。
スクールといっても、そこでは子どもたちが絨毯を造っているのです。
こまかい模様を織り込むのに、小さな子どもの手が丁度よいのですと。
そうして丹念に織り込まれた手作りの絨毯が、結構な値段で売られていました。

日本だったら遊んだり勉強したり、習い事で忙しい年頃の子どもたちが
一日絨毯を織って、それを観光客が買い求める。
そこに我々を連れて行くという旅行会社の神経も理解できず、
少々複雑な気分でした。

無論、私たちが行っても行かなくても、彼らの日常は変わらないでしょう。
観光客を案内できるほどの清潔で整った工場で働く彼らは
普通にあるであろう、もっと劣悪な場所で働く子どもたちよりも、幸せなのかもしれない。
そうは思っても、なんとも…
私を見上げた、小さな少女の黒目勝ちの瞳が忘れられません。
新幹線の中から投稿してみます。
エジプトの子どもたちは人懐っこい。
町を歩いているとニコニコと声をかけてきたり、
バスに乗っていると、こんな風に手を振ってくれたりします。

ローカルガイドのM氏によると
カイロのような都会では小中学校は義務教育であるが、地方に行くとまるでそうではないそうです。
確かに地方では、お土産品を売っている子どもの姿をよく見かけました。
遺跡の周りで絵葉書を持って、観光客に「ワンダラー!」と叫んだりしている。
極め付きは、メンフィスで寄った「カーペット・スクール」。
スクールといっても、そこでは子どもたちが絨毯を造っているのです。
こまかい模様を織り込むのに、小さな子どもの手が丁度よいのですと。
そうして丹念に織り込まれた手作りの絨毯が、結構な値段で売られていました。

日本だったら遊んだり勉強したり、習い事で忙しい年頃の子どもたちが
一日絨毯を織って、それを観光客が買い求める。
そこに我々を連れて行くという旅行会社の神経も理解できず、
少々複雑な気分でした。

無論、私たちが行っても行かなくても、彼らの日常は変わらないでしょう。
観光客を案内できるほどの清潔で整った工場で働く彼らは
普通にあるであろう、もっと劣悪な場所で働く子どもたちよりも、幸せなのかもしれない。
そうは思っても、なんとも…
私を見上げた、小さな少女の黒目勝ちの瞳が忘れられません。
