Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

女の園初体験

2010年05月22日 | 劇、オペラ、コンサート
友人に誘われて、宝塚歌劇を観に行って来ました。
花組公演「虞美人」。
真飛聖、壮一帆、桜乃彩音主演。
今までかつて宝塚というものに興味を持ったことない私には
名前を聞いても全然分からず、ブタに真珠もいいところでしたが…

感想。
豪華絢爛、美女軍団!
世の中には綺麗な人がいっぱいいる!
紀元前3世紀、始皇帝亡き後の楚の武将項羽と韓の劉邦の覇権争いと
項羽と虞姫の愛と悲劇を絡めた壮大な話で
前半は膨大な人物の相関図を理解しようと必死だったのですが
(映画だと、それが分からないと最後までつまらない)
後半、これはお気楽なミュージカルなんだ、多少の瑣末なことは気にしなくても
楽しめばいいのだと理解してからは、俄然楽になりました。

日比谷にそそり立つ宝塚ビル。
私はそのすぐ隣のシャンテシネではしょっちゅう映画を観ているのですが
(今週「十七歳の肖像」を観たのもここだった)
宝塚劇場の中に入るのは初めてでした。
赤い絨緞、座り心地のいい赤い椅子、煌くシャンデリア、
女性の憧れの世界がそこにあります。
観客は見事に女性ばっかり!
申し訳程度に男性もちらほらと。

そして一番感動したのはそのトイレ。
2時間半ほどの歌劇の間に幕間があり、2千人の観客のかなりの人数が駆け込むので
どうなることかと思ったのですが
一階から三階までの各階にかなりの個室の数が用意してあり、
長蛇の列もあっという間に捌けていきます。
そして便座はウオッシュレットの全自動、座るとさっと流水音が流れ、
立ち上がると勝手に水が流れ…素晴らしい。
古い石造りの、外観は素晴らしい建物だけれど座席は硬く狭く、
トイレに到っては語る気もしないロンドンやニューヨークの劇場に比べると
なんと素晴らしいことか…

せっかくの歌劇をS席で観て
トイレの感想ばかり…
宝塚フアンの方がいたらゴメンナサイ。

宝塚「虞美人」
コメント (2)
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