ダイオードだけの(俗に言う所の鉱石ラジオ)エコラジオはバーアンテナでは全く聞こえません。そこで、FET1段その後にTR1段の高周波アンプを付けました。これで何とかかすかに聞こえる様になりました。何故かNHK第2(693KHz)がその中でも一番です。FETのドレインの負荷抵抗は2.2Kオームを使っていますので、これをチョークコイルに変えてもう少し電流を流してみようかと考えています。
多分ワイヤーアンテナを付ければもっと良く聞こえるのではと思います。電界強度が低いのでこの手のラジオは難しいですね。でも何とか聞こえました。打てば良く鳴る(成る)法華の太鼓、もう少しは感度が上がるのでは、、、、、回路変更をやって見ましょう。
2013/1/5(土)
回路図を書きました。FET(2SK241)の負荷は1.2mHのチョークに変更、これで多少感度は上がりました。しかし、ベランダで聴いてみると受信状況が良くなるのか音割れが出ます。これはAGCが無いので仕方がないです、FETのソース抵抗を2.2K位にすれば無くなりますが、その分感度を犠牲にすることになります。選択特性はブロードになります。その分音質は良くなるのでしょうが、感度調整を入れないと音割れで歪んでしまいます。
このラジオはこんなものでは無いかと、、、、、。
NHK第2が一番強いのは、出力が500kWだからでしょうか。
2石でRFが2段なラジオはあまり見たことがありませんが、2段目をAFにしなかったのは何か理由があるのでしょうか?
私などは単純に、RF1段、AF1段で考えてしまうのですが・・・
それはともかくとして、最近の大喰いなPLL方式のラジオに比べれば十分エコラジオと言えるかもしれませんね。
FET1段ではバーアンテナでは聞こえませんのでTR1段を追加しました。初段はFETで同調回路のQを下げずに増幅することをねらっています。
レベルブロックダイアグラムで格段のレベルを決めればいいのですが、そんな難しいことをやれませんので、適当です。
受信機はやはりアンテナをしっかりしないと駄目ですね。RF2段にすると不安定な状態があり時々発振気味です。
PLL方式のラジオに比べればパワーは食いません。
AGCを付けないと(マニュアルでもいいのですが)受信音声の歪みがとれません。