PEANUTはインターネット版アマチュア無線です。私の場合、住まいの関係でちゃんとしたアンテナが張れません。狭いベランダにモービル用ホイップアンテナを建て細々やるしか方法がありません。
アンテナ環境が最悪で電波を使った本来の無線通信は良い結果が出ません。
そこで代わりの通信方法がPEANUTです。これについては「http://peanut.xreflector-jp.org/pdf/Peanut_Presen_r2.pdf」をご覧ください。
インターネット上でPCMを使いHiFiな通信が楽しめます。アンテナも無線機も必要ありません。高音質でノイズもなく海外との交信もできます。
基本的にパソコンのマイク入力とヘッドホン出力を利用することになります。ライン入力があればいいのですが私のパソコンありません。そこでマイク入力をライン入力に見立てて使うことにしミキサーを作りました。
5ch入力でそれぞれボリウムがついています。ミキサーの下にあるのがエレキーと発振器(サイン波出力)です。
また、PEANUTは送信、受信をマウス又はキーボードのスペースキーを押すことで切り替えています。これをより実際の無線機での操作に近つける為にUSB/RS232Cアダプタを使ったコントローラを作りました。
上の画像がそれですが、赤いボタンがマニュアルボタン、コントローラはVOXモードも出来る様になっています。
ボタンのまえにあるのが自作のパドルキーヤーです。DIYで売られている加工品の金属板です。
CWでの通信にこれを使っています。
このコントローラを使うために別途ソフトが必要になります。このソフトは「7N1MPI」局が作成したBoild Peanut Ver.8.30です。ベクター(https://www.vector.co.jp/vpack/whats/win/index.html?ref=top)からDL出来ます。アルファベット順にソフトが並んでいますのですぐわかると思いますよ。
これを使うことでより実際の操作感が得られます。なかなかFBなアプリです。皆様もお試しください。
PEANUTでのCWは多くの方がトランシバーのCWサイドトーンをマイクで拾いそれを流しています。これですとトーン以外の音(生活雑音とでも言いますかね)も聞こえてしまいます。私の様なミキサーで切り替えれば外部雑音は遮断できますよ。
CWは和文がいいのですが、その昔試験用に覚えた和文、忘れてしまい今やっていますが、聞いてもすぐに解読できないのが何とも口惜しいです。歳をとっているので頭が思う様に働きません。でも和文モールス、なかなか味があり面白いですね。