ラジオ少年の楽しい電子工作、その他

AVRを使った簡単な回路の実験、そして日々のちょっとした出来事を書きます。

情報漏洩

2014年07月16日 | 日記

ベネッセの顧客情報漏洩事件が毎日のように報道されています。私も情報漏れで痛い目にあった事があります。

大分前のことですが、当時契約していたプロバイダから顧客情報が流失したのです。この時点では、漏れたのか、、、位の印象でした。それから、しばらくして、クレジット会社から電話が入り最近、クレジットで何か買い物をしたか?との問い合わせです。

私の場合は、クレジットの使用はプロバイダの支払いだけですので、何時も定額です。そこに、いきなり、15~6万円の支払いが発生したのです。連絡を受けた私もびっくり、そんな高額な買い物をした覚えは無いと答えたのです。偶々、クレジット会社から連絡が入ったから良かったものの、もし、気が付かないでもっと高額な支払いが発生したらと、、、、、恐ろしくなります。

この件は事故扱いで支払いは発生しませんでした、不幸中の幸いです。

プロバイダに電話でこの件を問い合わせたら、クレジットカードの番号は漏れていないとの回答、漏れましたと云うわけがありません。一切合財盛れたはずです。

今回のベネッセの場合も情報管理は別会社に投げ、さらに、そこから下請けに投げられ、そこで働く派遣社員がその情報を売り飛ばした、そんな構図のようです。

ベネッセに限らず、大手の銀行、証券会社、個人情報を扱う大企業も大体この構図が当てはまる仕組みになっているのでしょうね。

これでは、秘密は漏れ漏れです。現在の企業の労働環境は正規社員を減らし、其の分、派遣社員で間に合わせるか、アウトソーシングで外部に依存しています。

派遣社員、非正規社員では、企業に対する忠誠心(良い意味での)も当然希薄になるでしょうから、この様な事件が起きるのは容易に想像できます。過去にも何度も漏洩事件が起きています。

デジタル情報は簡単にコピー出来てしまいます、インターネットで外部と繋がった状態では、最初から秘密は漏れていると考えた方が正解です。

まめに自己管理をして、アンテナを張り巡らし情報をいち早く察知し被害を最小にするしか手はなさそうです。

日本は富裕層、貧困層の2極化が顕著になり、ぎすぎすした事件の多い国になっているようです。子供の貧困率も上昇しました。

日本の行く末、心配ですね。

 

 

 

コメント (2)
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